時々日記。


風の向くままに書き散らしています。

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2009.01
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2009/01/28/Wed    せっかく銀座に行って、

ハマるところが本屋。
いや、充実していたんだから、それでいいわけだが。

そういえば、小学生の頃、ホコテンに連れてきてもらったのにやはり本屋にハマって、家族は帰り、一人だけ残ったことがあったのを思い出した。
暗くなっても帰らないので、閉店時間直前に店に電話がかかってきて、店員さんが探しにきたっけ、と……

つまり、ン十年経っても全然やることが変わっていないのか。

2009/01/26/Mon    ココアさん、一日入院。

かりんさん1 かりんさん2 ココアさん1 ココアさん2

朝から食事を一時撤去。
かりんさんがご飯どころに寝そべって「お皿さえないわよ」と抗議の目を向ける。
「今日はココアさんは病院へ行くから食べられないんだよー。」
と言った声が理解できたのか気配を察したのか、ココアさんはこたつの奥深くに潜り込んで、篭城し始めた。
洗濯ネットを目にしたら、行き先は絶対病院とわかるので、なおさら出てこない。
なんとか押し込んで、予約の10時半きっかり、一日入院の手続きをし、誓約書にサインする。

体温正常。体重4.88kgで正常。
かりんさんは最初の年にウイルス検査も済ませていたのに、ココアさんはなぜか失念していたことがわかり、それも術前の血液検査のついでにお願いする。
予防注射とあわせてする事になっている便検査も、ちょうど朝に採取できたので提出。

いつも昼間は寝ている猫たちだが、一匹いないだけでやはり静けさが違う。
かりんさんが清々しい表情で膝にのし上がってきた。
相変わらず友達甲斐がないな、君。
5.5kgのベッドになるのはつらい。

18時半に迎えに行く。
麻酔から覚めてはいるけど、まだとろんとしてますから、と言われつつ、ココアさんを引き取った。
とろんどころか、受け取った途端に大きな目を見開いてきょろきょろ、早く帰ろうと訴える。
しかし、ドクターに手術の説明を受け、薬を貰って会計しなければいけないのだ。
そして、ココアさんの歯は思ったより重症だった。

前臼歯と呼ばれる、奥歯の手前の歯を抜かれ、糸で縫われていた。
歯肉炎で感染症の危険を抱えるよりも、状態によってはない方がましな事もある、と説明は受けていたが。
「食事に支障はない」と言われつつも、やはり手入れを怠ったせいだとへこむ。
「どんなに気をつけていても、体質もあるから」と慰められる。

血液検査の結果はおおむね異常なしだが、肝臓系に気になる数値があった。
GOT、GPTが高いって、成人病か、ココアさん。
一時的に数値が上がることもあるので、半年後に再検査をする事になった。
ウイルス検査は陰性。

麻酔がまだ抜けきっていないので、嘔吐などを防ぐため今日は食事・水を与えないこと、点滴で水分を与えているのでなくても大丈夫な事、抜歯後の縫合糸は自然に溶ける事、4日間抗生物質を飲ませる事(またか……飲んでくれるだろうか)など説明を受け、プラスチックケースに収めた、抜いた歯を見せられる。
「持って帰りますか?」
……えーとー……
逡巡した後、受け取った。

帰ってからのココアさんは、落ち着きがない。
口の中が痛いだろうにご飯を食べたがり、玄関で吼え(不審者でもいたなら彼女は吼えるより逃げてしまうはずなのでこれはどうにも謎)、廊下をうろうろする。
3時間以上うろついた後に、やっとなじみの寝床に落ち着いて毛繕いを始めた。
マイペースかりんさんは、病院の匂いを不審がりながらも、特に意に介せず。

ココアさんと対照的に、かりんさんは歯も頼もしいほど太くて丈夫、性格も図太くおおらかで、医者知らずの健康優良児。
二匹足して二で割るくらいでいいのに、と思いつつ、ココアさんの歯肉が回復したら再開する為の、歯磨きセットを確認する。
恒常的にゆるい便の改善に、お腹のサプリも再開するか。
――あ、便検査の結果を聞くのを忘れた。

2009/01/24/Sat    新年会。

ほぼ毎年恒例、朝8時半の築地から始まる新年会。
3月並みの暖かさの前日と打って変わって、風が冷たい。

まず場内の寿司屋へ。
列もない寿司屋だが、大人数が一度に入れるほど広くもない。
半分が先に入り、残りはお店の人が淹れてくれた熱いお茶をすすりつつ外で待っている。
と、その後ろにつられたように列ができる。

寿司の後の場外巡りでも、相変わらず喧しい女の集団は天然サクラで、立ち止まった後には人だかりができる。
今回面白かった一品は、「おでんゼリー」。
大きな充填ゼリーのパッケージの中身が、そのままおでんという物。
ゼリーはおでん汁、小ぶりの具が浮いていて、冷たいままでもおいしく、そのまま小鍋にあけて火にかければ、溶けて温かいおでんに。
店のおばさんのおすすめは冷たいまま、とか。

おでんぜりー1 おでんぜりー2

築地の買い物はどうしても生ものが多いので、その後の行動に響く。
ので、今年はウチの冷蔵庫に預かって出かけなおすことになった。
猫びっくり、またこたつの中に逃げ込んだので、布団をめくってお客様方にゆっくり鑑賞していただく。

それからカラオケ4時間。
昼間のカラオケは安い。
ジョイサウンドには「こんなものまで?」なインディーズな歌が続々入るし、久しぶりに堪能。
でもまた夜通しカラオケもやりたいね、と締めくくる。

夜はちゃんこ鍋に行こうと決まっていたが、ちゃんこ屋だらけの両国、この日は千秋楽前日という事を失念していた。
ビル丸ごとちゃんこ屋のような店さえ予約でいっぱいと言われてあせる。
なんとか飛び込みで入れる店を見つけたが、「どうしてもだめなら」と保険で目をつけていた沖縄料理屋の「沖縄ちゃんこ」が、ちょっと気にならないでもない。
肉たっぷりのキムチちゃんこと、海鮮ちゃんこ、三々五々の一品料理と共に、両国らしくテレビで取り組みを鑑賞する。
いかにもお江戸の新春の風情。

カラオケで充分お腹を空かせて、たっぷりちゃんこでお腹いっぱいになったというのに、隣の駅に移動するまでにもう「ケーキでも」と言えてしまう、別腹恐るべし。
我が家の冷蔵庫の生ものを取りに行く前に、喫茶部がある近所のケーキ屋に繰り出し、デザートとお茶を決め込んだ。
住宅街の夜とあって喫茶部はこの時間には大抵ガラ空き、この日も誰もいなかったが、ここでも天然サクラ効果か、後から客が入ってきた。

生ものを引き取った皆を見送りに駅まで行く途中、爬虫類専門店に引っかかった。
いつもは外から「イグアナがいる」「今日はホシガメ」と覗いていたが、6人もいると躊躇なく店内に突入できる。
突然なだれ込んできて、トカゲかわいー、亀かわいー、蛇かわいー、と盛り上がって、何事もなかったかのように去っていった一見さんの女の集団を、店の人がどう思ったかは不明。

と、一日を喧しく過ごしてさて、築地の戦利品、おでんゼリーをいつ開けようか、甘酒をいつ作ろうか、大きな鮭のハラスをどう料理しようか。

2009/01/22/Thu    夢。

クリニックに通っている夢を見た。

大変流行っているクリニックで、受付開始時間前にもう列を成している。
ドアと別になぜか狭いにじり口があって、そこから入るとこたつ待合室に出る。

普通の椅子の待合室に入るために自分は並んでいる。
「いつもより早く」来たので、また、自分より前にいた数人は、ドアの横にあるカップベンダーへ先に飲み物を取りに行ったので、事実上一番乗りで待合室に入れた。
「いつも」いっぱいになってしまう奥の椅子に座れる。
ああ、でも奥に入ってしまうとカップベンダーや診察室に遠いから、「いつも通り」手前に座った方がいいのかな?

というところで目が覚めた。
こたつ待合室っていいアイディアかも……というのはさておき。
この夢の視点はどうやら多重構造で、「いつもは」と思っている自分の一枚外側に「いつもの『夢』は」と思っている自分がいた。
そしてさらにその一枚外側に、「『いつも』というか、これで3回目の夢」と思っている覚醒しかけた自分。

しかし、本当に目を覚まして夢を思いなおしてみても、前にこの夢を見た記憶がない。

前に見た夢の続き、という凝った設定の夢なのか、覚醒しかけた自分が3度目の通院という設定とこれは夢という自覚をごっちゃにしたのか、はたまた覚醒した自分の記憶にはないけど本当に(夢の中の世界で)3度目の通院だったのか。

待合室で目が覚めてしまったけれど、そこはメンタルクリニックらしいので、今度夢を見られたならばこの話をそこのドクターにしてみたいと、ふと思う。

2009/01/21/Wed    羽虫退治。

寒さに弱い植物を秋の終わりに居間に入れた。
居間は暖房で暖かいので、土の中の虫が活気づく。
その中には頭文字Gから始まる憎いやつも含まれていたが、猫二匹の活躍によって狩りつくされたらしく、年が明けてからは気配がない。

猫はさらに羽虫も狩ろうとするが、さすがに獲物にするには小さすぎる。
仕方なくヒトの出番。精油で作ったスプレー剤を撒き、それでものそのそ動き回るやつらを叩き落とすことにする。
鉢の周りをちょろちょろしている黒い点をばしばしと、手のひらで。
こういう光景、昔、本で読んだことあったな。

確かシートン動物記で、くまの話で。
蜂の巣を見つけた人間がその熊を呼ぶと、熊が大喜びで蜂をばしばし叩き落として、それから悠々と巣を取り出し、蜜を舐めて、蜂の子を食べて、まだ物足りないのか叩き落した蜂まで拾って食べてしまったという話。
ウチの鉢も羽虫でなく、おいしい蜜でも貯めてくれる虫だったらよかったのに。(蜂でも困るが)

人力でも根絶する事は不可能なので、季節はずれだが小バエ取りポットでも探してくるか。
しかし、退治した内容はショウジョウバエ、羽アリ、もっと小さい羽虫と最低でも3種類混じっていたが、ハエ以外にも小バエ取りポットって有効だろうか。

2009/01/20/Tue    久々のご帰宅。

11月以来の「お屋敷」帰宅。
執事殿の、好々爺然とした(まだそんな年じゃないはずだが)笑顔に癒される。
だいぶ久しぶりのボックス席で、まったりと紅茶とデザートプレートを楽しみ、少々場所にそぐわない話題も交えて会話に花を咲かす。
閉鎖的空間なのに却って開放的になるという矛盾。

2009/01/18/Sun    観劇。

友人Tさんに誘われて行くようになった、東銀座の地下劇場、3回目。
今回の劇は、有名(と同姓同名の)作家と、歴史上の有名人の孫が仕置き人らしきことをやる話。
80分の短い時間と限られたスペースでの趣向は、あれこれ工夫があって楽しい。

ただ、見ながら自分だったらこう盛り上げるかな、とか、こう作り変えたいとか、つい考えてしまうのは、素人物描きの性か。
一から作れといわれたら、とても手に負えないことは自分でもわかっているのに。

2009/01/17/Sat    ココアさん、歯肉炎。

ココアさん、年に一度の予防注射。
ついでに、口臭が気になってきている、と相談した。
以前ひどかったのだが、歯磨き代わりのマッサージでよくなっていたのが、再発した、と。

口臭どころでなく、ココアさんの歯茎は歯槽膿漏で、2歳なのに5歳並み、と言われてしまった。
油断せず続けていればよかった。反省。

歯槽膿漏の治療はヒトと同じで、まず歯石を取って、歯肉を養生するところから始める。
猫の歯石取りは全身麻酔の手術だ。
早速予約を取った。
まだまだ寿命には程遠い若猫だし、おいしい物はたくさん食べて欲しい。
健康になってもらわないと。

2009/01/16/Fri    コミケットスペシャル5。

開催地は水戸に決まった。
http://www.comiket.co.jp/info-c/CS5/

町おこしというには、起こす必要あるの? とも思う場所だが。
なんというか、前夜祭パーティーに町長とか村長が挨拶に出てくるような、そんなローカルなロケーションを想像していたので。
(SF大会だとままある。)

とりあえず、参加するのは確実で、今までよりは楽なコミケスペシャルかもとちょっとほっとした。
いや、今までのスペシャルではどれもサークル数が極端に絞られる高いハードルを設定していたから、
(継続10年以上のロートルサークルとか、はるか沖縄とか、割り当てられる時間がわからないとか)
まだなにかあってもおかしくはない。

2009/01/14/Wed    カニ。

同居人の実家から、クール宅急便が届いた。
カニをもらったが食べきれないので送る、とは事前に聞いていた。
しかし開けてびっくり。

発泡スチロールの箱の中、カニの間を埋めるように、うどん、餅、カニ鍋のつゆ、米……
その上、常温の荷物がおまけに付いていて、野菜と米がぎっしり。

暮れから貰い物ラッシュで、冷凍庫と野菜庫がいっぱいで、台所に食べ物があふれている。
贅沢だが悩ましい。

とりあえず、カニを今日明日の二回に分けて攻略しよう。

2009/01/13/Tue    レーシングコースを走りたい。

といっても、自動車免許さえ持っていない。
けれど、ママチャリでも走れるチャンスがあるらしい。

スーパーママチャリグランプリ 富士スピードウェイ 自転車レース
http://www.japan-racing.jp/fsw/08/08supermama.htm
今年のレースは終わってしまったが。

本物のレーシングコース4,5kmを、ママチャリで7時間の耐久レース。
保護者がいれば子供でも可。
ピットも(早い者勝ちだが)本物のレーサーと同じく使える。
場所が極寒の季節の富士とはいえ、なかなか魅力的な企画だ。

しかし、突っ込みどころ満載の説明書き。
規定の中の、

1) ママチャリの勇姿を保たねばならない(重要)。
2) カゴを除き、その他の改造変更不可。但し装飾は自由。


とか、「F1も真似できない、凄いレース形式」の

(予選)1) ヤル気順に決定
(決勝)3) 気絶した場合を除き、その他の理由でリタイヤしてはならない。


とか、「当日の持ち物」の

7) 防寒着(エスキモー並みの製品を推奨)
8) 美人レースクィーン(2名以上を推奨/プロ・アマ問わず)


とか。
来年に向けてエントリーしたいけど、ママチャリとスペアカー・4人以上のチームは可能として、一番むずかしいのが美人レースクイーンの調達かもしれない。

Q&A は、もっと突っ込みどころだらけだ。
http://www.japan-racing.jp/fsw/08/QA.htm


読んでわかる事は、とりあえず、このレースに参加するチームはみんなこぞってBBQをするらしい、ということ。

2009/01/12/Mon    大晦。

第九をBGMに、帰省から帰って以来雑然としてきた部屋を片付けた。
クリスマスツリーも片付けた。(これは本当は1月6日にやらねばならないこと……)
買出しも済ませた。
そして、ほぼ毎年恒例になっている「年越しのやり直し」を始める。

夕食と共に紅白。
蛍の光の頃、そばを食べ。
「行く年来る年」の除夜の鐘を聞きながらワインとケーキで「明けましておめでとう・再」
さて、初詣に行こうか。

それができるいい時代だけれど、リアルタイムでこれをできる日は再び来るのだろうか。
30日とか31日とかに有明にいる限り無理とは思うけど。

2009/01/10/Sat    花から葉。

ミニバラ1 ミニバラ2

暮れに投売りのミニバラを買った。
緑がかった白い花が咲く「グリーンアイス」。
この寒いのに蕾がついているのを不憫に思い、室内に置いた。

開いた花は緑がかったどころか、緑の葉そのもの。
調べてみると、そういう現象はバラには多いらしい。

で、この現象、多くのブログで「ブルヘッド」と呼ばれている。
窒素肥料が多すぎる時、グリーンアイスには特に多発しやすいとか。

ところが、日本バラ会の解説ではブルヘッドは葉の成長の異常の一種「出開き」のことという。
「どっちが正しいの」「どう違うの」と混乱するブログも多数。

で、別の用語を上げているウェブページもある。
"the perfoliated rose" といいます、と書かれたページは、ウェブ全体で検索しても日本語でしか見当たらなかった。
もしかして: "the perforated rose"?とグーグル先生にアドバイスされたが、その結果にバラの現象に言及したページは見当たらない。

もう一つ、「それはプロリフィラという現象です」と書かれたページがいくつか。
花の中央から葉や茎が貫通するように出て、時にはさらにその先に花が咲く現象。
prolifera proliferation などと書かれた研究文などから検索すると、ハンティントンボタニカルガーデンの同現象を解説するページや、図鑑画家の描いた 多段に咲いたバラの花などが見つかった。
proliferation は「増殖」の意、どうやらこれで間違いないらしい。

日本語では「貫生花」
これも「慣性」と混同されたか、「貫性花」と書かれているページがちらほら。
どこまでも混乱している用語だ。

ちなみに、この現象、ゲーテも観察しているとか。
長日下で花芽を作ったキク、花芽に低温を受けたカーネーション、富栄養下のハス、ダニの刺し傷、ウイルスなどなど、その原因説も花の種類によって多種多様。
バラの原因は本当に肥料過多なのか、実のところはまだ調べきれない。
あー、ややこしい。
思わぬカオスに足を突っ込んで、つい徹夜してしまった。

そして、さらに蛇足だが、プロリフェラ――プロリフィラとも――は、バラの花のような形をした多肉植物だ。

2009/01/07/Wed    病院へ行く。

我ながらうるさい連続咳にうんざりして、ついに呼吸器科へ。
聴診して、呼吸検査をして、血液をたっぷり40cc採られて、レントゲンも撮られて、
「キレイなもの、異常なし」
と言われる。

事務的な淡々としたしゃべりながらも懇切丁寧なドクターの説明では、
「咳を訴える人10人の内、原因が明らかになるのは6から8人。
それは気道の異常だったり、喘息だったり、結核や癌だったりと、原因になりうる病気の検査や治療を一つづつ試してみて明らかにしていくものだけど、そうやって調べていっても2から4人はどうしても原因がわからない」

なんか、いきなり原因不明に分類されそうな気配がする。
そして、
「精査するには耳鼻咽喉科で診る必要があるかも」

咳なら呼吸器科、と耳鼻咽喉科で言われてきたのに、なぜそういう流れになるのか。

しかし実際、年単位で咳発作と付き合っているので、原因はなくても何とかしてもらいたい。
とりあえず、3つの可能性を試すために薬を処方された。
1.感染症を疑って抗生物質
 (年単位なので可能性は少ない。なかば風邪混じりの今感染しないためっぽい)
2.逆流性食道炎(いわゆる胸焼け)を疑って胃薬
 (胸焼けはここ1年頻発するのでこれはありがたい)
3.喘息を疑って吸入薬

一つづつ試していたら3倍の時間がかかるとは思うが、どれが効いたのかどうやってわかるのだろう。
疑問に思いつつ、さっそく吸入薬使用。

2009/01/06/Tue    年の初めのびっくり。

高級洋食器:「ウェッジウッド」破綻 景気悪化で販売不振
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090106k0000m020089000c.html

英国の高級洋食器「ウェッジウッド」などのブランドで知られる大手陶磁器メーカー、ウォーターフォード・ウェッジウッド(本社アイルランド)は5日、英国事業が近く管財人の管理下に入る見通しになったと発表、事実上経営破綻(はたん)した。

 金融危機をきっかけとした世界的な景気悪化で販売不振に陥ったのが原因。安価な陶器に顧客を奪われたことも経営の重しとなった。アイルランドの事業も行き詰まり、同国の証券取引所で株式取引が一時停止された。今後、管財人の下でスポンサー企業探しを急ぐ。

 ウォーターフォード・ウェッジウッドは主力市場である日米英で販売が落ち込み、経営不振が続いていた。昨年12月に主要取引銀行が融資継続で支援したが、立て直せなかった。

 ウェッジウッドは1759年に英国で創業。中国製品との価格競争に追われ、主要な生産拠点を英国からインドネシアに移していた。(ロンドン共同)


あのウェッジウッドまでが……
好きといいつつ、我が家にも一つしかないけど……

2009/01/04/Sun    帰京。

37.1℃。
やっと少し平静を保って話をする時間が作れた。
が、今日はもう帰京日、お歳暮の残りや、飲み物や、おにぎりやらを山と持たされて、家を出る。
来年はもっと体調万全できちんと「帰省」をしたい……などとつい思ってしまう。
まさに「正月早々来年の話をすると鬼が笑う」。
(最近の巷ではなぜかこの「正月早々」というのが忘れられて、来年の話をするといつであっても鬼に笑われてしまうようになった)

帰ると、猫がきょとんとした顔で出迎える。
まさか4日やそこらで家主の顔を忘れていまいな。
しばらく荷物を不審そうにかぎまわっていたが、シッターさんを見習ってかまわずに心行くまでやらせておいてみる。
やがて、不審物なしと判断したのか、いつも通りくつろぎ始め、かりんさんは「いつも通り」、大阪からのお持たせを出した紙袋に飛び込んだ。

あー、日常に戻った。

2009/01/03/Sat    やっと初詣に。

37.4℃。
三が日も終わる夜になって、初詣に駆け込む。
今年を暗示しているような気がしないでも。

2009/01/02/Fri    本当に寝正月。

38.6度。
風邪をうつしたくないし、心配もされたくないので、食事の時間以外はほとんど部屋で過ごす。
帰省している意味があるのかとも思いつつ、多分一緒にお膳を囲んで、お節をせっせと食べることも存在意義だと信じつつ。

正月のテレビ番組をゆっくり見るのは久しぶり。
腫れた喉にアイスがうまい。

2009/01/01/Thu    大阪へ。

37,8℃。
家人には悪いが、今年は寝正月を決め込むつもりで、大阪へ向かう。
総合感冒薬、咳止め、解熱剤と症状の遷移に合わせた薬を山と用意して。

風邪をうつしたくはないが、正月の膳を賑やかしたい、二律背反な帰省。
行動も不審になるだろうが、止むなしという方向で。