時々日記。


風の向くままに書き散らしています。

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2007/06/20/Wed    花の宴。

クロネコ営業所は、開放の象徴だ。
無事ここにたどり着いたら、その後はつかの間の安息が得られる。
明日からまた修羅場だとしても。

昨日もなんとか(いつもどおり二日遅れで)開放され、ちょっと豪華すぎる打ち上げに向かうことが出来た。

東京農業大学花酵母研究会主催 第4回「花の宴 in 東京農業大学」。

「花酵母」とは、花から分離し、育てられた新しい清酒酵母の総称で、東京農大で長年研究されている。
「もやしもん」にも、少しだけ説明が登場した。
というより、アレを読んでいなかったら、全く知らない世界だったが。
その酵母で醸された清酒や焼酎が全国の蔵元に広がりつつあり、「花の宴」はそれらが一堂に会する試飲会。

夜7時、Iさんと二人、いかにも学生街な農大通りを歩き、仕事以外では初めての農大キャンパスに足を踏み入れ、カフェテリア「グリーン」にたどり着いた。

飲兵衛が集まっていると見えて、会場の空気が始まる前からわくわくしている。
主催の挨拶もそこそこに、試飲会開始。

蔵元は北は秋田・岩手から南は熊本まで30、酒は117種、試飲参加者は200名。
ビュッフェスタイルの食事なんぞ目もくれずに、みんな酒に殺到する。

この日試飲できた花酵母は16種類、HPに紹介されている種類より多い。
よく使われているのはナデシコ、アベリア、ニチニチソウ。
ついでベゴニア、ツルバラ。
酵母によって確かに風味の傾向が違うのがわかる。
ポピュラーな酵母は、やはり使いやすくよい風味が出やすいらしい。
素直な感じの喉越しになるのはナデシコ、アベリア、ベゴニアあたり。
ニチニチソウは、癖のある感じがあった。

採取した花の名前で呼ばれるが、花を搾るわけではなく、あくまでも酵母なので、その花の香りがするわけではない。
が、やはり名前のイメージにあわせるよう、さらに最近の好みの流行で、さっぱり、すっきりと飲みやすい風味で、冷酒向けに仕立てられている。
清酒に向かって「ワインのよう」というのは、失礼なのかもしれないが、そういう形容が出てくる酒が多い。

月下美人は少々癖があり、イチゴは甘め。
リンゴが程よい酸味もあって、とても良く、印象的だった。

全国で名の知れた蔵元はおそらく高清水くらいで、ほとんどが地元に密着した中小の蔵。
説明してくれる蔵元の人は、やはり東京農大出身者が多い。
ここで学んで、郷里に帰り、差別化、特色をもとめて花酵母の酒を開発している。

2時間で117の酒を全部飲もうなどとというのはとても無謀で、いいペースで飲んでも、半分強か2/3というところか。
200人にはとても足りないように見える食事も、手をつける暇があったら飲む人ばかりでは、あまりまくっている。
要所にバケツが用意されて、飲みきれない時はここへ捨てて、次の酒を注いでもらってもいいよ、と言われていたが、そんなものはほとんど出ない。
(焼酎などはロックで供されることがあるので、その残った氷が捨てられていたようだ)

味わったことのない、珍しい香りの、蔵元自慢の酒が百以上。
東京で手に入るのは一握りで、通販さえなさそうなところもある。
ここで飲まなければ、一生出会わない酒ばかり、中にはまだ非売品のものもあって、なにか得した気になる。
その上、グラスを差し出せばわんこ酒状態。
二人で「おいしい〜 幸せ〜」と連呼しつつのハシゴ。
最近ほとんど酒から離れていたのに、かなりのペースで飲んでしまった。
焼酎まで同じペースであおっているし。
途中、抽選会があったが、ほとんど聞いていない。
多分何も当たっていないと思うが。

でも、抽選会の後の東京農大応援団による演舞はしっかり見た。
有名な農大名物、「大根踊り」を初めて生で見た。
あの大根を、演舞の後は観客に配ってしまうとは知らなかった。
知ってたら一番前で陣取っていたのに。

一杯は少量ずつ飲んでいるので、全く休みなく飲み続けている、という自覚がないまま、飲み続けて2時間。
普通の飲み会よりはるかにきつい酔い方をしている。
さすがにこのまま無事帰れる自信がなくなってきたので、農大通りのモスバーガーで1時間ほど休憩をとった。

そのおかげか、なんとかぎりぎりで正気を保ちながら、電車に乗って、家まで帰ることが出来た。
記憶も飛んでいない。多分。
しかし、本当にアルコールに弱くなっている。
アクエリアス2リットルを抱えて、酒気が抜けるのにまる1日。
まだ清酒の幻臭がする気がする。

でも飲んでいる時はとっっっても幸せだった。
きっとまた来年があったら、今度はもっと大勢誘って、行ってしまうんだろう。
その時までに肝臓を鍛え……るのは無理か。

2007/06/16/Sat    不意をうたれた。

Nippon2007の告知記事を、今日の朝刊30面に発見。

宣伝されるのはいいんだけど……
なぜ今?
早すぎるような、遅すぎるような。

2007/06/13/Wed    「人がこう、歩いててさ、バタッと倒れて死ぬ温度だぜ」

と、「11人いる!」の白号船内で会話されていた、53日目の気温予想は51℃。
昨日、パキスタンでは52℃を記録し、死者も100人に上るのではないかとか。

北海道も、亜寒帯とは思えない暑さ。

ラニーニャで今年は猛暑とか言われているし、ヒトは我慢のし様もあるけど、動物はかわいそうだな。
我が家は5年間クーラーなし生活だったけど、今年は猫のためにクーラー導入するのだろうか。

2007/06/12/Tue    帰宅。

5回目。いつの間にか。
いや、同行者Tさんは75回という剛の者ですが。

渋い執事はもちろんいいけど、若いフットマンもいいねぇ、としみじみ言ってるあたり、どうにも「お嬢様」にはなり切れないが、「お帰りなさいませ」とか「いってらっしゃいませ」の挨拶と、ちょっと無理やりな使用人たちのウィットに、ようやく慣れてきた5回目。

ミントアッサムティーの、はっきりくっきりミント感が気持ちいい。
アフタヌーンティーセットの、クランベリースコーンは温かくて香り立つ。
バラのシフォンもふんわり、いい香り。
でも、バラのジャムとかケーキとか、こういうものを口にすると、
「あー、そういえば桜ってバラ科だっけ」
と連想する、近さがある。
紅茶のジュレが絶品。
ハチミツを使ったソースはちょっと甘すぎるが、紅茶の香りと苦味が絶妙で、これだけでも食べたい。
ジュレやアイスクリームが得意なパティシェらしい。
お持ち帰りで売り出さないかなー。

次回からはカップが選べるそうで、でも、自分ちに何種類のどんなカップがあるのか知らないし。
覚えても、どんどん昇天しては入れ替わっているので、無駄らしいし。
紅茶とフードだけでなくて、食器のリストが欲しいと思う今日この頃。
これから修羅場に入って時間がなくなるというのに、次も行く気満々。

2007/06/11/Mon    ココアさん、病院へ。

昨夜から左足をかばうようにびっこを引いている。
触ってみても痛そうな素振りはないのだが、やはり気になるので、病院へ連れていった。

やはりこれといって腫れているところもなく、原因不明。
歩かせてみるが、なにせ病院を怖がって縮こまっているので、どう痛がっているのかさえ不明。

とりあえず、痛み止めの注射1本と、粉薬を処方される。

外出がショックだったのか、心細いのか、帰宅してからはそばにべったり。
投薬中は安静に、とのことなので、興奮しないようにそばでかりんさんを遊ばせることも避ける。
かりんさんはこのところたいくつ姫で、しょっちゅう遊べと迫ってくるのだが。

耳きれい、心音・呼吸音きれい、腸も詰まっている様子なし、毛並みもきれいと、健康太鼓判のココアさんだが、やはり体重4.2kgは要ダイエット、と言われた。
飼い主と一緒にがんばるぞ、ココっち。

2007/06/10/Sun    はしか、ついにアメリカ上陸。

2003年のSARSを思い出す。
カナダは流行の飛び地だったし、封じ込めは迅速だったし、収束も早かったので我々は安心してトロント入りしたが、参加を見合わせたアメリカ人が一部いたようだ。
基本的にアメリカ人は防疫にはとても神経質らしい。

ワールドコンまであと3ヶ月を切った今の時点で、流行絶頂の日本に、アメリカ人が引かないか、ちょっと心配。

つか、「たかが風邪で休めない」とか言ってウィルス撒き散らす行為は、そろそろ卒業しないか、日本人。

2007/06/09/Sat    来客10時間前。

片付けなきゃいけないのに、めちゃくちゃ眠い。

片付けられないヒトに伝わる秘技「とにかく一角に積み上げて布をかけ隠す」ってのがあるらしいけど、積んだ端から猫に崩される賽の河原な家には、不向きだ。
その猫どもは、絨毯の下に敵を仮想して、索敵と突入の訓練を繰り返している。

さて、PCの周りに散らばった原稿・ペン・その他から手をつけるか。

2007/06/07/Thu    クーラーを買いに。

バスで量販店に行った。
集積センターばかりの人の少ない土地に出来たての店は、平日ガラガラ。
だだっ広い店内に、客より店員の方が多い。
目的の売り場に着くなり、「お探しですか!?」と食いついてきた。
最近は、客からお声がかかるまでじっと我慢している店も多いというのに。

チラシに載った、あからさまに客寄せの格安品が目的だったので、正直にそう言った。
すると店員、その品がいかにダメか、いい並べ始める。
実際にその部屋で稼動するには、パワーが足りない、
100V用は200Vに切り替えられない古い部屋で仕方なく使うもの、
除湿と冷房のバランスがもっといい品がある、
などなど。

お宅では売れない製品を広告のトップに置くのか、と言ってもよかったのだが、なんだかむかついたので、イタい客になることにした。

「人間だけならエアコンなんか要らない部屋なんですけど、
 ペ ッ ト のために17畳の居間に置くんですの〜」

ペットの匂いが気になるでしょう、空気清浄や除菌機能が……
「 26 畳 用の三重フィルターの清浄機がありますので大丈夫ですの〜」

やはりこの機種では広い部屋で使うと負担が大きくて……
「普段、人が気温を見てやれる時は、使う必要ありませんもの。
 10日程度の海外旅行中ペットだけを残す時、窓を開けられませんから〜
 シッターさんに使っていただくんですのよ〜」

さすがに黙った。
嘘ではないんだが、言い方を変えるだけで、嫌味な猫馬鹿みたいだ。
さらに変えると、ケモノのために倍もする新型を買うものかよ、という真逆にドケチな客に変身するのだが。

「というわけで、これください。」


5年間猛暑を乗り切った家に、ついにエアコンがやってくる。
おそらく夏しか使わないので、「クーラー」として。
とりあえず来月取り付けに来るまでに、室外機を置けるよう、ジャングルを少し片付けねば。

2007/06/06/Wed    ♪タイムトラベルはたのし

NHKの番組で、大貫妙子さんの歌を久しぶりに聞いた。
「メトロポリタンミュージアム」のみんなのうたの映像も、久しぶりに見た。

ふと、思い立って、実況系の掲示板に立ち寄ってみると、

トラウマキターーーーー
こえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
閉じ込められるぅぅぅぅ

と、(それはそれは楽しそうな)阿鼻叫喚が繰り広げられていた。
さすがトラウマソング双璧の一翼。
(もう一方はいわずと知れた「まっくら森」)

自分は閉じ込められてみたい派だけどなぁ。

2007/06/05/Tue    集中読書。

少々体調をくずして、早い時間に布団に入ったら、ほんの数十分で目が覚めて、却って眠れなくなった。
仕方がないので、積ん読消化。

松岡圭祐
「バリア・セグメント 水の通う回路 完全版」
「霊柩車No.4」
「天使の守護のアリエッタ」

鈴木輝一郎
「白波五人男 徳川の埋蔵金」
「ほどよく長生き死ぬまで元気」

二人の共通点は、振り幅が大きいいろんな毛色のテーマを器用に使いこなすこと、筆致が軽快で読んでいて楽しいこと、小説はエンターテイメント、楽しくて何ぼ、と考えて書いていること。
あと、結構多作家で、追いかけるのが大変なこと……
(特に松岡氏、今年すでに5冊とは何事か)

ネットに費やす時間が増えすぎて、本を読むことが減っているが、やはり本はいい。
どんな姿勢でも読めるし、目の疲れが軽い。

2007/06/03/Sun    検索システムを初めて使った。

細い回線に、一斉集中しているんだろう。
重い。重すぎる。F5押しまくりで、自ら拍車をかけている。
ドキドキするほどのことじゃないのに、胃が逆流しそう。

あらかじめしておけばよかったんだろうけど、登録作業がめっさ面倒くさくて、さらに逆上しそう。

登録と検索、一緒にさせるのは手順として変じゃない?
準備会。


20分がかりで突撃を繰り返した結果。
同好会 海は、日曜日西地区む-12b です。

さて、ゴハン食べて、原稿やろう。

2007/06/02/Sat    ふと、思いついて、

久しぶりにかりんさんにハーネスをつけてみた。
半年振りくらいか。

なぜ猫はハーネスをつけられると、ごろんと転がるのだろう。

いつもは玄関のドアをヒトが開けるのを狙っていて、隙あらば飛び出そうとするかりんさんだが、ヒトがわざわざ開けてやったのに、ぺたりと座り込んで出ない。

おそるおそる出たものの、いつもの勢いはなく、やはり座り込んでしまう。
半年前は飛び出して階段を上ろうとした非常口は、聞こえてくる外の音が怖いらしく、後ずさりした。

外をご無沙汰にしているうちに、すっかり家だけが全宇宙になっていたようだ。
勝手に飛び出さなくなれば、生活の上では安心だが、いざという時(避難とか)に外に出せないのは困るな。

2007/06/01/Fri    「はしかの検体、冷蔵庫にぎっしり」

で、大手臨床検査会社では検査が遅れに遅れ、一時的に受託をストップしているそうだ。

でも、こういうことは、ウェブサイトのトップとかにきちんと書いて欲しい。
わかりやすい場所に書いてあったのは、三菱だけだ。
その三菱も、28日に受託中止。
6月5日にとりあえずIgG EIA法で再開するらしい。
HI法は19日から、とっくに試薬が底をついている。
「ここ数日間に数ヶ月実績相当の依頼件数、まさに想像を絶する事態」
だとか。

こういう話が出るにつけ、ついMM88を連想してしまうのは、もう刷り込みとしか言いようがない。


はしかは自分は幼稚園の時分に済ませたとずっと思っていたのに、30歳も超えてから、親が突然「あんたがやったの風疹かも(遠い目)」とか言い出した。
「かも」じゃないだろうよっ、と思いつつも、いまだに抗体検査をしていない。

確かに、風疹が猛威を振るった時、るんたったと腕を組んで歩いていた友達が風疹で学校を休んだ3日後、私がかかったのは水疱瘡だった。

このまま抗体を確かめられずに、はしかに感染するのもイヤだが、感染せずに流行が収束したら、また次の流行の時に「混んでて検査できない」とか言いそうだな。