時々日記。


風の向くままに書き散らしています。

 リンクが反応しない時は、アドレスバーから直接入力して読みたい月の日記ページへ飛んでください。
 URLの最後の4ケタの数字が西暦年下二桁と月です。

 画像をクリックすると大きい画像を表示します。

2017.01
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
             


2017.02
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29      
             


2017.03
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
             

2017/02/28/Tue    久々の布団洗濯。

猫の爪とぎには、またたび粉がおまけについていることが多い。
猫に爪とぎを使ってもらえるよう、興味を引き付けるよう、という意味らしいが、それは別の市販品でもいいと思うし、ちょっとやめていただきたいと思っている。
おろしたての新品爪とぎの、またたび粉の袋があった場所を猫ズがべろべろ舐め始めるから。
袋はシーリングがいい加減で粉が接着部に挟まってるし、外に匂いが付きまくりなので。
なので爪とぎでなく皿に袋の中身をあけてそっちで楽しんでもらうのだが、でろでろになったかりんさんはさらに爪とぎの上でもよだれだらけでゴキゲンになっていた。

そんな饗応も忘れた半日後、掛け布団を直そうとしたら、盛大な粗相の跡を見つけてしまった。
しかも(どこだろうと変わりはないが)いつもの端っこではなく、ど真ん中に!
去年の夏にトイレを増やして以来、粗相はぴたりと止んで、すっかり平和でいたのに。
今度はなにがいけなかったの!

と布団をめくって思い出した。
ここを、半日前にかりんさんがカリカリと掘っていた。
トイレのように……

ココアさんの様子を見た。
きょとんとしている。
これは絶対ココアさんじゃない。
かりんさんがゴキゲンになった挙句トイレと間違えたのか。
この酔っ払い〜!

久しぶりに熱湯で羽毛布団を洗った。
同じ猫の尿なのに、確かに匂いが違う。
体格が倍近くあるのでしみた量も多くて、何度も洗う。
敷布団や電気毛布にも一部しみていたのでこちらも。(丸洗いできるのを選んでよかった)
久々なせいもあるが、やっぱり見つけた時のショックとこの重労働はきつい。

一応ベッドメイクが終わるまでかりんさんには怒ってみたが、時間が開いていて紐づけが乏しい上、元々怒っても何も堪えないので無駄だった気がする。
ココアさんの方が、何もしていないのにした時と同じにバタバタしてる!とビビッてしまった。
機嫌をとろうと、ココアさんの好きなウェットフードを出したら、少し落ち着いたのか食べてくれた。

――そして盛大に吐き出された。
もう泣きたい。

一方、暮に新調した敷布団はどうも沈み込みが大きくて、失敗したかなとずっともやもやしていた。
分厚いキルトの布団カバーのようなファスナー付き布団(これだけでも6〜7pくらいの厚みがある)の中に、芯になっている硬質わた(合成繊維のマット、これだけは洗えない)が入っている二重構造だ。
この敷布団を洗う羽目になったので芯の硬質わたをとりだして、乾燥するまでの間単独でマットレスの上に敷いて使うことにした。
この感触が、なんだかとてもいい。
沈み込みがなくて、高反発マットレスとの相性も良くて、床着き感もなくて、ベッド用マットレスのイメージに近い。
一晩寝ても快眠。
高い二重構造の布団を買って、そのメインである布団を引っぺがし、安っぽい芯だけを使うのが自分にとって正解だとしたら、乾燥して今畳んであるふかふかの布団部分はどうしたらいいだろう。

2017/02/25/Sat    薬に負ける。(2度目)

日本で認可されているADHDの薬には2種類ある。
一つは「コンサータ」。
効き目は12時間。
集中力、注意力、先延ばしの改善、切り替え力の改善、といった面に効果あり……らしい。
副作用との戦いで、1年以上かけても最低量と第二段階の量を行き来している具合なのでどれほど効いているのか今一つ把握できない。

もう一つは「ストラテラ」。
段取り、整理力、並行作業、視野と注意力の改善などの面に効果があるらしい。
コンサータのような即効性はなく、1〜2か月飲み続けてようやく効いてくる。
今の担務だとこれがとても重要なので、昨年末に大失敗をしてへこんだ後、再挑戦すべく主治医に相談した。
再挑戦、と言うのは一度挫折しているからだ。

コンサータの副作用とは今は何とかお付き合いしているが、ストラテラの初期副作用は比べ物にならないくらい強烈だった。
初めて飲んで数時間で吐いた。
初めて使う薬は必ず1週間分が基本で、その様子を見て続けるか決め、さらに増量を決めるが、これは続けられないと最初の1週間でやめさせてもらった。

再挑戦する気になったものの、吐き気を抑える服薬のタイミングを探り、制吐剤にも頼り、一気に落ちた食慾をビタミン剤やゼリー飲料で補い、続けていくのは難作業だった。
どうにか体を慣らして2か月、恐る恐る増量(効き目はこの先が本番)にこぎつけた。
が、ダメだった。

胃痛腹痛吐き気に大腸過敏と消化器系に害が集中した。
通院の日も移動中に激しい痛みに襲われ、途中でトイレにこもって嘔吐し、遅刻したのでそれを伝えたら「相当胃が荒れてる」と言われ、増量は見送りになった。
生活の質を上げるための薬で苦しい目に合ったら、本末転倒もいいところだ。

最低量を副作用に怯えつつ、だましだまし飲み続けて意味があるのか。
この薬自体やめるべきなのか。
1年くらいかけてまた気まぐれに増量したら何とかなるのか。
超高い薬価と合わせて、迷いまくっているが、主治医が基本「お好きに納得できるように」の人なので、悩ましく答えが出ない。

2017/02/20/Mon    健康診断。

こんな半端な時期に、職場の健康診断があった。
毎年てんでバラバラで、規則性がない気がする。
結果も忘れた頃に返ってくるし。

今のところ問題のある数値は出ず、ひとまずほっとするところだが、腑に落ちないものが一つある。
視力検査だ。

視力検査は卓上型の検査装置を使って行う。
http://www.topcon.co.jp/eyecare/products/other_exam/chart/SS-3_J.html
ランドルト環(Cのようなあのマーク)を答えるだけのシンプルなものだが、なぜかこの検査装置だとよく見える。
おおむね0.5くらいの左目の視力が、今日は1.2という結果を出し、ついに右目の数十年変わらない数値1.0を上回ってしまった。
左目での見え方が現実と全然違う。
もちろん、左目が格段によくなったという事実はなく、今も右目を隠せば遠くのものも近くのものも何もかもぼやけて見える。

逆に、この装置を初めて使ったとき、右目の成績は悪かった。
焦点の合わせ方がわからなかった感じだ。

ちょっと調べると
>器械を覗き込むことによって近くを見ている様に感じることにより、「調節」が介入してしまい、視標を見ている眼の度数が若干近視寄りに変化します。
という発言が見つかった。
この錯覚(装置はレンズによって理論上通常の検査で用いる5mの距離を再現しているのでその方が錯覚に思えるが)による「調節」は個人差が大きく、装置の指標輝度が低いこともあって見づらく感じることが多いが、逆に見やすく感じる場合もある、とのこと。
ナルホド。
しかし。

健診での数値なんて、健康に異常がないかの目安でしかないとはいえ、この装置は運転免許センターなどでも広く使われている。
0.5(だいぶかすんでいるので今きちんと検査したら0.3くらいかもしれない)の視力が1.2と出てしまうほどの開きがあっていいものだろうか。

2017/02/17/Fri    鬼門に臨む。

浩子さんを久しぶりに聞いている。
特に理由はなく、単に気が向いたので。

穏やかだったり明るかったり怖かったり静かだったり爽やかだったり歪んでいたりする、そのどれも懐かしい。
コッキーポップ以来ずっと好きだから、あれもこれもと聞き始めたら止まらないのだが、恐れてもいる。
その当時から自分にとって「オトす」(主に原稿を)というジンクスを持った鬼門だからだ。
特に「たんぽぽサラダ」は強烈で怖い。

だから普段は遠ざけるようになってしまって、突然こうして気が向くとまとめて聞いている。
今は締め切りは抱えていないけど、何かに影響が出るんだろうか。
覚悟完了して聞いているけれど、歌詞とは無関係にやっぱりどこか怖い。

2017/02/11/Sat    チョコレートに埋もれる。

いろんな意味で埋もれる。
バレンタインデーが近いから。
自分でももちろん買った。
もらったりもした。

なぜか上司(正確には元上司で他部の偉いヒト?)からももらった。
ホワイトデーにお返しをするべきなんだろうか。

普段見ないいろんなチョコレートが見られて、幸せな季節。
でも会社ではチョコレートヲタク扱いされている。
コンビニの「ラムレーズンチョコ」は明治とロッテと不二家とブルボンから出ていてブルボンはホワイトチョコでノンアルコール、と言っただけなのに。
同僚のベルギー旅行のお土産のチョコレートを「わーい、レオニダスだー」と言っただけなのに。

Chocolat BONNAT(ボナチョコレート 1844年創業 1種類のカカオ豆で作る「シングルオリジン ビーントゥバー」が有名)の製品を暗記でもしてたら何も言えないけど、まだ数種類を食べ比べたことしかない。
http://www.amaguise.com/product-list/22/0/photo

2017/02/07/Tue    一挙放送。

Chaos;Child アニメが新作で放送されてる最中だから驚かないが、また STEINS;GATE の一挙放送があった。
まず1〜12話5時間強、徹夜で付き合ってしまった。
ドクターペッパーとバナナがお供。

予想に反して面倒くさかった申請作業を終えて、達成感で掃除がはかどると思ったのに。
あと5時間強の12〜24話と、世界線の違う23話と特番約1時間が待っている。
洗濯物を横目に見つつ、片付け物もはかりにかけつつ、一寝入りしたら付き合う気満々でいる。
お供はコカ・コーラ(ゼロカロリーではない)とカップ麺(塩味あったかな)か。

忘れた頃にこうしてまとめをやるので、そのたびにいろんなものが再燃する。
地上波でアニメの再放送というものに縁がなくなって久しいことを思い出した。
昔はこうして再放送でアニメを見てはまたわくわくを再燃させていたはずだ。

次の休日出勤にまた応じてしまったので時間もそれなりに貴重なのに、またゲームもやりたい。
カオチャアニメが予想通り初見殺しの超絶スピード展開なのでゲームで見直したい。
できればカオヘから。
今回の一挙放送はおそらくカオチャの宣伝と、科学アドベンチャーシリーズをはじめとするこの会社のソフトのセール販促と思われ、CMが挟まっている。
思わず PS vita で買ってしまおうかと思ったりもするが、冷静に計算すればPC版と別に携帯ゲーム機を持ったところで使える時間は変わらないので、踏みとどまれ、と自分に言い聞かせている。

2017/02/06/Mon    申請書類クエスト。

ある申請手続きをすることにした。
それは大した手間ではないはずなのに、2年位前に放置した申請。
ちょっと切羽詰まった気分になって、突然申請する気になったので、気が変わらないうちにと動き出す。

まずは決まった書式の用紙をもらいに行き、何が必要かも聞いてきた。
(2年前とはちょっと違っていた)
週末、証明書類を書いてもらうために某所へ。
翌週末、それを持って手続きへ。
直前になってはがきが必要なのを思い出して買いに走る。
しかし。

書いてもらった書類が1枚足りないと言われた。
ないのは必要ないからと思っていたのに。

某所へ電話して、それを伝えると、「ありますよー」とあっけらかんと言われた。
えーーーー、と思いつつも、すぐに取りに。
受付で自分が渡したファイルごと、それを受け取った。
どうも忘れていたと見える……

取って返して、まだ窓口に間に合う、ともう一度向かったが、今度は証明写真を撮るのを忘れていたと思い出した。
15分前、まだ間に合うか?
直近の証明写真機に飛び込んだら、まさかの「調整中」の文字……
そして17時、役所は閉まって時間切れ。

これはまるで、サンサーラ・ナーガ2の仔竜の登録手続きクエストの一場面。

寝不足で髪振り乱して写真撮るのもアレだし、と思い直して諦めたのが先週金曜日。
今日、やっと手続きが完了した。
2週間がかりでやっと終えて、はらたま気分で蕎麦など食べて、双子の仔竜ならぬ猫ズを愛でて、一息つく。
本当の完了はおハガキが届いてまた足を運んでからなのだが、まさかそこで放り出すことはないと思う。

2017/02/04/Sat    福は内。

普段、11時頃にならないと商品が並ばない店頭売りの寿司屋に、9時過ぎにはもうぎっしり恵方巻が並んでいた。
元々自分の住む一帯には恵方巻の習慣なんかなかったが、コンビニ発の季節の戦略にまんまと乗せられて、まあいいかと買ってしまうようになった。
スーパーでは鮮魚コーナーにイワシやメザシが多く置かれ、ビニールパックされた柊の枝まで隣にある。
「鰯の頭も信心から」という諺は知っているが、実家ではこれを立てたことはない。

蕎麦も並んでいた。
「節分そば」の習慣もうちにはなかったが、スーパーは広めたいのか。
年越しそばに年明けうどんが出たように、節分そばがうまいこと宣伝できたら、今度は春分うどんとか出てきてもおかしくない気がする。

我が家の豆まきは、家の窓や戸を開けて
「鬼は外、鬼は外」と2回唱えながら豆を数粒外へ向けて投げ
「福は内」と1回唱えながら頭上へ放り上げる。
これを窓や戸に繰り返す。
それから年の数だけ豆を食べるが、昔からこれが好きで、年の数に収まったためしがない。
今年は自分プラス猫ズの年だけ食べ……プラス少々。

余った豆は実家ではまず「すみつかれ」(「しもつかり」「しもつかれ」「すみつくり」など揺らぎあり)という料理に使った。
大根と人参を「鬼おろし」という木製の粗目の道具でおろし、油揚げ、年越しの新巻鮭のアラや残り、節分の豆を混ぜて煮る。
酒粕だけで味付けするのが正統らしいが、実家では醤油で一味つけていた。
初午に神様に捧げる北関東の伝統料理だが、アバウトな製法のため、各家によってまるで味が異なる。
が、毎年作っている当の地元民からの評判は押しなべて微妙。

すみつかれに使わない余った豆の次の用途は、立春以降雷が初めて鳴る日に鬼よけとして食べるというものだ。
これは昔からやっていたことなので、自分+猫ズの数え年+αの豆をたらふく食べた後は、大事に取っておく。