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2006/12/28/Thu 弱気でもいられないので吼えてみる。
なんでまだ下描きやってんだーーーー!
何でこんなに描きにくいんだーーーー!
こんな描きにくい柄の猫を拾ってきたのが悪いんですがーーーー!
そもそもワタシ猫描くのすっげえ下手だしーーーー!
キャラクターがコマごとに変わってる不安定ぶりなんですけどーーーー!
今回コピーだけど、これ本当にオフセットにしなきゃだめですかーーーー!
大阪屋台くらい読者さんから反応が来ないと、続き描けない気分。
いや、まずこれを描きあげなきゃ、反応どころじゃないけどさ。
2006/12/27/Wed ちょいと弱気。
ここ半月、かなりリズムが狂った。
巻きの入れ方を忘れたみたい。
大体、最高気温が20℃ってどーよ。
嵐の後の気温上昇って、台風ですか。
マイミク某さんじゃないけど、冬らしいほうがよいって。
コミケの日はきちんと寒くなるらしい。
その辺は律儀だな。
2006/12/26/Tue HDデータの帰還。
死んだHDから救い出されたデータが、復活して帰ってきた。
大変にありがたいことだが、二度とこんな対価を払うことがないよう、バックアップを怠らないようにせねば。
でも今そういう余裕ないから、年が明けてからね。
年が明けたら本棚の設置。
年が明けたら仕事場の引越し。(家庭内引越し)
年が明けたらDVDの整理。
年が明けたら古新聞の切り抜き。
年が明けたらダン箱に入ったままの荷物の整理。
年が明けたらベランダの植物の手入れ。
年が明けたら……
年明け何ヶ月あったら終わるかな……。
2006/12/25/Mon クリスマス。
クリスマス。今日が本番のクリスマス。
1月6日までは降誕節。
なのになんで一夜明けてフツーの日のようになってしまうのか、いつも不思議なクリスマス。
まぁ日本では、今日から大急ぎで年越モードに替えなきゃならないからね。
いつかキリスト教圏の12月25日がどんななのか見てみたい。
(コミケが年末にある限り無理。)
母から電話があった。
「メリークリスマー」
と言うと、
「フリューリッヒバイナハテーン」
と返って来た。そうくるか。
「ジョアユーノエール」
と応酬。
「ボアナターレ」
と返される。
すいません、これ以上は忘れました。
スペイン語のフェリスナビダーとか、ポルトガル語のフェリスナタールとか、ノルウェーのグユールとか、中国語のシュンダンクェルとか、後で思い出した。
だいぶアタマが錆びついてる。
2006/12/24/Sun ココアさん、帰還。
避妊手術の為、前の家に戻っていたココアさんが、帰ってきた。
傷は小さく、まだ飲み薬は残っているがすっかり元気。
家の中もすぐに思い出し、トイレの場所も覚えていて、なんら問題なし。
例によって、問題はかりんさんだった。
見るなり吹く、追い掛け回す、さっそく大運動会。
とりあえず、夜には一緒にこたつに入ったので、まあいいか。
2006/12/22/Fri かりんさんはゆったり。
ココアさんがいなくて、少々さびしそうだったかりんさんだが、それも慣れたようで。
余った遊びたい衝動は、人間にぶつけてくる。
その上、ココアさんが来る以前以上に人間べったりの子になった。
人がいる限りひざの上で寝ているなんて、年寄り猫じゃないんだから……
【HD容態】
アクセス不能になった。
USB接続して別のPCで読むことを試みたが、沈黙。
プロに委ねることを検討中。
2006/12/20/Wed PCがいかれた。
Windowsが起動できない。
セーフモードにもできない。
ここ1年、バックアップとってない。
猫とネタの写真が。
いや、それより仕事・同人合わせた膨大な資料が!
……内臓HDを引っ張り出したら、中身だけは助けられるかしら……
原因は多分、アプリケーション立ち上げまくって仮想メモリが足りなくて不安定になったところを、かりんさんが電源ボタンを踏んで強制終了させちゃったこと。
2006/12/18/Mon 静かな夜。
ココアさんは、ちょっと早いけど避妊手術のため、元の家にお預けの身になった。
mackyは出張でいない。
かりんさんとふたり、とても静かな夜。
となると、いろいろやりたいこと山積みなのだが、年末の大忙し第一波を終えたところで、もう体力がない。
明日からはまた第二波がくる。
かりんさんは膝でぐっすりお休みだし、寝るしかないか。
2006/12/17/Sun かりんさんのピンチ。
うまく足場を伝って、高さ180cmの棚にも上がるようになったかりんさん。
気をよくして、更にその先に飛び乗った。
しかし、それはたまたま開いていたドアの上……
飛び乗った拍子にドアが動き、本棚から離れてしまってかりんさんは動けなくなった。
さすがにまだ180cmの高さから一気に床へ飛び降りる勇気はないらしい。
ヒトがいる時でよかった。
しかし、困っていたくせに人の顔を見るなりごろごろ言い始めるのは、ヒトが絶対助けてくれると確信しているね。
ちょっと甘いよ、かりんさん。
2006/12/16/Sat いくら仲良くなったとはいえ、
おひとり様でみちみちの箱に、ふたりで入るあなた方がわからない。
――という図に見えるが、先に入っていたのはココアさん、この図が見られたのはほんの5分程度、この後ココアさんは他所へ移り、かりんさんがひとり悠々と箱詰めに。
つまり、我が家で一番人気の場所を、かりんさんが強引に奪い取る図だったわけで。
猫の喧嘩は盛大に取っ組み合う時と、こうして静かに力を振るう時がある。
どう使い分けてるのか、ヒトにはわからない。
いずれにしてもかりんさん、強引すぎ。
お嬢様あらため女王さまにしようか。
2006/12/14/Thu 猫のサプリ。
かりんさんはこの家に来てすぐの頃から、どうにも「大」が硬いらしかった。
便秘の解消法をいろいろ試したが効果は思わしくなく、ペット用のサプリを試すことにした。
体重10kgに対して0.5〜1g
成猫4kgでも最大0.4gですか。
家庭用の秤は普通、最低の目盛が1gですが。
ウチにある、唯一0.1g単位対応の秤が写真のコレ。
メルボルンのヴィクトリアマーケットで衝動買いした代物。
これで(かなりいい加減だが)0.2gを量って、チャック付袋に入れたのを10日分くらいずつ作っていた。
化学天秤が欲しい〜 とわめきながら。
ココアさんが来てからは彼女の分も足して、1.5ml用の血清容器(なぜか家にある)が使いやすいとわかり、そっちを便利に使っている。
こーいうモノがない家ではどうしているのか。
本当はそんなに神経質に量らなくてもいいんだろう、多分。
じゃなんでそんなモノ使うのか。
理化学機器が大好きなんだーーーーー。
2006/12/13/Wed そういえば、
今年の待降節は3日からだったっけ。
もうとっくにクリスマスツリーを飾っていい時期だ。
昔は決まって、無原罪の御宿りの祭日(マリアが受胎したことを祝う日だが、受胎告知された日ではない。この辺が暦の複雑さ。)12月8日に、ツリーや祭壇の飾りを出したものだった。
最近はめんどくさくなって、イブ直前にツリーを出すだけ。
(そもそも、もう首長くして楽しみにしてたりしないし。
どころかTVでキャロルや「今年も残り僅かに」なんてセリフを聞くたび
「やめろぉぉぉくるなぁぁぁ!」と発狂してるし。)
今年はさらにハードルが高い。
猫に叩き落とされないツリーの置き場所ってどこだ。
去年3鉢も買ってしまって、夏にめきめき大きくなって、そろそろ色づいているポインセチアの置き場所をどうしよう。
だいたい、あれってクリスマスの定番のくせに、寒さに弱い。
早く取り込まなくてはならないんだけど。
同じく寒さに弱い多肉植物も、ハイビスカスも、みんなまだベランダにいる。
猫よ猫、興味を持たないときはとことん無視する猫よ、植物は動かないからつまんないよ。
無視してくれない?
2006/12/12/Tue 歯が抜けた。
子猫は、乳歯が抜けて永久歯に生え変わる、そんなお年頃に突入した。
一番手はココアさんの右の牙。
猫は抜けた歯をそのまま飲み込んでしまうことも多いとかで、回収できたのはラッキーかも?
朝から寒いので、猫はコタツを出たり入ったり。
Iさんいわく、「二頭ともシャムかアビシニアンの血が入っている骨格だから、スリムな大人猫になるでしょうね」なので、近所の公園の三毛おばさん達(写真1)のような、でっぷり貫禄ある寒さに強そうな体にはならないらしい。(ちょっとあこがれてたんだけど)
室内飼いの身分でよかったね。
だいぶ大きくはなったが、これからまだ半年は、またワクチンを受けたり、ノミダニ予防をしたり、避妊手術を受けたり、それによって食べる物が変わったりと忙しい。
さて、物入りな君らを養うために、お仕事がんばろう。
それとも、君らももっと面白いことをして、自分で食い扶持を稼いでくれるかな?
2006/12/10/Sun いい天気。
なので、猫が活発。
外には出られないけど、日当たりのいい窓を散歩したり、新しいことを見つけたり。
かりんさんの最近の注目は、居間のシーリングライトからぶら下がったスイッチの紐。
ヒトでなければとても届かない場所だが、何とか捕まえようと目をきらきらさせている。
そして、新規開拓したテリトリーがヒトの肩の上。
ここに乗れば高いところも届くかも、と期待している。
実際には座りっぱなしのヒトなんですが……。
2006/12/09/Sat 試供品が届いた。
モノはプレミアムフードだ。
元来ネズミを常食とする猫が、このフードと水だけで健康に生きられるという、一定の水準を満たしたフード。
カロリーメイトのようなものだが、オーガニック素材で作られ、人工添加物は使わず、適正な成分が明記され、人の飯より厳しい管理の元に置かれたカロリーメイトだ。
お値段もそれなりで、一番人気のザナベレ(ドイツ)は400g892円、他6個もその前後。(大袋ならもっと割安)
ヒトの飯と比べればそれでも安いので、気にいってくれたならメニューに加えてもいいんだけど。
封筒を開けて中身を確認していたら、猫どもが駆け寄ってきた。
再パックされたニュートリエンスから匂いがもれていたらしい。
……猫は頑固者で、慣れたフード以外は頑なに拒むというが、子猫は全然見境がない。
仕方ないので、封を切って皿にあけてやると、ばくばく食べはじめた。
さっき食事したばかりというのに。
……猫のフードを替える時は、胃に負担を掛けないためと、匂いに慣れさせるため、1週間くらいかけて元のフードとの割合を増やしていくそうだが(もっとも試供品ごときでそんなことやってる暇はない)、こやつらは目新しいもののほうが好きらしい。
ドライ嫌いだったココアさんが、ピュリナワンをあげたら突然ドライ派に転向したので、いろいろ試そうと思ったのだが。
……お前らなんか、カルカンで充分だ。
2006/12/08/Fri あんたがたいつの間に、
そんなに仲良くなったの。
つい1時間前には同じ場所で、かりんさんがココアさんの顔をごうりごうりと舐めていて、一見微笑ましいが実は「下手に出てやってるうちにそこを退きな」状態だったのに。
部屋が薄ら寒いからだろうか。
抱っこ嫌いの猫を膝に慣れさせるには、部屋をうんと寒くして、ヒトの膝の上が温かい=気持ちいいと思わせるのがいいらしいが、猫同士にも有効なのだろうか。
そんな猫団子ににやけながら、MRなんか読みふけってしまった。
だめじゃん。
昨日、4ヶ月前に描いたサークルカットを見て、「新刊予告してる〜!私のバカーーー!!」と吼えたばかりじゃないか。
2006/12/06/Wed 猫は遊ぶのが仕事。
猫はネズミおもちゃが大好きだ。
釣竿の先にネズミがついているおもちゃは3代目で、取れてしまったネズミ2個は、フリーのままで猫用ぬいぐるみと化している。
ココアさんがこの家に来た時に一緒に持ってきた、カラカラ鳴る毛糸製のネズミのおもちゃがかりんさんにも好評で、2個買い足した。
しかし、糸もついていないおもちゃは、どこへ持っていかれるかわからない。
と思っていたら、全部本棚の下の隙間に滑り込んでいるのを発見した。
どうやらここは滑り込みやすい、ブラックホールらしい。
そして、また相手が遊んでいるネズミに割り込む。
ブラックホールからネズミを引きずり出すのが日課となった。
思い切って今日、新たに同じネズミおもちゃを4個投入した。
撒き餌のようにばら撒くと、万札が振ってきたように躍り上がる猫たち。
目移りしながら狂喜乱舞で遊んでいたが、
気のせいだろうか。
もう視界に1個も目に入らないのは。
2006/12/05/Tue 二頭同時折檻。
台所からするかすかな足音に気づく。
忍び足で見にいくと、案の定、かりんさんが流しの中に入っていた。
ついてきたのか、ココアさんまでいる。
かりんさんは、度々同じことをしてお仕置きされているのに、ヒトが見ていなければいいと思っている、ちょっとずるい子だ。
ココアさんも、これで覚えて流しやコンロで遊ぶようになったら困る。
しかし、片方ずつゆっくりお仕置きしていたら、後の子はもう何をしたのか忘れてしまっているだろう……
ヒトに気づくなり逃げようとする(この辺がわかっていてやっている証拠)かりんさんと、呆然とするココアさんを捕まえて、二頭まとめて流しでシャワーを頭から浴びせた。
当然必死で抵抗するが、首根っこを押さえつけて「ここに来たらこういう目に遭うのよ〜〜〜っ!!」
もういいか、と手を緩めると猫はダッシュで逃げる。
物をなぎ倒してカウンターを飛び越え、逃げた道には水のあと。
ガラスのコップと、土瓶を割られた。
手は二頭分の抵抗であちこち流血している。
濡れた跡をたどって、隠れた猫をたやすく見つけて捕まえ、バスタオルで簀巻きにして小言を言いながらごしごし。
コレもミニ折檻か?
それから血だらけの手を洗い、ガラスを片付け、床を拭く。
猫は掃除機の音でまた逃げていく。
掃除機を仕舞ってほっと出てきた猫を、さらについでと洗濯ネットに入れて、爪を切った。
当然抵抗するが、ネットの中では手も足も出まい。
ほっほっほ。
でも、爪の間に血がこびりついていてちょっとイヤ。
そんな怖いことコンボだったのに、30分もすればまたヒトにくっついて寝ている猫たちに、安心するような、怒っても損害までこうむるだけ無駄なような。
2006/12/04/Mon 乾杯。
土曜に、二頭まとめて医者に連れていった。
かりんさんは虫下し後の便の再検査と、タイミングよく?その朝からなってしまった結膜炎を診てもらいに。
ココアさんは、初めてのワクチンに。
ココアさんは預かる時に、2週間様子を見ます、と話してあった。
ちょうど2週間になった今日、前の家に電話をした。
「ウチの子にします。ワクチン受けさせました。
名前は『ココア』にしました。」
あの、一生和解なんか無理じゃないかと思った、明日にでも断りの電話を入れようかとも思った、恐怖の初日から早や2週間。
ココアさんは2ヶ月もここで暮らしているような顔で寝ている。
ささやかなお祝いに、ついノリで買ってしまったボジョレーヌーボーを開けた。
(ラベルが「神の雫」の作画オキモトシュウさんのイラストだった。近所のスーパーで発見。)
猫にもおすそ分けと、つまみのチーズをちぎってやったら、ココアさんの目の色が変わった。
まだ出てくると信じて、必死でとりすがってくる。
……生後1週間から人工乳で育った子だったっけ。
乳製品、大好き。
ココアさんのお祝いだから、ともう一口。
しかし、あげればさらにもっと出てくる事を確信してしまうのが、猫。
ワインの代わりにクリープのポーションもあげた。これも大好物。
仲良く長生きしてくれますように。
2006/12/03/Sun 画廊へ出かける。
田中光さんが合同展を開いているというので、池袋の「ARTIST GARDEN」へ。
(参考:ご本人HP http://members.jcom.home.ne.jp/hicarut/)
見慣れているカラー画はパッケージや本のカバーイラストが多く、意識して変えているのか、コントラストのはっきりした色使いが多いが、今回展示されていたのはどれも単色カラーの雰囲気にも通じる、柔らかい色調のもの。
このほうが好きだな……
田中さんに会うのはL.A.以来で、話が弾んだ。
絵の話、ワールドコンの話、英語の話、田中さんのアメリカの友人の話、etc.
SFマガジンの今年のベストテンを選ぶ原稿の話から、昔のSF、今のSF、お勧めのSF。
久しぶりにたっぷりとSFの話をした気がする。
画廊は喫茶コーナーもあって、おいしいココアと居心地のいい絵やオブジェと音楽の中で、つい3時間半。
そして、その勢いで紙袋いっぱいの本を買って帰宅……
したら、猫様方はご飯に一口も手をつけず、トイレもきれいなまま。
1時間遊ばせて、ようやく猛烈な勢いで食べはじめた。
……まだ平常心でお留守番ができませんか……