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2009/06/29/Mon 荒川河川敷の日の出。
睡眠1時間で持たないとか言っておきながら、なぜか徹夜明けで自転車など飛ばしてしまった。
清々しい朝。
夏休みというものがあった頃は毎日のようにここで朝日を拝んでいたものだった。
ちょっと懐かしい。
当時とは違ってきれいに整備された河川敷を、さらに1km南下すると「河口0km」の標識がある。
道はさらに1km伸びており、どん詰まりまでいくと首都高湾岸線の向こうに東京湾を行き交う船が見える。
この辺はジョギング、散歩の人も多いが、釣りに来る人もいる。
水面を魚が跳ね、石で固められた岸をカニが歩いている。
野鳥も多く、今日はオナガを初めて見かけた。思っていたより大きいのにびっくり。
さらに鵜が特徴的な翼を広げて乾かしているところに遭遇した。
カメラを用意して近づいたが、さっと逃げられてしまったので撮れたのは水面を走り去る後姿のみ。
2009/06/28/Sun 有明。
サークル準備時間、BGMはマイケル・ジャクソンだった。
若い子が多いのであまりピンときていなかったようだが、「スリラー」が始まって突然場内が騒然とした。
最近のイベントにはオールジャンル即売会に特定ジャンルのサークルが示し合わせて参加する「プチオンリー」が増えた。
1ジャンルのみのオンリーと違ってここの参加費が高いのがネックだが、煩雑な事務が省略できていいのかもしれない。
オールジャンルよりも細分化されたオンリー即売会が元気な昨今、面白いやり方だ。
この日は30近くのジャンルのプチオンリーを内包していた。
ほとんどイベント自体が合同オンリー即売会に近くなっている。
昔とは違うノリの二次創作活動はそれもとても面白そうだが、今の自分はまったりとオリジナルの縁側に座っている感じで、時間の流れ方が合わないようにも思う。
それとも何か萌えのスイッチが入ったりして、あの中にダイブする可能性もまだあるんだろうか。
その自分は売り子としての参加だが、5月に作ったコピー誌を作り足して委託をお願いした。
5月分は大阪で売り切ってしまったので、作り足して持って行くことはその時点でわかっていたはずなのに、製本作業はご飯会でハイになったままの徹夜になった。
相変わらず計画性のなさに反省。
計画性があればオフセットにするような数に達するほどの部数をだらだらと製本してもいないだろうに。
イベントの空気でやる気を充填した気分で、家に帰るなり他の懸案事項に早く追いつくべく原稿の整理に取り掛かったが、寝不足の反動がそろそろ来そうな気配。
5月もそうだったが、どうも浮沈が激しすぎる。
ジェットコースターのようにハイになっていないで、もう少し年相応に落ち着け、自分。
<私信>
5月のコピー本はSFとは遠くかけ離れているので(大阪の屋台はSこしFしぎなのでギリギリセーフな気がする。猫は存在がSF。)今のところ特に持っていくつもりはないです。
荷物の量によっては何かの足しに数冊忍ばせていくかもしれませんが。
2009/06/27/Sat 恒例ご飯会。
今日のテーマは「持ち寄り」。
ただ、誰が何を持ってくるかわからず、闇鍋になりかねないところがある(実際かぶりまくりで全員無言になったことも何度かある)。
手製惣菜ならかぶるまいと、、朝一番で材料を買い出し、「キャベツとひき肉の重ね煮コンソメ仕立て」「大根と鶏手羽の煮物」を作ってタッパーに詰めた。
集まるとアイスプラントと生ハムのサラダや、きのことグリーンのサラダ、鶏もも焼、ナスの煮物、たまねぎと卵のコンソメスープ、ハムとたまねぎのマリネなどなど、材料は重なるもののバラエティに富んだ食卓が出来上がった。
主食の炭水化物がないが、それでも充分すぎる品目と量。
これでも持ち寄る量は初期の頃と比べて大分減ったのだ。
それは、「7人で集まるのね、では『7人分の食事』を」とお互いが思い込んでしまって、結果とんでもない量になってしまったことから「一人でも食べられる量だけを7人が持ち寄るのが正しい適量」ということを学んだ結果だ。
満足したところへデザートに夏らしい和菓子、変わり餡のプチたい焼、さくらんぼ、デザートワインなども出て、別腹を満足させるべく、さらに盛り上がった。
アニメのOP/ED集をBGVに、しゃべりまくり食べまくりで6時間、夏に向けての充電完了。
2009/06/23/Tue 〆切前に機械が壊れるの法則。
昨夜発動。
洗濯がやっと終わったと思ったら orz
プリンタヘッドの通電部分がイカレたらしく認識されないし、異常発熱している。
まだ5年しか使っていないのに、どう考えても修理代より買ったほうが安いのが滅入る。
題字とネーム打ち出さなきゃならんのに。
同居人には、徹夜明け一発勝負の5月のコミティアの朝でなくてよかったねと言われた。
た、確かに。
が、今だって大差ない。
諦めて駅前のヨドバシに駆け込むか……
2009/06/22/Mon ほんとに忙しいときに限って。
もしかしたら、ココアさんはカラーが気になって元気がないのではなく、うっとおしいカラーをつけられて機嫌が悪いのかも知れない。
だからといって〆切カウントダウンの今日を狙って、お粗相なんて手に出なくても。
しかも2回。
しかも2回目はヒトのベッドで。
ポタポタと水分が筒抜けのビーズクッションは真っ先に洗って外に干した。
マットレスにまで通ってしまった染みは、たたいて拭いて、消臭・除菌にファブリーズを吹きかけ、ドライヤーで蒸発させた。
クッションカバー、部屋着、ベッドパット、シーツ、布団カバー2枚、夏掛け、ダウンケットが洗濯機の前に積まれた。
今日はとにかく洗濯だ。天気も悪いのに。
マットレスももう一度拭いて、布団乾燥機で揮発するものを全部追い出す。
洗える物はいいとして、ダウンケットをどうしようか、頭が痛い。
古いものだから、今回はいっそ処分という選択肢もあるけれど。
ヒトを深夜に大騒ぎさせて気が済んだのか、ココアさんは珍しく長々とお休み。
ちょっと恨めしい。
こんな時は、屈託のくの字も持たないかりんさんを贔屓したくなる。
ココアさんに「するところはここなんだよ」とトイレでと説教し、かりんさんに「姐さん、言い聞かせてやってくださいよー」と頼んでみた。
「次はふたりとも寝室出禁だからね、連帯責任だからね」と脅してもみた。
偶然でも気のせいでもいいから、効果ありますように。
2009/06/21/Sun 謎。
DAPを使い始めた同居人が、付属のカナル型イヤホンが性に合わない、と言ってきた。
確かにカナル型は、タッチノイズや自分の顎の音、歩く振動などが結構気になる。
密閉性が高く周りの音が遮断されるのも良し悪しで、音楽に集中できる代わりに外に注意を払えない。
ならばと、製図台のそばに転がっていた私のクリップ型を貸してみた。
耳に引っ掛けるので眼鏡と二重になるのはどうかとも思ったが、この方が具合がよいようだ。
私も同時期に買ったDAPのカナル型を使っているので、空いてるからそのまま使い続けていいよ、と言った翌日、
同じ場所からもう一つヘッドフォンを発見した。
同じメーカー、同じ型、コードの巻き取りもまったく同じダブルタイプ、ただ、デザインが違う。
このメーカーのこのシリーズでダブルコード巻き取りは1種類しかないので、おそらく時期が違うのだろう。
困ったことに、どちらも見覚えも使った覚えもある。
買った記憶は1度しかないのに。
これを使う場所はとても限られ、ノートPCか製図台そばのCDプレイヤーに挿すだけ。
その狭い範囲で、二つの物を混同して一つと思い込んで、何年も使い続けていたのか。
なんとも間抜けだ。いつからなのか。
それはともかく、どちらか一つはいったいどこから来たのか。
数少ない我が家のお客様の中で、誰かお忘れになったのか。
普通、これだけ外して忘れていくことはないとは思うけど……
2009/06/20/Sat こんな時に限って。
なぜ猫はヒトが忙しい時に限って手のかかることをするのか。
ココアさんはまた舐めハゲを作った。
発見して即時カラー装着。
カラーをつけるとトイレのフードに引っかかるので、フードを取らなければいけない。
さらにココアさんはなぜかオスのように壁に「小」をするので、ペットシーツを壁に張らねばならない。
しかもトイレを使ったあと、執拗にペットシーツを砂の上にかぶせようとしてぼろぼろにするし、かぶせられた後はトイレが使えないので、シーツは頻繁に張りなおさなければいけない。
手間のかかる。
舐めハゲが治るたびに喉もと過ぎて先延ばしにしてしまっていた拭くだけで掃除ができるトイレボックスを、今度こそ作らねば。
そしてかりんさんはまったくの病院知らずで丈夫なことこの上ないが、
「起きたらまず漢方薬をレンジでチンして飲み、猫のエサ皿を洗ってご飯」
という朝のパターンを半端に学習してしまったらしく、レンジの音や洗い物をする音で飛び出してきて熱烈にご飯コールするようになってしまった。
一日に何度台所に立つと思っているのか。
2009/06/17/Wed 銀座ユザワヤ。
銀座の用事のついでに、ちょっと前に松坂屋の向かいに入ったというユザワヤを覗いてみた。
残念ながら近所の駅ビルの手芸店と変わらない規模だ。
「ユザワヤで」というレベルの買い物をするにはやはり蒲田まで出向かねばならないようで。
銀座にはHANDSも来たが、同じくHANDSとして当てにするには渋谷に行くしかないらしい。
移動に負担が大きい訳ではないので、今まで通り蒲田・渋谷に行けばいいだけだが、ならばなぜ今時半端な規模で銀座なんぞに(蒲田にしろ渋谷にしろ電車1本で行ける場所)出店なのか、とちょっと不思議に感じる。
ただ、高級ブランド通りになってしまった銀座中央通りで、見慣れたロゴにちょっとほっとしたのも事実。
2009/06/16/Tue 21時半、雷雲通過中。
三鷹から横浜方面へ帯状に広がっていた雷雲が、東へ流れてきた。
ビカビカと走る稲妻、響く雷鳴、ざざぶりの雨。
こんな雷雨は梅雨明け間際の風物詩と思っていたが、最近は亜熱帯化が進んでいるのか。
でも気持ちよいので、窓際で見物しながら作業。
2009/06/14/Sun 苦手。
辞書をひっくり返しても、ネットで各種辞典・事典をあさっても、いいアイディアが出てこない。
タイトルと1枚絵が大嫌いだ。いつも一番最後。
きっと〆切の当日朝くらいにうなされるように決めるんだろうけど、それまでうなされるほど頭を絞り続けないと下地が作られない。
カラーの1枚絵なんて二重に嫌いだ。
なのにデジタル化のあおりで、多色より下手すると5色カラーの方が安くなる。
ただコマを割って黒1色でひたすら描いていられたらいいのに。
2009/06/13/Sat 久しぶりの「ご帰宅」。
5月から目まぐるしく忙しく、今頃四月以来、今月最初の「ご帰宅」となった。
お屋敷の使用人の顔ぶれはまた変わってしまったようだが、出迎えのS執事のまん丸な笑顔に一瞬で癒された。
そして、今年最初のダージリンファーストフラッシュをいただいた。
薄い水色のファーストフラッシュは日本茶のような緑の香りを残す。
ああ、紅茶とケーキでただおしゃべりの時間を過ごすのはいい。
ちょっと臨界点が近かったんだなー、と外に出てから思う。
でも時間貧乏性な私はやはりぼーっとするよりちまちまと動いていないと落ち着かないので、仕事を進めるべく、画材店をハシゴしてから帰途についた。
紅茶の余韻が名残惜しかったので、お湯と牛乳1:1アッサムとミントの葉をこれでもかと入れてお湯と牛乳1:1で煮出し、ミントロイヤルミルクティーにしてみた。
目が覚める。
さー、作業に取り掛かろう。
2009/06/10/Wed 引越し手伝い。
友人が引越しをした。
一人暮らしなのに2.5トン車に乗り切らない、2度運びするにももう新居もいっぱいで入れる場所がない、どうしよう、と煮詰まっているところへ手伝いに行った。
ワイヤーラックを組み立てつつ、やはり一般人の荷物はどんなに多いと言っても軽いなー、と変なところで感心してしまった。
ほとんどが服と雑貨・食器、という。
少なくとも、床が抜ける心配は露ほどもいらない。
収納というのはドラえもんのポケットのようだと、いつも思う。
段ボールに入れて積み上げると途方にくれるような量が、ラックに収まると大したことないように見えてしまう。(本棚は特にそうだ)
テトリスのように荷物を動かしながら、ラックを組んでとりあえず物を収めると、部屋の真ん中に場所ができた。
引越し屋は家具を配置させるために部屋の端でなく真ん中に段ボールを積む。
それはたいした圧迫感で、荷物が多いと途方にくれる身には挫けてしまいそうに感じるが、一転部屋の中央が空くと、それだけで居場所ができた気分になる。
そこで本当に落ち着いてしまっては部屋が片付かないが。
なんとか、ここに残りの荷物が入るね、と安心できたところで、とっぷり日は暮れた。
もう少し手伝いらしい手伝いもできればと思っていたが、助っ人と名乗るには私もスキルが低すぎる。
その勢いで家に帰って、今頃やっと季節の服の入れ替えをした。
日々増え続ける本の整理もがっつりやらなければいけないのだけれど。
2009/06/09/Tue おステキレストラン再び。
先日入って内装とコンセプトにびっくりしたレストラン。
早くも2度目の訪店となった。
のっけからインパクトのある店名は「ベルサイユの豚」。
エレベータでフロアに出ると、いきなり破壊力抜群の巨大な肖像画が掲げられている。
怯みつつ店内に足を踏み入れ、人数を告げると、「セレブリティご来店でーす」と呼ばわりつつ案内される。
店内には巨大な豚のオブジェが二つ。
土台に彫られた名前はオスカルとアンドレ。
これはそれとわからないほどゆっくり回転していて、見るたびに横顔だったりお尻を拝むことになったり。
「豚しゃぶおいし〜い」と言いながらふと振り返った時にアンドレの正面顔と目が合うとちょっと心臓に悪い。
オリジナルカクテルは「革命前夜」「フェルゼンの涙」「バラの憂鬱」「アントワネット」などベルサイユ繋がりと、「100万t !!」「Louis-Bu-Ton」など豚繋がり。
メニューの説明が抽象的でベースもわからないものが多く、注文がバクチなのが難点。
大体甘く、赤系の色が多い。ただ、飲んでみた感想が「メロンソーダ」「イチゴのかき氷シロップ」など駄菓子っぽいのはどういうわけだか。
「ショコラの誘惑」に至っては、パフェのような飾り立てで出てきた。
生のバラの花のピックにブルーベリーとストロベリー、ミントを飾って、背景にイチゴとホワイトのチョコレートのネット、仕上げにパウダーシュガー。
ただ、これはショコラの風味が薄い、もっとココアのように甘くしてもいいだろうに、というのが、その場で一致した意見だった。
先週もゴディバのチョコレートカクテルを飲んだが、やはりチョコレートをかすかに感じる程度の薄さだったので、カクテルのチョコレートというのはこの程度が普通なのかもしれない。
が、「チョコレート」「デザートカクテル」と言われたら、やはり相応の甘さを期待してしまうのだが、どうなのだろう。
なにやら勢いづいてしまって、17種類のオリジナルカクテルを、前回・今回の2回で、全て誰かが注文して、味を見たという結果になった。(面子は3人が前回と同じ)
食事は当然豚が中心、前菜のハムから豚串、しんじょ、豚しゃぶ、雑炊、デザートのプチシューとアイスに至るまで、おいしくいただいた。
場を設定してくださったKさんに手を合わせて感謝。
そして Iさんとは「ベルばらファンのHちゃんにここを見せたら、喜ぶかなー、泣くかなー」と悩む。
いつか見てもらう機会が来るかな。
2009/06/08/Mon 受付番号の行方。
コミケの受付確認はがきが来たとき、なくさないようにと切り取って、所定の位置に仕舞ったつもりだった。
6月に入り、当落通知発送が近づいたのでウェブで検索しようと探したが、お約束のようにない。
最近封筒の当落通知は届くのが遅いので水曜日あたりまでかかるだろうが、仕方ない、待とう。
と腹をくくったばかりの今日、早々と通知が届いた。
それを見てどこに仕舞ったかを思い出した。果たしてそのとおり発見した。遅い。
とりあえず、同好会 海(カイ)のスペースは
8月16日(日) 西地区 は-11a です。
そして、1983年冬コミに初参加した「海」はこの日に解散します。
活動は今後 SERRA の名前で続けていきます。
2009/06/07/Sun ココアさん。
座卓でPCを使っていると、時折ヒト恋しくなったココアさんがやってきて、ひざに乗せれ、という。
必ず左から乗って右に頭を置き、右手をなめさせろ、と要求する。
同居人にも同じことをするので、右手でマウスを使う同居人は困り果てる。
……私も右利きなのだが、右手より左手を拘束される方がつらいので、そう躾けてしまった。
ごめん、同居人。
そして、自分よりPCに夢中になっていると、そんなものに構わずに自分を撫でれ、と顔を見て訴えてくる。
それでも隙を見てぱたぱたと片手打ちしていると、へそを曲げて飛び降りてしまう。
繊細で神経質で難しいお嬢さん。
かりんさんは気にも留めないカメラをめちゃくちゃ意識するココアさん。
かすかな起動音にも気づいてしまうので、彼女の写真を撮るのはとても難しい。
今日はひざの上に乗ったところを何とか捉えた。
すぐにご機嫌斜めになり、降りられてしまったが。
2009/06/06/Sat 「と」。
今年もトンデモ本大賞2009に、池袋まで行ってきた。
年々増えると学会関係の出版と会員の同人誌で、狭いロビーの物販が大変なことになっている。
今年は「祝・ノストラダムスの大予言大外れ10周年」だそうで。
最初の特別発表は、いきなり「と学会VS五島勉 正しかったのはどっちだ」という濃いお題。
と学会エクストラは秘密結社フリーメーソンの、日本支部グランドロッジの地下にある儀式の部屋が興味深かった。
最近は開けてきて取材もOK、会員を募るために説明会も開いているらしいから、本当に会員不足が深刻なのだな。
大賞候補作は4つ、うち3作は今までのトンデモをいろいろ吸収したビリーバーがさらに再生産しているような、第3世代的なもの。
どれもそれなりにインパクトはあるが、飛びぬけたものはなかったようで、投票は接戦となった。
集計中の出し物は去年に引き続き活動弁士坂本頼光さんが登場した。
昭和10年の無声映画を上演(「古典を申しわけありませんと言って演るのはここくらい」と言いつつ)ののち、「人格疑われそう」「いつも以上に変態」「嫌わないでくださいねー」と言い訳しつつ、自作アニメ「サザザさん」を披露した。
この日の14:50頃に完成した、まさに最新作だそうで。
うん……変態チックでした。
というか、今年もと学会全体で下ネタが多い。
と学会年鑑を出している楽工社からのアンケートがあったが、お題は秘密結社について。
「知っている秘密結社を挙げてください」
……フリーメイソン、薔薇十字団、イルミナティ、P2、東方聖堂騎士団、テンプル騎士団、黄金の夜明け団、KKK、地獄の火クラブ、カルボナリ、青年イタリア、白蓮教、義和団、三合会、シオン修道会……
名前だけでいいならもっとあるぞ。
あと、ブラックゴースト、ブラックサタン、ショッカー、ゲルショッカー、デストロン、BF団、死ね死ね団、ゴルゴム、鷹の爪、普通の人々……
来年のトンデモ本大賞はまだ「期日未定、場所未定」という。
「各自ルートを使ってたどり着いてください」
……秘密結社か。あ、忘れてた、と、設問の最後に「と学会」と加えてアンケートを提出した。
2009/06/03/Wed こともなく更ける夜の猫。
ヒトはPCに張り付いて動かないので、猫は退屈している。
時々立ち上がるとかりんさんが、ごはんを出すか遊べ!と飛びかかってくる。
かりんさんが騒ぎ出すのを見て、ココアさんも便乗しようとやってくる。
そして何か食べた後は元気にひとしきり駆けずり回って遊び、またごろんと元に戻る。
猫の生活は平和だ。
2009/06/02/Tue 思い出は美しすぎて現物を見返すと死ねる。
同人サイトは活動情報メインでいいと割り切るつもりでいた。
でも「創作同人」としてはやはりそれは寂しいので、もう本がない、あるいは本にならなかった昔の山のようにある原稿のコーナーを作るのもいいな、と考えていた。
甘かった。
思いがけず発掘してしまった20年前の原稿は、あまりの破壊力に悶絶死できるシロモノだった。
絵が古くて下手なのは覚悟していたつもりだったが、記憶以上だ。
ああ20年前の同人絵は確かにこんなテイストだったな、という時代の影響が全開。
表現も題材も正視できないほどクサい。
その上、言葉遣いがひどい。
ああ、確かに当時はこんな馴れ馴れしい口調が普通だった。若かった。
自分の口が悪いのは徐々に自覚が出てきたので、なんとか改善しつつ今まで来たつもりだが、記憶以上に鼻持ちならないネームに、20年前に飛んで帰って自分を殴り倒したくなる。
自分の描いたものくらいちゃんと覚えているつもりだったが、結構心の中で今の絵に近く修正を加えているものだ。
ただ、当時の勢いや思いやアイディアはしばしば今以上の熱を持っていて、同じようにまた描きたいと揺り動かされるのだけれど。
これをネットで今更晒すにはほとんど全面改稿の覚悟が必要そうだ。
(描き下ろし予定が今も4年分くらい押しているのでとても非現実的)
それは諦めた。
かといって、自分自身が二度と見ないと割り切ることもできない。
いつか、自分の未熟な時代を正視できるほど老成した日がくるんだろうか。
あるいは潔くすべて捨ててしまえるほどに「昔」から解放される日が。
それまではこれを抱え続け、たまに見返してはのた打ち回る苦行を続けるんだろう。嗚呼。
2009/06/01/Mon 鮎漁解禁日。
偏食が異常に激しかった小学生の頃、鮎(白身のみ)は食べられる数少ない魚の一つだった。
祖父の趣味の一つが鮎の友釣りで、田舎に帰ると鬼怒川で釣ってきた。
いまだに6月1日はまた鮎が食べられる夏が来た、と思う日だ。
鮎のお造りは忘れられないほどおいしかったけれど、あの頃は生の鮎の寄生虫の恐ろしさを知らなかった。
悩みなく鮎(白身だけ)を死ぬほど食べてみたい……