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2007/01/30/Tue 赤い川の谷間の謎。
同居人が買ってきた「たのしい英語のうた大全集」。
マザーグースからゴダイゴまで、どこかで聞いた英語の歌が70曲。
その中の、The Red River Valley が気になった。
小学校のときに習った「赤い川の谷間」は、A-B-C-Bという構成だったのだが、この英語版はA-Bが繰り返されるだけ。
気になったのでググってみる。
さすが古い歌だけあって、MIDIが山ほど作られている。
しかし、Red River Valleyで出てくる英語版のMIDIはどれもA-B-A-Bの構成だった。
http://my.opera.com/wangli/blog/show.dml/436746
おや?
あのCパートが好きなのに、あのパートのない Red River Valley なんて。
日本語の「赤い川の谷間」は、坂田寛夫版と小林幹治版がある。
こちらはどのMIDIもA-B-C-B。
このCパートはどこから現れたんだ。
日本のオリジナル構成? そんなのありか?
「谷間に咲くひなぎく」は母から教わった、歌声喫茶でポピュラーな坂田寛夫版。
「サボテンの花咲いてる」が、最初に小学校で習って刷り込まれている小林幹治版。
http://www.interq.or.jp/japan/k3j/children's%20song/a%20foreign%20country%20song/akaikawano%20tanima.htm(音が出ます。注意。)
ところが、この小林版も記憶にあるのと違う。
私にとっては、2番のA-Bパートとされている2行がC-Bのサビだ。
C-Bとされている2行は2番のA-Bなんだ……
音楽の教科書が手を加えて掲載したのか?
でももう刷り込まれていて、それ以外では違和感全開なんだ……
いい曲と思っているのに、あのCパートが好きなのに。
私の好きな「赤い川の谷間」は、脳内にしかないらしい。
愕然。
2007/01/28/Sun 大勢の来客から一夜明けて、
朝、うっかり台所に置いた特上鰹節が破り開けられているのを発見。
それは君らへのお土産じゃない。
君らへは飛騨高山産のマタタビ原木だ。
でもお酒(マタタビ)は二十歳になってからね。
昨日は君らのために注文した2ヶ月分の猫缶やカリカリや大量のねずみおもちゃがまとめて届いた上、2ヶ月前に申し込んだフードの試供品1kgも来て、猫財産祭りだったんだから、そっちを楽しんでくれ。
2007/01/27/Sat 猫を愛でつつ築地の食材を楽しむ会。
朝5時半まで片づけをして、風呂入って仮眠して、7時半に起きてテーブルをセッティングし、8時半に築地市場で待ち合わせる。
近年恒例になった築地発食い倒れツアー、いつも1日歩き回るからと、場外でいい物を見つけても迂闊に買えないのが不満だったので、今年は寿司の後は心置きなく買い物をして、私の家で食事会、持ち帰るものは冷蔵庫があるからダイジョーブ、という算段。
まずは場内の寿司。
行列のできるお得なお店も捨てがたいが、いいネタ新鮮な間違いない店を選ぶ。
3680円の朝寿司は、トリップしそうに美味しかった。
キンキのあぶりは初めて食べたが、あぶりが美味しいと思ったのも初めて。
(よくあるトロのあぶりはあまり好きじゃない。)
それから場外を一回り。
特上の鰹節を台所提供のショバ代として買ってもらい、自分はしらすの釜揚げやピカピカのしいたけを買う。
寒鰤丸ごととか心惹かれるけど、今ウチには出刃がないので捌けない。
出刃は欲しいので店ごとに覗いてみるけど、今ひとつ思い切れない……
おでん種屋のおでん、ホット豆乳、作りたての厚焼き玉子、鯨カツ、焼き牡蠣、さつま揚げ、肉まんに焼売など、その場で食べられる店が増えた。
土曜に素人さんを呼び込もうという場外の運動は功を奏している模様。
生湯葉、佃煮、練り物、その他諸々の試食も多い。
寿司で腹いっぱいなのに、さらに詰め込む女6人。
ウチに移動して、しゃべりながらの遅い昼というか、早い夜と言うか、食事の支度をする。
猫を追いかけながら愛でる予定だったが、案の定人見知りの激しくなった猫は、力の限り抵抗して洗面所に立て篭もってしまった。
仕方がないので、私の手の空いたときに強制的に抱きかかえてきて、みんなに撫でてもらうにとどまった。
やはり大人数ではだめか。
さて、築地の戦利品中心のメニューは、
・伊達巻を伸ばしたようなふわふわ厚焼き玉子
・厚焼き出汁玉子
・甘エビの刺身(卵つき)
・明太子とたらこ
・鶏レバーの燻製
・鶏手羽のコーラ煮 生姜風味
・五目煮(人参・蓮根・蒟蒻・牛蒡・筍・干し椎茸・鶏モモ・絹サヤ)
・大シジミの味噌汁
5合炊いたご飯が空になったのはさすがだ。
食後のおやつは、
・築地で買ったチョコレートドーナツ
・同じくレモンアンパン
・北海道物産ショップで買った「がごめ昆布チョコレート」
・同じくロイズのポテトチップチョコレート(結構好評)
・沖縄ショップで買った沖縄特産のみかん「たんかん」
・土産にもらった桜紅茶などハーブティーいろいろ
午後のみ参加の人もいて、最終的に総勢9人。
いつもながら賑やかでよく食べる集団だ。
お開きのあと、静かになった居間を猫がひとしきり嗅ぎまわって、異常がないか念入りにチェックする。
知らないヒトがいないことがわかって、いつも通りの甘えモードに戻る。
そのかわいい姿を見せて欲しいんだけどな〜。
2007/01/26/Fri お片付け中。
明日8人来客予定。
そして、今に至るもまだあがいている、部屋の中。
どこまでも付きまとってくる猫どもを、書庫に閉じ込めた。
整頓すべき居間は平和になったが、書庫の中はどうなっているやら……
2007/01/25/Thu くつろぐかりんさん。
かりんさんのわがままお嬢様ぶりが度を増している。
食が細いのを心配して目新しいフードを試食させればそれが日課になりそうに要求されるし、自分が行きたいところには何度怒っても行くし。
そして何度怒っても、けろりとして膝の上で寝ている不思議。
しかし、ココアさんが私の膝に(たまに)来るようになったのが、お嬢様的に不満な出来事だったらしい。
私の膝はココアさんに「下賜」され、新しい場所に鞍替えした。
同居人の膝の上では、世界一くつろいでいる猫が見られる。
2007/01/23/Tue ついに、
猫らは180センチ高のライティングデスクの上に到達した。
足場は35度傾斜の製図机の端、120センチ高。
猫の足ってすごいな……いや、またいろんなものを蹴落とされるんで、感心してる場合じゃないが。
ココアさんは広いデスク上で座り込んでしまったが、開拓精神旺盛なかりんさんは、さらにそこに渡した物干し竿を渡って対岸の本棚へ行こうと試みた。
プラスチックの、物干し竿1本は無理でしょう……
案の定、つかまることができずに床まで落ちた。
下にやばいものが無くてよかった。
私の仕事道具のワゴンだったら、床よりは近いところとはいえ、ペンの針の山。
それでも懲りずに再度挑戦しようとするかりんさん。
相変わらず自分の思い通りにならないものはないと信じている。
そしてココアさんはといえば、この後ヒトが引き摺り下ろすまで同じ場所に座っていた。
よほどそこが気に入ったのか、帰り道が険しくて降りそこねているものの、ヒトに助けられるのも不本意だったのか。
いずれにしても新規開拓地はどこも埃だらけ。
ヒトとしては、ちょっと勘弁してほしかったりする。
2007/01/21/Sun まったりとした夜中。
同居人の足元にはかりんさんが長々と寝そべり、あまり甘えないココアさんが腕を枕に眠っている。
珍しいからそれを邪魔したくないというのはわかるが、そのままいびきかいてるうちに、ココアさんの上に手を乗せて寝てるから。
逆だから、それ。
そんなココアさんも珍しいからまぁいいけど、そろそろ風呂に入ってくれ、同居人。
猫を缶で釣って起こすかな。
2007/01/19/Fri さなだちゃん駆逐。
動物病院に行く前、トイレを確認すると、便に同様のゴマ状物体が。
そして疑惑の物体は、やはりさなだちゃんだった。
かりんさんは先だって回虫を駆除したばかり。
条虫はノミを介して猫の腸に住み着くが、今のところこの家にノミの影はない。
よってココアさんの疑いが濃いが、確信はないし、うつる可能性もゼロではないということで、2頭まとめて駆除することに。
十二指腸の辺りにあるアタマを叩かなければ、やつは何度でも蘇る。
駆除のためには薬を飲ませる。
今回は錠剤。
押さえつけて、口をこじ開けて、吐き出せないようのどの奥に押し込む。
粉薬を溶かしてシリンジで投与した時もほぼ素直に飲んでしまったかりんさんは、今回も楽だ。
問題は限りなくクロに近い、肝心のココアさん。
全力で抵抗されながらも一度は飲ませたと思ったのに、開放してからうまく吐き出されてしまった。
また押さえつけて飲ませる。
意地でも吐く。
また押し込む。
牙で指に穴が開く。
唾液で溶けてきて、指にもついて、だんだん錠剤が小さくなってくる。
なんで糖衣錠じゃないんだ。
それとも多少でも唾液と一緒にさっさと飲み込んでるほうがマシなのか?
何とか押し込んで口を開かないように押さえつけて、ようやく飲み込ませた。
ココアさんは液体を飲ませる時も苦労しそうだ。
そして、ミルクポーションで機嫌をとって、猫らが忘れてリラックスした頃を見計らって、ノミ予防の薬を首筋に。
駆除薬はまた来週、ノミ予防は毎月1回。
そうこうするうちに暖かくなって、本格的にノミを心配する季節がくる。
猫飼い生活は楽ばかりじゃない。
猫はいたって楽そうなのに。
2007/01/18/Thu さなだちゃんの疑い。
猫がよく寝ているカーペットを念入りに掃除したら、白ゴマ様の、ゴマより一回り小さいものがちらほらと出てくる。
おや……?
とりあえず、これを持って病院で聞いてこよう。
台所でショウジョウバエのサナギが沸いたときは阿鼻叫喚で、ゴム手袋をして掃除したのに、今回はわりと平気な自分が変。
猫の虫は別物と、頭のどこかが区別してるんだろうか。
2007/01/17/Wed 甲斐甲斐しいココアさん。
ココアさんは時々かりんさんの毛づくろいをしてくれる。
突然がばっと立ち上がって、寝ているかりんさんの枕元にやってきて、頭を抱え込んでおでこを舐めはじめる。
大変ほほえましいが、幼いおねぇちゃんが、あーそぼっ、と言って妹をお人形代わりにおままごとをしているように見えなくもない。
かりんさんはお嬢様体質で、人間に奉仕されるのは好きだが、猫だとどうも勝手が違うらしい。
この日はよほど眠かったのか、割と長いことココアさんに舐められるがままだったが、やはり最後は猫キック、パンチ、起き上がってそのまま取っ組み合いになってしまった。
最近、昼間はおとなしくぐーすか寝ていて、こうやって運動会になるのはいつも真夜中なんだよな……
逆転してくださいよ……
2007/01/12/Fri 開拓者。
かりんさんは今、開拓精神が大変旺盛になっている。
育って足の力も強くなったので、あちこち行きたいらしい。
お気に入りは台所。
見つければ即お仕置きなのだが、全然効果がない。
しかも、ヒトが見ていなければお仕置きされないのを知っていて、夜中に遊んでいるようで。
朝になると戦利品のスポンジやらが床に転がっていたり、おきっぱなしたシンクの中のものがひっくり返っていたり、溜めた水が飛び散っていたり。
最近、天井近くに置いているコーヒーの粉(使用済み。鉢植えのナメクジ忌避に使うため乾燥させている)が飛び散っているのに気づいた。
案の定、犯人はかりんさん。
ワゴンや棚を伝って、冷蔵庫の上の電子レンジの上の物置台の上に置いたコーヒー粉のバットを見つけたらしい。
今日、やっと現行犯逮捕した。
台所で遊んだ罪で、お風呂の刑の後、禁固30分。
そしてなぜか、かりんさんが禁固刑に服していると、必ずやってきてそばにいるココアさん。
鳴いているので心配なのか、普段あげない声なので奇異に思っているのか、それとも単に物見高い見物人なのか。
どうせなら行っちゃいけないところだと、言い諭してよ、ココアさん。
2007/01/08/Mon 猫にきび。
かりんさんの下あごが、気づいたらうす黒くなっている。
猫のにきびは黒いと聞いていたが、その通り、毛の付け根に黒いものが。
うずうずうず。
こういうものをいじらずにいられない性格で……
かりんさん、あご出して寝てー。
2007/01/07/Sun とりあえず復活。
修羅場跡の片付けを予定していたが、風邪続行中なのであまり動けない。
今日は、腰をすえてPCの復元に費やすことにした。
いろいろインストールしまくって、設定しまくって、何とか復活。
バックアップもとって、しばらくは安心。
ついでに中身も少し整理して、多分前よりまし。
風邪も昨日よりはかなりましになった気分。
明日は晴れるし、きっと片づけができるだろう。
……起きられれば。
2007/01/06/Sat 3年連続でコミケ後に熱出した。
去年、一昨年は、寒さにあたったようで、1日で下がる熱だったが、今年は喉風邪をもらった模様。
1日の晩から喉が痛くて、2日から青っ洟が出て、3日に熱が出た。
大阪から帰った4日は寝倒して、まだ回復しない今日、だましだましで何とか2ページ書き足しと修正、表紙の2C変更を終え、入稿。
えー、「みけづきあい」の初売りは1月14日大阪シティ(いつものところに委託)、東京初売りは、2月4日のコミティアになります。
戌の置物をココアさんに壊された。
さっさと今年の亥の置物に換えなさいと言われたようで。
2007/01/02/Tue あけましておめでとうございます。
と、やっと書ける、1月2日、ただいま1時。
大晦日の夜まで有明で過ごし、ばたばたと年を越し、倒れ伏すように眠り、新年なんか知ったこっちゃない猫のいつもの喧騒に起こされ、冬は一回遣れば数日放置していいから楽だなーと思いつつ植物に水を遣って、ばたばたと支度し、猫を袋に詰め込んで正月早々なのに受け付けてくれる奇特な病院に預けて、大阪に向かい、新年の挨拶をしてやっとまったり時間を過ごし、ついでに一寝入りして、というか床についたのにこの所の不摂生のせいか目が覚めてしまって、今に至る。
暮れのいろいろや、大阪のあれこれは、3日に帰って、猫を引き取って、4日に猫本の残り2ページを首尾よく仕上げて入稿して、暮れから荒野になっている居間をヒトの住まう地に戻してから。
ただ、夜から耳の奥がむず痒く、喉まで痛くなってきて、なにやら雲行きが怪しい。
今年も色々あがいていそうですが、よろしくお願いいたします。