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2008/02/24/Sun 強羅温泉2日目。
宿の裏の強羅公園は広くてきれいなところだが、さすがに2月では寂しい。
東京東部ではトンと見かけなくなった霜柱を久しぶりに踏み、温室のクリスマスローズ展を見て。
結局、一番手近な観光名所、箱根彫刻の森美術館に行くことにした。
みんな大して期待していなかったのだが、TVで見覚えのあるオブジェやら、変な彫刻やらを見ているうちに、「何でも面白がれるお得な性分」に火がついたようだ。
ほとんど一つずつ丹念に見ていくうちに、帰りの時間ギリギリ、昼食の時間もなくなるほどすごしてしまった。
と言っても奥のカフェで一休みくらいはした。
そのカフェで一休みした理由は「究極の甘酒」。
大吟醸の酒粕を使い、メープルシロップを加えている。
どんなものかと恐る恐る注文したが、意外や、甘さもさっぱりで美味しい甘酒だった。
2008/02/23/Sat 強羅温泉1日目。
いつのも同人友グループで毎年恒例、2月の温泉旅行。
今年は直前になっての準備になってしまったので、宿よりも周囲の施設を楽しむ形にした。
で、箱根小桶園ユネッサン。
ここの水着ゾーン「湯〜とぴあ」は、変わり風呂が売りだ。
岩風呂、滝風呂、なつかしの五右衛門風呂はまだ序の口。
酒風呂は日本酒の香り、緑茶風呂は茶の香りで緑色、2月限定はチョコレート風呂。
ワイン風呂は色がきれいだが、ワインカラーに赤を吸収されるので入った人の肌は青みを帯びて吸血鬼のように不健康に見える。
決まった時間に大瓶のワインが投入されるのが見物。(ただし飲用ではない……どういうワインだ)
本格コーヒー風呂では、湯船のそばに置かれた巨大なドリップメーカーで淹れられたコーヒーが風呂に投入される。
子供ら大喜び。
なかなか楽しいところなのだった。
ただ、コーヒー風呂以外は残念ながら合成の入浴剤が使われているので、肌の弱い人は要注意。
その辺、ちゃんと注意書きくらいして欲しいと、ちょっと思う。
それと、ユネッサンの浮遊風呂は、いわゆる死海の水に相当する高濃度塩水風呂なので、無駄毛処理は入る2日前までにしておかないと、とても沁みる。
そして……露天風呂をハシゴして遊ぶには、やはり暖かい時期の方が適しているかも。
2008/02/16/Sat 突然の来客あり。
チョコとハート型煎餅とフルーツタルトとチーズケーキとトマトゼリーと、そもそもの目的である塩蔵わかめ1kgを携えて。
なぜ田舎の親は、東京の子供のところに大量の食料をよこすのか。
生ホタテ30個とか、ジャガイモ10kgとか、サンマ50本とか、切り身の塩鮭20枚とか、塩蔵わかめ2kgとか。
家族の多い田舎でなら常識的な量でも、一人暮らしの東京では悲鳴と脅威となる。
で、そのおすそ分けがやってきた。
暮れに開けそびれたスパークリングワインと、スモーク臭が強すぎてベルガモットが負けている強烈なアールグレイティーで迎え撃つ。
猫もぜひ加えたいが、来客のチャイムとともに食事さえ放棄して隠れてしまった。
でもすぐ隠れるのに飽きて、遊んでくれるならと愛想を振りまき始めるのが、かりんさん。
ココアさんは寝室に立てこもって、客が帰るまでとうとう出てこなかった。
なぜかTVをつけたら放映していた、沢田研二(悲しいくらい太ったなー)のライブをBGMに、アニメとか声優とか、アイドルとか、同人誌とか、仕事の愚痴とか、持病とか、ダイエットとか、旅行とか、ペットとか、社会問題とか、老後の心配とか、思いつくまま風の向くまま、しゃべり倒して4時間。
お客が帰って静かになった部屋で、女はしゃべらないと死んでしまう生き物なのです、脳の言語野を損傷しても他のエリアに代用野を作ってまでしゃべり続ける生き物なのです、という言葉が頭をよぎる。
2008/02/14/Thu メールサーバ、ダウン。
金曜日の夜から一向につながらない、プロバイダーのメールサーバ。
サイトトップには「日曜の夜復旧した」とあるが、いまだに繋がらないのはどういうわけだか。
「電話が殺到してる」というが、フリーダイヤルの自動応答が電話をとっても、その後ヒトが出ない。
「復旧後のアクセスが殺到してるので繋がりにくい」という説明はわかるが、朝も昼も夜中も殺到してるものだろか。
自分はメール手段を5系統持っているし、メインはプロバイダーメールではないので被害は軽いが、大変なことになっている人もいるだろう。
メールも、もう生活の一部となってなくてはならないことを実感する。
<追記>
その後サーバは復旧したが、「折り返し応答希望」したはずのヘルプデスクは結局電話してこなかったし、不具合はたびたび起こっている。
もうちょっと真面目に対応してくれないものかと。
2008/02/10/Sun 雪、コミティア、ワールドコン本。
名古屋の降りを見て、期待はすまいと思いながらも望みを持っていた雪の予報。
でも昨夜降り出したのは、初めから大粒の雨だった。
もともと夜半には雨に変わる予報だったし、それだけ気温が高ければ雪でも湿ったぼたん雪だから、どの道、積もりもしないとわかっているが、ちょっとがっかり。
そして今日、コミティア。
Iさんの住まう東京東北部は結構な雪だった、と聞いてびっくり。
東京湾に近いここは、そんなに気温が高いのか……
ティアズマガジンでコラム枠にワールドコンレポート本が取り上げられていた。
それを頼りに、3冊ゲット。
出歩けなかった分、他人のレポートを読み漁っている。
しかし、みんな「アメリカのヲタクのボリュームのすごさ」を書いているなぁ。
私も書いたけど。
そして口の悪い、アメリカの大会参加経験者の、一致した意見。
「あれでも篩い分けられている。飛行機の席に座れるボリュームまでの人しか来なかったんだから。」
2008/02/08/Fri PC、さらに不調。
先月から、輝度の調節ができなくなった。
常に最大。これはツラい。
mixiなんぞただでさえ目に痛いのに。
Graphics controllerで明るさを下げてみたり、一部ブラウザはスキンをいじって背景を暗くしてみたり、と手を打ってみたが、絵を描いたり、HTMLを書いてはブラウザでバランスを確認、なんて作業では、明るくせざるを得ない。
目にかなりきている。
いくつかのキーが入りにくいとか、タッチパッドが浮いていて抑えながら使うとか、画面にピンクのノイズが走るとか、CPUが熱くなると予告なしに落ちるとか、使用条件は満たしているのにグラフィックソフトがめちゃくちゃ重いとか、
いろいろ不調を乗り越えつつ使っているけど、今回はダメージ大きい……
2008/02/06/Wed 魂が抜ける。
1時間かけてがりがり絵を描いて、よしできた、保存、と、まさに保存ボタンを押そうとした瞬間に、
落 ち る
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…… ぷしゅうぅぅぅぅっ
htmlタグなんかは、いちいちブラウザで確認しないとどう仕上がるのかわからないんで、ひとつ書くたびに上書き保存しているんで、絶対なくす事はない。
一緒に開いているSterSuite(MSOfficeの互換製品)は、再起動してすぐ「前回のデータを回復しますか」と訊いてくれるし、ブラウザもFirefoxにしたら立ち上げ時に同じく訊いてくれるんで、ありがたい。
ブラウザなんかは履歴も残っているから、そこまで親切にする事もなかろうに。
なのに、一番丁寧な対応をお願いしたいグラフィックソフトが、てんで回復に力を入れてくれないのはなぜ。
そりゃレイヤー1枚ごとに保存というのは本来PC絵描きの鉄則だけど、アナログ癖が抜けなくて、次々作業してしまうんだよ……
途中で手を止めると、どこに向かって描いていたのか見失って、気がついたら力の入れどころや、タッチやテーマが変わってしまうんだよ……
2008/02/04/Mon 鬼を追い出しそびれた。
ここ数年で関東にも「まるかぶり」が広がり、我が家でも結婚以来毎年恒例になっている。
が、もともとそれほど食べる方ではないので、太巻き一本を一気食いはかなりハードルが高い。
いつも半分くらいでギブアップしてきた。
が、今年はなんだかいけるぞ、と思い、初めて一本食べきった。
そこで気が抜けたらしい。
用意してあった豆を忘れて寝てしまい、気がつけば立春の朝。
とりあえず、年の数だけ食べるか……
なんか、「かぶりつきコロン」なんてものもテーブルの上にあるんですが。
(グリコのお菓子「コロン」を切らずに30cmくらいの長さでパッケージしたモノ。)
今日は2月初めてのお屋敷帰宅で、2月のメニュー「トパーズ」を堪能したので、それで鬼遣いもした事にする。
「クリームブリュレ・ナッツ・チョコレートの入ったオールドコニャックのムース」も、「グリオットチェリーとマルサラ酒のシャーベット」も、「国産レモンのサバイヨーネ スペイン産びわと共に」も大変おいしゅうございました。
酒つながりで、期間延長とかの「大吟醸アイス」も追加してもよかったかしら、と思ったり。
2008/02/02/Sat 記念日。
去年もすっかり寝腐って、翌週に仕切りなおした記憶があるが、今年もなぜか日が変わる直前から猛然とウェブページが作りたくなって、HTMLやカラーチャートと格闘しながら夜を明かし、その後は午後まで寝腐ってしまった。
その上こんな時に限って、決して人間にトイレ姿を見せない用心深いココアさんの、『大』の現場をやっと押さえたので、そのブツを採集して病院に定期検査に持っていかねば。
こうしてダレていくのかな、な6回目。
観覧車は来週に回すとして、シチューでも作るかー。
2008/02/01/Fri 東京駅大変貌中。
結婚前は毎日のように世話になった東京駅だが、引越し後は月に数度通るだけになった。
ちょうどその頃から東京駅周辺は、高層ビルがにょきにょき建って、急激に変わりつつあるので、行くたびにうろたえる。
昨年秋に大丸が中央口の真上から北口に引越して、東京駅八重洲口はいよいよ見慣れぬ場所になってきた。
53年物の建物を解体して、新たに建てるのだから、その柱がぶっ刺さっている駅のコンコースが工事だらけになるのは仕方ないことだが、見通しが悪くなって方向感覚も見失うし、旧大丸(鉄道会館ビル)の明かりが消えた後がやけに寂れて見える。
13:41で止まったデジタル時計が、物悲しい。
丸の内側も、赤レンガの駅舎を戦前の形に復元するとかで、足場が組まれている。
あのすっかり見慣れた駅舎が価値はあるらしいが今利用するほとんどの人になじみのない『歴史的形態』とやらに取って代わられてしまうのは、複雑な気もする。
もっとも、私も昔、パトレイバーと紅い眼鏡のダブルパロで、あの駅舎を崩壊させたが。
(パトレイバーの設定では、95年に第二関東大震災が起き、物語開始時の99年には被災した東京駅を旧形駅舎に建て替えている)
丸の内側の復元が完成するのは2012年、鉄道会館ビル跡地のグランドトウキョウ2期工事とグランルーフが完成するのが2013年頃予定。
八重洲の駅前一帯も広範囲に再開発の計画が進んでいる。
6年前の身に馴染んだ八重洲は、6年後には見知らぬ別の街になってしまうんだな。