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2009/05/31/Sun まったり日曜日。
雨の日に洗濯をしたくなるのはなぜだろう。
部屋干ししまくって、昨日来客のために整えた居間は早くも台無し。
原稿をいじり始めて紙と本が散乱して、さらに台無し。
2009/05/30/Sat おステキレストラン。
前々からとても気になっていた名前の店があり、ついに昨日、入る機会が訪れた。
エレベータを降りたエントランスからもうぶっ飛んだその店の内装は、ほとんどテーマパークの域で、一瞬入るのを戸惑ったくらいだ。
もちろんメニューもオリジナルカクテルも徹底して変。
同行者共々、変な店ー、丸ごとネタだー、何でこんな店にー、と終始言い合っていたこの店の謎は、食事の後にお手洗いに立った時に解けた。
コンセプトの違ういろいろな系列店の一覧が貼られている、その中の一つに見覚えがある。
おとぎ話のお姫様がテーマの、銀座という立地が泣くレストランだ。
この系列店、現世ではない異空間コンセプトのレストランを多く出している。
なぜこんな場所にという立地選択はともかく、ぶっ飛んだ演出が経営方針だということは理解できた。
写真はオリジナルカクテル「王家の首飾り」とオリジナルではないらしいが微妙でオトナメロンソーダとでも表現したいカクテル「ゴジラ」、おステキさを倍増する壁の芸術。
諸事情により、店名ほか詳しいことは後日改めて。
店内で最も異彩を放つオブジェもできればその時に。
2009/05/27/Wed 美術館へ。
終わり近くなったルーブル美術館展に行ってきた。
ルーブル展は2ヶ所で開かれている。
なのでハシゴすることにした。
4月のカルティエ・阿修羅は同じ敷地内だったが、今回は上野と乃木坂。
上野のルーブル展のテーマは17世紀西洋絵画。
ひとつでも目玉になる絵がいくつもある。
フェルメール、レンブラント、ルーベンス、ベラスケス、ラ・トゥール。
名のある作品は過去にも見たものや、いろいろな形でメディアで目にするものが多いが、やはり本物は見れば見るだけいいに決まっている。
「どうしても本物を見たい」と言う母親についてルーブルまで行って、ラ・トゥールの「大工ヨセフ」を見たのがかれこれ四半世紀前。
まさか日本で再会するとは思わなかった。
次はルーブルでも見られなかった「天文学者」に会えますように。
食事を挟んで乃木坂に移動、初めて国立新美術館に入った。
上野は平日とは思えない人出だったが、こちらはやや空いている。
テーマは「美術の中の子供」
古代エジプトからギリシャ、ローマ、中世ヨーロッパまで、様々な美術品から、当時の子供を取り巻く世界を読み解こう、という。
生や死や愛や知恵や愚かさや無垢や危なさやいろいろなものに喩えられてきた子供。
現実でも家族愛の中心だったり、政略の狭間にいたり、子供は様々な「対象」と見られている。
一方で、古代の子供が遊んだ動物の彫り物を乗せた車や、シンプルそうだが遊び方は伝わっていない遊戯盤とその駒など、いつの時代も変わらない子供の生活の一片。
見ながら、それらを誰がどんな経緯で作ったのか、どんな人物の手に渡ってここまできたのか、背景がやけに気になる美術展だった。
ところで、美術品の文句をつける余地はない価値は認めた上で、どうしても気になるのは子供の描き方。
大人と同じバランスで単に小さい人に描かれてしまった子供と、はちきれるほどぷくぷくと強調された赤ん坊像がやたらと多いのは、「子供」という題材が画家にとって常のものではなかったせいか。
現代でも「女が描けない画家」というのは一定数いるが、子供についても同じことが言えるのか。
2009/05/25/Mon 春の香り。
桜の季節はすっかり過ぎてしまったが、桜茶などいただいた。
そういえば、こんな八重桜を5月の空に見たこともあったっけ、と思い出しつつ。
ちなみに、100% 桜なので香りは豊かだが味はほとんどない。
よくある桜茶は塩漬けだが、これは塩さえ入っていないので。
2009/05/24/Sun すてきなお部屋。
ここまでつき抜けられると拍手。
ちょっとやってみたいが「ちょっと」じゃ楽しい部屋にならないだろうな。
http://www.paropunte.net/archives/721744.html
2009/05/23/Sat 高尾山でヨーデルとアルプスホルンが鳴り響く。
毎年恒例高尾山。
ミシュラン効果で今年も人は多く、店も盛況、山門内はテーマパークのごとく、年々ありがたいものが増えたりきれいにリニューアルされたりしている。
観光地盛り上げの一貫か、高尾山口ではこの日は「ヨーデルとアルプスホルン」のライブが行われていた。
山から下りてきた頃にちょうど始まり、アルプスホルンを生で聞いたことがないので、つい最初から最後まで見てしまった。
ギターを抱えハーモニカホルダーを首にかけた年配の男性が、一人で演奏もヨーデルもこなす。
のこぎりと弓を持ち出して、「シンギング・ソー(ミュージック・ソー)」も演奏する。
きれいに色づけされた陶器の洗面器のような器は何かと思ったら、この中でコインを転がすガララララ……という音を伴奏に歌う、というのがスイスにはあるそうだ。それも実演した。
(検索したところ、「ターラーシュビンゲン」というらしい)
器は重く、片手で転がすのは難しく、見た目よりしんどいようだ。
にしてもなんとも器用な。
アルプスホルンは、これまた出演者である年配のご夫婦の手作りとか。
少々拙いながらよく伸びる音色の脇でヨーデルの男性が振る羊の鈴が、アルプスの風景を描くようないい演出だった。
が、ご夫婦退場の後最後にヨーデルの男性もアルプスホルンを1曲披露して終わったが、正直こちらのほうが上手だった……どこまでも器用な。
初めてなのに懐かしいものを見た気がした。
昭和30年代は登山ブームとともにスイスアルプスのイメージが多くメディアで取り上げられ、憧れを抱く人も多かった。
40年代に育ったものは、そのイメージでスイスを教えられてきた。
今ではすっかり下火になり、スイスも普通の観光地のひとつになってしまって、イメージも大分変わった気がする。
多分、今日見たのはあの人たちが若い頃強烈に憧れたスイス、あの世代が愛好したイメージのままのスイスだったんだろう。
「毎年1歳ずつ平均年齢が上がる」などと趣味の世界でも言われる。
ブーム中は当たり前のように浸透しても、特に子供だとそれが世間の常識のごとく刷り込まれたりもするが、共通認識になっているのはその世代だけでいつの間にか取り残されている、案外、下の世代には伝わっていない、と肌で感じることが多くなった。
新しい情報についていっても、今に生きているつもりでも、自分を作ったのはやはりその時その時の時代であって、その上に今の時代を纏っているだけなのかも、と考える。
孫の世代とタメを張れるコンピューターおばあちゃんもかっこいいが、自分の世代に素直な「昭和ロマン」なおばあちゃんも粋かもしれない。
どんな老後を目指そうか、などとヨーデルから妙な方向へ迷いながら、はつらつと歩く老人グループに追い越されつつ帰りの道を歩いた。
2009/05/21/Thu ジンクス。
ヒロコさんは大好きだが、めったに聞けない。
なぜなら 「聞くと原稿を落とす」 恐怖のジンクスがあるから。
特に「たんぽぽサラダ」は超強力で、四半世紀前から何度も痛い目に遭ってきた。
他人様の原稿なら影響ないと思っていたのに、手伝った Iさんの本が落ちるという大迷惑をかけてからは、絶対に原稿に触る時には聞かない。
……トロントの旅行本以来同人誌の発行が滞っているのが、たんぽぽじゃないし1曲だけならいいよねーと頻繁に聞いていたコッキーポップベストの中に入っている「帽子屋さん」のせいとは思いたくないが。
そのヒロコさんを久しぶりに聞いている!
しかも「たんぽぽサラダ」!
締め切りが遠いインターバル期なので、ちょっと気を緩めてみた。
まだ原稿には触っていない。
余裕のある今原稿に触って、完成まで漕ぎ着けられたらヒロコさんと和解できるかなー、でもここへきてまた落ちたら本気でシャレにならないなー、とドキドキしながら迷っている。
2009/05/20/Wed 銀座の雑踏。
関西ではインフルエンザが広がりつつあって、マスクが品不足などと報道される。
東京に侵入させないために、とか論評される。
はっきり言って東京-大阪間にフィルターが張れるはずもなく、もう入り込んでいるだろうと思う。
もしかしたら、弱毒の今のうちに徐々に(社会的に麻痺しない程度のスピードで)感染が広がって免疫ができていたほうがいいのではないかとも思う。
スペイン風邪は、春先の最初の発生時は今回と同じく弱毒株だったが、秋に再びシーズンを迎えた時には歴史的な強毒性に豹変していたというから。
そんなことをつらつら考え歩く銀座の街では、マスクなんぞ誰一人していない。
地下鉄の中でちらほら見かける程度だ。(車両の中は密閉空間なのでこれは正しいと思う)
でもやはり相変わらず原因不明の咳をすると、他人の目が痛い。
2009/05/17/Sun パンデミック。
土日の間に、健康相談がいくつか来た。
いつものことだが、私は医学も生物学も修めていないし、会社で教育されているわけでもない、
辞典と報道程度の基礎を右から左に伝えるだけなのだけど。
でももう5月というのに広がり続けるインフルエンザって、本当にインフルエンザか。
もし日本列島が湿度100%になる6月になっても続いていたら、(88ではなく)MM-87くらいの代物かもしれない。
同じ間に、技術的相談もいくつか来た。
普通にサイト閲覧で感染するシャレにならないウイルスが現れて、おちおちネットもできないと。
このウイルス(正確にはマルウェア)、出現報告を聞いたのが一ヶ月も前なのになぜ今になってと思ったら、亜種を次々作り出してセキュリティが追いつかないというから、性質の悪いインフルエンザのようだ。
被害の最終形はブルースクリーン、近頃珍しいくらいアクションの派手な強毒性。
現実とバーチャル、パンデミックのサンドイッチって、どういうパニック小説だ。
ただ、どちらが怖いかと言われたら、PCのほうかもしれない。
人間の体は可塑性が高いけど、PCのダメージは0か100かだから……
<付記>
JSRedir-R または Gambler 今回日本では「GENOウイルス」として広まりつつあるマルウェア対策基本
・Windowsを最新に更新 IEはできれば8にバージョンアップ
・セキュリティソフトも最新に更新
・Adobe Reader と Flash Player を最新版に
・JavaScript をoff にしておく
ITmedia News 09年5月21日16時55分
GENOウイルスに同人サイト連鎖感染 拡大防止へ協力の輪広がる
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/21/news077.html
(情報のまとめサイトへのリンクあり)
COMPUTERWORLD.jp 09年5月19日
猛威を振るう「JSRedir-R」マルウェア、ソフォスが注意を呼びかけ
http://www.computerworld.jp/topics/vs/146109.html
2009/05/16/Sat 「動物にやたらと好かれる人」は実在する。
来客あり。
いつも通り引きこもった猫たちを尻目に話していると、いつもより早くかりんさんが出てきた。
お客の体中の匂いを嗅ぎ(猫式初めましての挨拶)、納得したように離れてしばし様子を見る。
その後また近づいてきて、いつも通り寝転がったり、かまえと言ってきたり、普段の振る舞いをし始めた。
めずらしい。
というか、子猫のころ以来だ。
かりんさんのリラックスした様子に、ビビリのココアさんまで出てきた。
へっぴり腰だが、いつもと違いお客の前まで出てきて匂いを嗅ぐ。
シッターさんの顔合わせの時でさえ、ここまで積極的になることはめったにない。
この客人、なぜか犬猫に異常に好かれる。
初対面の猫でも人見知りする犬でも、自ら進んで懐きに来るので、飼い主が戸惑うこともしばしば。
超絶ビビリのココアさんにまで発揮されるとは、やはり驚き。
かりんさんは終いには客人の足の上に尻を乗せて、「あたしのテリトリー」宣言していた。
それはさすがにどうかと思う。
2009/05/15/Fri 30年前の味。
同居人がパック飲料を買ってきた。
「グリコ ピネス」なる、レトロなパッケージの乳酸飲料。
「ふんわりラムネ風味」ともある。
二人ともマミーのような色を想像していたが、半乳白色で薄めたカルピスに近い。
案外甘くはなく、酸味からラムネを想像できなくもない。
ラムネ「風味」というには無理があるように思うけど。
普通に飲める乳酸飲料だった。
それはいいのだが、もうひとつのコピーが気になる。
「約30年の時を越えて 復 活 ! 」
30年前の記憶は二人ともしっかりしているが、東京も大阪もこんな飲み物を店頭で見た記憶はない。
いったいどこで流通していたのか。
グリコの商品情報でも
あの「ピネス」がふたたび登場!
昔懐かしい味わいが、約30年の時を越えて復活!1975年まで発売されていた「ピネス」が、装いも新たに現代によみがえりました。
としか書かれていないので、やはり詳細はわからない。
2009/05/14/Thu 失敗。
連休終わりにいつも通り猫砂「トフカスパイン」を注文し、今週それが届いた。
が、「トフカスRee」と書かれた中身が。
うわ、間違えた。
同じ画面に並んでいて、間違えないように、と思ったのに。
パインは松の香りだが、Ree は青りんごの香りだ。
猫が香りを嫌がらないかなー、と恐る恐る開ける。
香りはそれほどきつくない。
それでも「ここおトイレじゃない」と思われるとコトなので、古い猫砂の下に敷いて、香りに慣れてもらうようにしてみた。
敷き終わるのを待ちかねたように、かりんさんご利用。
よかった。
このシリーズ、他に「ほんのりやさしいピーチの香り かわいいピンクの砂」の Pee があるが、「すっきりさわやか青りんごの香り きれいなブルーグリーンの砂」とどっちがマシだったか。
きれいなブルーグリーンは、慣れないせいかパインのクリーム色と比べて目に痛い。
まだ排泄物の色を気にしなければならない年ではないので、これで異常を見落とすとかいう事態はないと思うが。
いつも箱で買うので、このりんごの香りがあと15袋もある。
消費するのに3、4ヶ月。
ああ。
2009/05/13/Wed テントウムシ。
ベランダの手すりに、待望の来訪者。
ウェルカム、レディバードさま。
我がベランダガーデンはアブラムシに蹂躙されております、ささ、存分にお食事を。
と、テントウムシをそっと捕まえ、ベランダ奥のワイルドストロベリーに移した。
と、そこにはアブラムシでない、見慣れない団子虫のような……
……テントウムシの幼虫とサナギ。
それもいくつも。
よく見れば、アブラムシで怖いことになりかけていたWS周辺がさっぱりきれいになっている。
食べつくしたのか。
しかも、ここで増えていたのか。
黒地に赤い二つ星の成虫は、ここで生まれてオトナになって、ご飯を探しに手すりまで移動したのか。
(成虫はかなり大食らい)
うれしいやら、困るやら。
ウドンコ病の兆しもあって、薬を撒こうと思っていたのに、撒けなくなった。
自然農薬の作り方を調べてこなくては。
2009/05/12/Tue やられた。
かりんさんが、私の小物入れから発掘したらしい柘植の櫛を抱え込んでいる。
取り上げなきゃ、と気づいたときにはもう遅かった。
櫛の歯を折られた……
ああ、また買いなおさなけりゃ。
2009/05/11/Mon いまさら知ったこと。
マザーグースの一つ「6ペンスの歌を歌おう」は、アガサ・クリスティなどが小説の題材にとっていたり、和田慎二の神恭一郎シリーズ「左の目の悪霊」で使われたりと有名なのだが、ここでパイにされる24羽の Blackbird は、「黒つぐみ」と和訳されている。
知られた訳は北原白秋、竹友藻風、谷川俊太郎などがあるが、どれも「黒つぐみ」だ。
だから、Blackbird =クロツグミを疑ったことはなかった。(ただし米語ではムクドリモドキのこと)
なのに。
今日、クロツグミは Japanese Thrush 、ヨーロッパの Blackbird は和名クロウタドリ(黒歌鳥)であることを知った。
(ついでに Thrush はツグミとともに口の中にできる白カビ=鵞口瘡を指すことも知った。
不用意に画像検索したら精神的にダメージを受けてしまった)
クロツグミにブラックバードとずっと脳内ルビを振ってきたのに、そういうキャラもかつて描いたことがあるのに、いまさら。
クロウタドリではなんだかしまらない。
軽くアイデンティティが崩壊して目眩がする。
2009/05/10/Sun 来客あり。
GW前にもあったので、片付けが楽だった。
というか、来客がないと片付かない家からいい加減卒業したい。
あらためて、GWの修羅場跡の片付けと、次の作業の準備。
去年作業エリアを撮った写真が出てきたので、晒してみる。
2009/05/08/Fri 虹。
夕方6時過ぎ、ふと空を見ると、見事な虹。
写真だと色が飛んでしまうのが残念。
二重の虹で、外側にうっすら副虹があるのだけれど。
ところで、ホースで撒く水とかでなく、空にかかる虹を見る時は、ここ20年くらい毎回が二重虹なのだけれど、本当にそんなに珍しい現象なのだろうか。
とりあえず、あと一生のうちにぜひ見たいのは、月虹。
2009/05/06/Wed 脱力。
完徹の反動でまた爆睡12時間。メリハリがありすぎる。
こまめに寝て起きて1日を2、3回に分ける生活は体にいいそうだが、逆に2日を1日として生活するのは絶対よくなさそうだ。
とりあえず、修羅場跡を掃除しなきゃと思いつつ、回復に寄る年波をひしひし感じる連休最終日。
2009/05/05/Tue 怒涛の連休、何とか終わり。
突然スイッチが入って突然切れる連休だった。
スーパーシティ前日に突然8ページのネームを切って、4ページだけ一晩で描き上げてチラシに。
完徹だったのでその晩は爆睡したが、翌日シティの売り子仕事の合間に4ページのネームを切って、その晩合わせて8ページ+表紙・裏表紙を一気に描き上げて、コミティアでチラシにした4ページを含む本文12ページのコピー誌を発行した。
「これ、オフセットになりますよね?」とイタい所を突かれた。
すみません、多分なります。いますぐじゃないけど。
チラシ→コピー誌→オフセット と進化する同人誌。
その上、描き散らしているシリーズのどれでもない題材。
もう少し計画的になれないものかと自分でも思う。
2009/05/03/Sun 黒山の人だかりのモト。
スーパーシティ1日目終了後、いつもなら閉まってしまう2階ガレリアの店がまだ開いていることに気づいた。
めずらしい、と入る。
店の奥はホール側に窓が開いていて、階下のイベント会場が丸ごと見渡せた。
ビッグサイトは開業当時から利用しているが、初めて見た。
開催時間内だったら、文字通り黒山の人だかりでさぞ壮観なのだろう。
開催中にここまで食事に来ている暇は今後も全くないと思うけど。
そういえば昔、晴海の東館には同じようなロケーションのレストラン「マツモトロー」があり、同じように「とても入る暇はないね」と見上げていた。
有明への移転が決まり、最後の東館で開かれた「さよなら晴海 コミケスペシャル」の時、「もうこれが最後の機会だから!」と無理やり時間を作って入ったのが本当に最初で最後だった。
あの時見た、東館いっぱい見渡す限りの黒い頭は、異様な迫力と寂しさがあった。
いつかここで会場を見下ろす時、自分は何をやっているだろうと、妙に考え込んでしまう。