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2006/10/30/Mon 妙に甘えんぼだよ!かりんちゃん
お泊りの影響か、ただの気まぐれか。
今日のかりんさんはべたべたとかまってもらいたがって、よく鳴く。
で、ダンボール製かりんタワー(仮)を駆け回らせる。
鼻つんご挨拶もしてくれたし。
その上、今まで来なかった膝の上で寝たりして。
かわいいんだけど。
仕事できないよ……
2006/10/29/Sun 帰ってきたよ!かりんちゃん
名古屋で開かれるSFイベント、DAINA☆CON19に参加してきた。
いつもどおり、基本的には時刊新聞社の部屋に詰めていたわけだが。
前回3年前よりメイドさんの認知度が上がっているので、またメイドさんを描きまくる。
「ち」にもメイドさんを描く。
メイドクッキーやらメイドプリンやら、東京銘菓メイドin東京(イチゴチョコクランキーとチーズケーキ)、ピアキャロットの缶コーヒーに囲まれて、メイドさんまみれ。
これでPXにでもメイドさんが出現したら完璧……
夜、帰りがけにかりんさんを預けた動物病院から引き取る。
滞在中は元気に遊んでいて、まったく心配はなかったとのことで、ちょっと拍子抜け。
1ヶ月も住んでいなかった家を忘れたらどうしようと思ってもいたが、帰るなり家の中の点検を始め、すぐにはしゃぎはじめた。
かと思うと、もりもりとご飯を食べる。
心配要らないといっても、やはり病院の宿泊施設はストレスになったか。
次は新年の大阪帰省だが……彼女は5ヶ月、小学校低学年相当。
さて、どうしよう。
写真は点検を終えてくつろぐかりんさん、DAINA☆CONのPX(酒保)に出現した、名古屋の知る人ぞ知る大盛りゲゲボな店、「喫茶マウンテン」の料理。
土鍋は和風ピラフとスパゲティナポリタンホワイトソースがけ各2人前の合わせ盛り。
ちなみに土鍋は直径33cm11号。普通の目安では6〜7人用とされている。
(割り入れた鶏卵の大きさから量が推察できると思う)
隣の丼は「甘口小倉抹茶スパゲティ」。
喫茶マウンテンを象徴するようなメニューだ。
2006/10/28/Sat 初めてのお泊りだよ!かりんちゃん
ヒトは名古屋へ。
お留守番に慣れてきたとは言え、まる2日放置するのはまだ不安があるかりんさんは、お医者さんのおうちにお泊りしていただく。
家においといてシッターでも頼むのが、猫にとっては一番ストレスがないそうだが、5歳児を放置するのは子猫にとってもヒトにとっても、ちょっと結果が見えないので。
来年の大会までには、お留守番ができるようになってほしいなぁ。
しかし、猫はネットに入れるとおとなしくなると誰もが言うんだけど、かりんさんは……
ネットに入ったままかごから出て遊びまわるとは、おみそれしました。
2006/10/27/Fri ちょっと無茶だよ!かりんちゃん
いろんなものにじゃれつくかりんさん。
フリースのかりんさん用布団も引きずり回す。
アナタの体より大きいんですが。
さらに、同じフリースだと思ったのか、ヒト用のハーフケットまで引いていこうとする。
いや、無理だって。
私が下に敷いてるし。
2006/10/26/Thu ゴミ箱に猫。
――を見つけて、保護して飼ってます、なんてお宅も数あるが。
かりんお嬢さんはなぜかゴミ箱が好きだ。
台所のペールのそばにもよく隠れる。
部屋のゴミ箱は、触ると中に入れてあるレジ袋がカサカサいうのが楽しいらしく、じゃれにくる。
そして、油断すると中に入ってしまう。
空っぽならいいけど、中身が入っているゴミ箱にダイブされて、ひっくり返されるのはシャレにならない。
ので、教育的指導。
にゃーにゃーと泣き出すまで中に閉じ込めてみた。
一度じゃ効かないが、根気よく? 中に入るたび閉じ込めて、3日。
何とかこの中に入ると嫌なことが起こると、感じてもらえた様子。
この調子で、一つずつ危険地帯を覚えていくかりんさんだが、難関はガス台だ。
シンクは、入ろうとしたら水をジャッと流せば逃げてくれるので楽だったが、ガスは火に触らせるのも危険だし。
近づくと「熱い」と気づいて敬遠してくれるほどお利口ならいいんだけど。
2006/10/25/Wed とんかつの作り方を学ぶ猫。
10月16日の日記「TV猫。」
の続編。
CDケースで台を作って乗せてやったら、串カツ風とんかつの作り方を、ひじょーーーに熱心に鑑賞している。
いつか腕を振るってくれ、かりんさん。
2006/10/24/Tue そして寝子。
高さ約50cmの、エレクターの棚に乗ることを覚えたお嬢様。
今日は来客で遊び疲れて、置かれたターンテーブルの上で、邪魔な物を蹴落とし、電話を枕に寝ることにしたようだ。
猫は地位の高い者が、より高いところに縄張りを持つ。
いずれ、この上の180cmの高さまで登るのだろうか。
ちょっと心配。
2006/10/23/Mon 雨の日のかりんさんは本当にとことん眠い。
昨日からほとんど寝っぱなしのかりんさん。
じゃれついたり遊びをせがんできたりせず、ずっとぐーたら寝ている。
静かな静かな、雨の月曜日。
こんなに静かな日は、その隙にいろいろやりたい用事がたくさんある。
でも、かりんさんはヒトの足元や尻のそばを選んでくつろぎにくるし(しかし膝には決して乗らない、ツンデレ。)、少しの物音でも眠そうながら「なに?」という顔で起きてくるし、別室ならと居間から出るとのろのろと追ってくるし、そしてまたヒトのそばで寝こけるし。
かえってなーにーもーできないじゃないか。
結局、PCをいじって1日過ごしてしまった。
そして、キー音くらいなら慣れて反応もしないことに気づき、コンテを――紙をがさがさやるくらいならよかったんじゃないのか? といまさら気づく夕暮れ。
いまさらだけど……仕事すっか……。
2006/10/22/Sun ねこじゃねこじゃ。
バイオレンスかりんさんは、日ごと破壊力を増している。
ガス台の上まで上がるようになったし、爪は切っても貫通力があるし、廊下から居間まで猛ダッシュで駆け抜けるし。
ゴミ箱が気に入ってしまって、朝はまだよっこらしょ、だったのが、夜にはひょいっと中に入ってしまうようになったのは、参った。
ヒトが使っているゴミ箱(燃えるゴミ用)が気に入ったのであって、同じ型のおもちゃ用ゴミ箱を用意してもダメなのが、ポイント。
猫らしく、寝ていればかわいいのにねぇ。
2006/10/21/Sat 餃子の町。
餃子像はTVで見ると、餃子に足が生えたような珍妙な像だ。
近くで見ると……
大谷石で作られて野ざらしが長いので、苔むしている。
そして女性が餃子の皮で包まれたような、摩訶不思議な造詣をしている。
「『ヴィーナス誕生』のパチモンみたいー」
とか言っていたら、ヴィーナスのイメージで作ったと説明書きが。
そうか、『ヴィーナス誕生』のパロディか。
餃子の町は、満州から引き揚げた人々が、屋台の餃子店を開いたのが始まりとか。
それがなぜ宇都宮だったのかはよくわからないが、とにかく餃子屋の餃子は安くておいしい。
1皿6個で、約200円。これを1ギョーザとする。
一人1ギョーザで、3人もいれば3種類を楽しめる。
手軽な豪遊だ。
しかし、ここにはホテル直営の中華店もある。
ふかひれ餃子の場合、3個で3ギョーザの値段。
たった1個で1ギョーザという高価さ。
今まで当たり前だった物価が異常に見えてくる、ギョーザ相場、恐るべし。おいしく食べたけど。
この町の循環バスには「きぶな」と書かれている。
赤い頭に、黄色い体の魚の絵も描かれている。
おそらく「きぶな」は「黄鮒」であろうと推測はできる。
しかし、その由縁がわからない。
バス以外にもあちこちで見かけるので、何か意味があるのだろう。
そのたび由縁が気になるが、どこにもなにも説明がない。
説明がないとさらに気になる。
いつしか「きぶな」が頭のどこかに住み着いてしまったらしい。
駅の土産物屋で見つけたストラップに、ついにその由来を見つけた。
「郷土玩具"黄ぶな"
江戸時代、天然痘にかかった子供に黄色の鮒を食べさせたら
病が治った、とのことから、無病息災、家内安全を願って
鮒の玩具を正月に神様に供える」
ほほう。
やっと溜飲が下がり、3人そろってストラップを買ってしまった。
Yさん、Tさん、1日おつきあいありがとうございました。
楽しゅうございました。
帰ったら、同居人は猫を私にバトンタッチして、熟睡してしまいました……。
2006/10/20/Fri 土鍋猫「過燐酸」
と、どーしても変換してしまう、うちのIME。
過燐酸石灰は、19世紀に初めて作られた人工肥料だけどね。
多分、ベランダで植物が食っている肥料にも使われているけどね。
かりんさんは肥料にはならないな。
というか、間違ってもベランダに肥料撒かないでください、お嬢様。
お嬢様は、土鍋の箱が気に入られたご様子。
何度箱に食われて閉じ込められても、また興味を示して罠にかかる。
……のーみそ米粒大だからな……。
2006/10/19/Thu 子猫のワルツ。
ヒトを6時にたたき起こして
(しかもこういう時だけごろごろと猫なで声で、ヒトの情に訴える)
朝ごはんをもらって、運動して、トイレですっきりして、ベランダの散歩までしてご満悦のかりんさん。
ビーズクッションの上でお休みかと思ったら、自分の尻尾が気になったらしい。
つつこうとしているうちに、くるくると……
尻尾の長いA家のちびこさんがやると聞いたが、リアルで初めて見た。
そこまではごきげんだったが、調子に乗ってまたヒトの手足にかみついて遊び始めたので、教育的指導。
しかしまるで反省がないので、30分の懲罰房行き。
まだ4歳児相当だから、覚えないのも仕方ないけど、いろんなものに穴が開いていくのは悲しい。
そして、こんなに涼しくなったのに、ハイビスカスはまた花をつけている。みんな元気だ。
2006/10/18/Wed たたかう空気清浄機。
かりんさんが家に来てから、居間に空気清浄機を導入した。
26畳用のでかいヤツ。
性能は確かにいい。
かりんさんのトイレは居間にあって、人間の食事タイムにもよおされようものなら食事中断の憂き目に遭う場所なのだが、清浄機が稼動して以来、したことに気づかないほど臭いがない。
(トイレは、最初は洗面所に設置したが、まだ小さかったかりんさんには遠かった上、冬になると各所の扉を閉めてしまうので、居間に置かないと使えないと判断。)
空気中の浮遊物や臭いを感知して、アクティブに仕事するので、キャッチコピーが「たたかう空気清浄機」。
LDKに置かれた清浄機の一番の敵は、かりんさんではなく炒め物だ。
中華鍋を振り出すと、センサーが真っ赤になって、全力で仕事を始める。
ターボ全開、たたかうこと3時間。
匂いがちゃんと消えるんだからすごいけど、「キレイに生活しなさーい!」と潔癖な同居人に説教されているみたいで……慣れるまでは気が休まりそうもない。
2006/10/17/Tue 厄日。
今日はかりんさんにとって、あまりいい日でなかったはずだ。
好物ではないモンプチ缶子猫用(テリーヌなど、絹引き肉はお好みでない様子)がご飯に出たし、ケージ掃除のついでにかりんさん自身もシャンプーで思い切り洗われて、助けを求めてぶるぶる震えるほど怖かったようだし、咬み癖がどうにも直らないので、嫌ってほど叱られたし、台所で寝転がって、人間に踏まれたし。
それでも人間が帰ってくると、玄関まで跳んで出てきて、じゃれて喜ぶかりんさん。
全力で猫じゃらしを追いかけた後は、わざわざ人間のそばで五体投地で眠るかりんさん。
とりあえず何も考えてないほど無邪気って、かわいいな。
いつになったら猫らしく香箱を組むことを覚えるのか。
とりあえず咬むのやめてよ、かりんさん。
いつかひざの上で撫でさせてくれるようになってね、かりんさん。
2006/10/16/Mon TV猫。
お嬢様はスポーツがお好きらしい。
特にJリーグと、メジャーリーグがよいらしい。
スポーツニュースの時間、かぶりつきで見つめている。
フラット画面でない、古いブラウン管テレビをほぼ真下から見上げて、楽しいのかどうかは人間には計り知れないが。
2006/10/15/Sun 天然砂。
数日前、誤ってぶちまけたコップ一杯分ほどの園芸用の土を窓の下に寄せておいたら、土の感触がいいのか、かりんお嬢さんが何度も踏みにきた。
その辺には、園芸用品がちょっと積んである。
鉢換えした残りの土も、プラスチックの洗面器に少し入っていた。
かりんさんは土が気に入ったか、そこで遊ぶようになってしまった。
ねこねこ保育園に入園させたくなるようなお年頃だから、土遊びをしたがるのも当然か。
と思っていたら、今朝。
さこさこと土をかく音がする。
!!!!!!!!!!!!!!
トイレの場所を1回で覚えた賢いお嬢様と、いつも言っていたのに。
天然の砂の感触がそんなに気に入られましたか、お嬢様。
消臭ビーズと緑茶成分入りでダブル消臭効果の燃やせるデオサンド固まるタイプは、お好みではありませんか。
とお嬢様にお訪ねしても答えてはいただけないので、土を処分。
元のトイレ使ってくれるかなぁ。
ベランダに出したら、プランターに上がって土をさこさこ始めるのかなぁ。
_| ̄|○|||
写真は、懲罰房のお嬢様。
今日の件ではなく、昨日お客がいたのに、しつこく夕食の鍋を狙ったための処分でしたが。
2006/10/14/Sat 米米ライブ。
友人に誘われて、ライブに行った。
米米CLOBの、復活感謝祭「マエノマツリ」編。
さいたまスーパーアリーナなんて大きなハコは初めて。
最初っから立ちっぱなし、手を叩きっぱなしのたてノリライブも初めて。
正直、米米自体、テレビで見る程度しか知らない。
しかし、会場を埋め尽くす1万6千人の客層は、何か和む、どこか落ち着いた空気。
10年から前のファンがほとんどだから、年代が近くて、ある程度分別もついて、あまり浮き足立っていないようだ。
メンバーのコスプレは健在だったけど。
昔は女性が多かったが、今は男女半々くらいらしい。
うーん、拓郎の嬬恋ライブといい、近しい年令が集まるというのは馴染むものなんだな。
SFの集まりもそれに近いな。
ステージは、華やかで明るくて、80年代のノリってこんなだっけ、と思わせる楽しい雰囲気。
踊れないのでもっぱらクラップ。
いつも思うが、いい時間というのは短く感じるなー。
しかし、カールスモーキー石井(米米なので石井竜也ではない)は、相変わらず帽子にコートにロングマフラーで踊り歌う。
見るからに暑そうだよな……。
明日は「アトノマツリ」編。
熱心なファンである誘ってくれた友人は、今日も別のツレと共にさいたま新都心へ行く。
2006/10/13/Fri 薄型猫。
体が大きくなってきて、日に日に高くジャンプできるようになったかりんお嬢さん。
代わりに今まで入れた狭い場所に入れなくなる――はずだ。
しかし、今日も高さ6cmの本棚の隙間に、無理やりはまり込んで和んでいる。
寝る時は手足を伸ばしきってくつろぎまくるくせに、なぜこんな狭い場所も好きなんだろう。
2006/10/12/Thu バルカン猫。
額のM字の出来そこないが、なんとなくバルカン人の眉毛に見える。
タレ目だし。
Iさんちにもらわれて行ったMr.スポックのテディベアと、並べて撮ってみたいなー。
2006/10/11/Wed 玉乗り猫。
ロシアの猫サーカスに売っちゃうぞー。
2006/10/10/Tue おもちゃがいっぱーい。
友人4人来訪。曰く
「かわいい子猫の時期は一瞬なのよっ」
人見知りして家具の後ろに隠れていたが、先に食事をして、猫が隠れるのに飽きた頃を見計らい、ねずみを鼻先でちらちらさせると、いとも簡単に釣り上げられた。
初めは、半ば無理やり抱き上げて触りまくり。
ちょっとかわいそうな気もしたが、逃げようとしつつも、手や猫じゃらしが目に入ると、手を出さずにいられない、猫の本能恐るべし。
しばらくするとすっかり慣れて、人間の手足は全てじゃれるおもちゃに。
いつもの倍以上の手足がよってたかって襲ってくるので、迎え撃つお嬢さんは忙しい。
四方八方から誘ってくる猫じゃらしにも片っ端から釣られる。
お腹も減るのでお食事を要求し、満ち足りれば眠くもなる。
目がとろんとしているのに、人間の足がもぞもぞ動いていれば飛びつかずにいられない、猫の本能恐るべし。
お客が帰って、静かになると、倒れ伏すように眠りについた。
いっぱいかまってもらえて、かわいい、器量良しとほめられて、Iさんにはご馳走猫缶をたくさんもらって、かりんさんにはいい日だったようだ。
2006/10/09/Mon 元祖猫のおもちゃ。
猫じゃらし、と言うくらいで。
(生の猫じゃらしはさすがに日持ちしないので、プラスチック製。)
これがよく遊ぶこと。
猫の本能? に訴えるべく、食いつきのよさそうなウサギの毛でできたねずみのおもちゃでこれまで遊んでいたが、ふと原点に帰ってコレを買って帰ったところ、じゃれるじゃれる。
結局なんでもよいのか、かりんさん。
猫は最初に与えられたおもちゃを一生大事にするとか聞いたが、それはある程度長じても記憶に残っている、という意味なのか、まだデータベース作成中の今は、来る物を拒まないらしい。
2006/10/08/Sun 今日は有明へ。
そして、帰りに豊洲のホームセンターへ。
去年の今頃は、植物に狂って園芸コーナーを舐めるように見ていたが、今年は猫用品をチェック。
猫食が豊富で安い。
「1歳までの仔猫用」はそもそも種類が少ないので、各種そろえてみる。
帰ると、かりんお嬢はおおはしゃぎ。
人が増えて、にぎやかになるとハイになるらしく、犬のように居間を駆け抜ける。
疲れてとろんとしたところで、櫛をかけると、ゴロゴロ言いながら眠ってしまった。
起きている時は攻撃対象で、眠い時は気持ちいいものらしい。
このお年頃は、ホントに眠ってれば天使。
2006/10/07/Sat 葬儀。
昨夜とはうってかわって快晴の中、ヨネやんに最後のお別れに行く。
顔がぱんぱんになるほど泣きはらしたベルさんが、それでもいつもの声で、今日に至った経過や、今後のコミケのことを説明してくれる。
「よりによって極端な天気で、スタッフ達がかわいそうだよぉ」
とヨネやんへの小言も忘れない。
マツケンならぬヨネやんサンバをBGMに、閉会の拍手に見送られて、ヨネやんは去っていった。
お別れ、ではあるが、12月になってコミケが開催されれば、きっとそこにヨネやんとイワエモンがいるのだ。
<追記>
月齢15ちょうどの満月が、東の空に掲げられたのは、麻布十番から帰った直後。
あらためて合掌。
2006/10/06/Fri 通夜。
激しい風雨の中、麻布十番へ出かけた。
「最後尾はこちらでーす」「4列でお並びくださーい」
予想通りの、寺にしては活気がありすぎる、聞きなれた誘導の声。
記帳のテント前では、自分はずぶ濡れになりながら来客に傘を掲げている。
来客は整然と列を作り、滞りなく祭壇に向かう時を待つ。
ここは確かに、共有するものがある同類同士の、身に馴染んだ場所だ。
米澤さんの写真は、明るい色で、笑っていた。
いつものように。
ヨネやんがこうして一声号令をかければ、みんな必ず集まってくる。
いつだって。
2006/10/05/Thu お嬢様は、
私が給仕係だということは覚えたらしく、食べたい時だけごろごろと擦り寄ってくる。
しかし、今日は私がどうしても起きてこなかったので、わざわざベッドまで上がってきて(たぶん、擦り寄りが通用しなくて業を煮やしたのだろう)顔にパンチを浴びせてくれた。
徹夜明けなんだから加減してくれよー。
3歳児の彼女には、遊ぶ、食べる、寝る、の3モードしかない。
手をかざせばつかむ、咬む、蹴る、の三段攻撃。
ひざに抱いて和む日は遠い。
2006/10/04/Wed かりん。
お嬢様は今日、ワクチン注射を受けた。
針が刺さったのに気付かないのかと思えるほど、けろっとしている。
むしろ、その後の爪切りの方が修羅場だった。
そして、お嬢様の名前は、「かりん」になりそうだ。
着々と、領土を広げ、支配を進めつつある。
2006/10/03/Tue 初ささみ。
同居人がおみやげ、と買ってきたのは、グラム187円の国産赤鶏ささみ。
人間様が口にするモモ肉の倍もするものを、しかも5本入りで……。
初めは食べ物とわからなかったようだが、湯がいて餌皿に盛ったらすんなり食べた。
頭がいいのか、悪いのか。
しかし、やはり1回にやる量は1本の半分程度だよ。
残りは人間が食べるか。
以下はお嬢様のタイピング。
vfg;pb77pp0ジ760k」」」」p−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−:
2006/10/02/Mon 1.5倍スーパーカップ。
子猫はよく食べる。
拾ってきたその日に成猫並みの量を平らげたのは、よほどお腹が空いていたのだろうと、不憫に思ったが3日経った今も食欲は変わらない。
「なんかすごく大きくなってない?」
と昨夜同居人に言われ、
「そりゃ育ち盛りだからねぇ、どれ」
と秤に乗せてみた。
拾った土曜日 400g
今日、月曜日 620g
えええええええええええええええええ
土曜の獣医が測った数字を聞き間違えたか? とも思ったが、ためしに同じように服のすそに包んでみると、見事に頭ひとつはみ出す。
本当にそれだけ育ったんだね。
「食べ過ぎー でぶるー かわいくなくなるー」
と、泣く同居人。あげく、
「1,5倍だ。スーパーカップだ。」(エースコックのカップ麺ね)
アメリカのSF大会で言い放った「自走するおねーさん」といい、ふくよかさんに辛くないか、同居人?
でも、子猫は大きくなるのが仕事だから、お腹さえ壊さなければたくさん食べて、たくさん出して、たくさん遊べばよいのだ。
I家のももさんのように、大きくなったってかわいいよ、きっと。
2006/10/01/Sun お嬢様。
まだ名前をつけていない猫は、お嬢様とかお嬢ちゃんとか呼ばれている。
写真でみると、おっとり穏やかな子に見えるが、実は眠っているかひっくり返して羽交い絞めにでもしないと、まともに写真が撮れないのだ。
それほど、起きている時は常に動いている。
足や手を相手にじゃれ付くのが大好き。
甘咬みとはいえ、興奮してくるとつい力も入るので、ちょっと痛い。
物陰から、獲物を待ち伏せするのも大好き。
ねずみおもちゃにじゃれついては、だーっと物陰に走っていって、ねずみが来るのを待ち構えている。
来ないと催促する。
拾った場所が両国だから、性格もそれなりに江戸っ子の猫らしい。
間違ってもお嬢様ではない。
でも、「グリル風サーモンのシチュー仕立て」だの「ロースト若鶏のあらほぐし手作り風」だのを毎日口にする猫は、庶民っぽくはないな。
(モンプチなんだけどね。)
<お悔やみ>
コミックマーケット代表 米澤嘉博さま
在りし日の会場にあったお姿は、忘れません
分けても、リゾコミで全サークルの本を買うと宣言して、本当に全サークル、5サークルも受けていた当スペースの委託分もくまなく買われていった、あの嬉しそうなお姿は目に焼きついております
貴方のいなくなった後、大きな荒波が押し寄せることでしょう
それを乗り越えられるよう、見守っていてください
本当のコミケの神様として