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2010/07/29/Thu 水難の行方。
昨日夕方になって、ようやく水の出所が明らかになった。
予想通り、上階の洗濯用蛇口。
ウチでやらかしたケースと違うのは、水を洗面所の床にぶちまけたのではなく、蛇口がはまった壁の向こう側で緩んで、漏水したらしいということ。
言わば事故なので、それがわかればあとは修理だけ。
だが、修理については後日、と言った管理会社の言い回しが不安だ。
「『上の階の』修理について業者に依頼しましたのでご協力を」とかなんとか。
まさかウチの天井、忘れ去られてないか。
今日聞き取りにいくので都合のいい時間を、という朝早くからの電話だったので、業者から連絡が着たら確かめようと思ったのに、結局こなかった。
明日何もなかったら、またこちらから電話しなければならないんだろうか。
水のぽたぽたは止まったものの、部屋はスラブ臭いし、クロゼットのダウンライトは引っこ抜かれたままで、水でスラブがぼろぼろ落ちてしまっているのでこのままでは元に嵌らないし、壁紙も剥がれているし、修理必須なものが放置されているのは気が削がれる。
あー、引き続き、鬱。
2010/07/28/Wed さらに水難。
深夜、ベッドの端が濡れているのに気づき目が覚めた。
まさかの事態悪化、部屋の天井から水。
応急的にベッドを移動した。
クロゼットのぽたぽた水はペースが早くなっている。
朝から点検が入り、上の階も調べたが、確かに上階の床下が濡れているのでそのどこからか漏水している、ということ以外まだ不明。
落ちてくる水はスラブを通るせいか薬品臭くて、時間が経つにつれて天井の劣化が進んでいくのがわかって、精神的にじりじりダメージを受け続けている。
とりあえずこの部屋は一時放棄して、隣の部屋にベッドやなんやかやを移そうかと思案中。
2010/07/27/Tue 水難。
昨夜、ウォークインクロゼットを開けて灯りをつけながら中に一歩入ったら、液体を踏んだ。
猫のお粗相!?
わー!と悲鳴を上げて匂いを確かめたら、アンモニア臭はない。
むしろ塩素?臭い。
灯りのついた天井を見上げると、ダウンライトの縁から水がぽたり、ぽたり、と落ちていた。
……漏水。
電気系統が無事で良かった。
それにしても、どこから。
床の水はタオル2枚分にもなる量だった。
気づくまでの何時間か、床に直接水が滴って飛んだわけだが、いつもなら畳んだ洗濯物をかごに入れたままクロゼットの床に放置する癖があったのが、超幸いなことにクロゼット内を整理したばかりで、服などに被害はなかった。
ぽたぽた水は一晩経っても変わらず、朝一番で、管理会社に電話した。
20分程度で、管理会社の担当が、ついで修理担当がやってきて、上の階も確認してくれたが、結局原因はつかめず。
明日、もう一度上の階の協力を得て注水試験、天井裏の精査など調べなおすことになった。
ダウンライトは電球を取って、天井裏を見るために引っこ抜かれて、そのまま。
真っ暗なのは不便なので、電灯を一つ置こうかと考える。
雨漏りのようにバケツを床に置き、もう24時間以上、ぽたぽたは続いている。
原因は何か、明日明らかになるのか、それともまだ続くのか。
それはわからないが、一つ確かなことは、長時間水にさらされ続けているここの天井は、丸ごと取り替えなければならないらしいということだ。
あー、憂鬱。
2010/07/25/Sun 夜も空調。
26℃あっても風さえあれば夜は涼しい。
なのに数十メートル先の道路で、夜間工事が始まった。
午前2時半を回っても、まだ音が響いている。
工事場所の前の家はいかばかりか。
しばらくは、夜も窓を閉め切って空調に頼る日々になりそうだ。
2010/07/24/Sat 光化学スモッグ。
昨日は23区全域に渡って注意報が出た。
鼻の奥がヒリヒリ痛かったのはそのせいかー、と合点がいった。
今日も昼に「学校情報」、13時20分に注意報が出た。
(オキシダント濃度が100ppbを超え、その状態が続くと見られる時「学校情報」が出る。
120ppbを超えそれが継続すると見られる時に「注意報」、240ppbを超えると「警報」が発令される)
光化学スモッグなんて70年代の遺物だと思っていたのに、昔より大気汚染は減っているはずなのに、ヒートアイランドの威力はあなどれない。
(西日本と比べ中国の影響は少ないと思う)
昔は夏になると毎日のように注意報か警報が出た。
昼はグラウンドに出られない。
学校は首都高のすぐそばだったので、影響は大きかったかもしれない。
区は企業の税金が潤沢な上、生徒数は少ないので、学校にかける予算には気前良かったようだ。
窓を開けなくていいように、教室にいち早くクーラーが設置された。
今では古い地下鉄の駅に後付けされたくらいでしか見ない、タンスのように大きいクーラーだ。
今では冷房が苦手なのと、ヒートアイランド化しても大手町よりは若干低い気温に助けられて、冷房なしでできるだけ過ごしたい、ただでさえ室外機から出る熱風がヒートアイランドを加速するんだから、できればクールビズに貢献したいと思っているのに、スモッグで窓を開けられないという事実から、冷房を選択せざるをえない。
そして、最低限の(設定温度30℃、おやすみ運転)空調稼動と、窓を閉めたことで静かになった室内で、猫は元気に飛び回る。
2010/07/23/Fri 思春期の終わり。
毛孔性角化症(毛孔性苔癬)という皮膚症状がある。
その名の通り毛穴に鳥肌のようなボツボツができる症状で、腕や足の外側に多く現れる。
昔は「野菜を食べないからだ」と母親に叱られつつ、好き嫌いバトルをしていた。
好き嫌いの全くない弟のうち一人にも現れたので、食生活との関連は低い。
医学辞典で遺伝性と知った。
皮膚科医は「思春期過ぎたら治るよー」と言った。
……その思春期に一番気になるモノなんだが。
肌触りは悪いし、ボツボツは見た目も悪いし、赤みを帯びてさらに目立つし、気になって引っかくと血が出て、痕が色素沈着するし、冬は乾燥気味になって剥がれた角質が粉を吹くように出るし、厄介なことこの上ない。
しかも毛穴にふたをするようにできる丘疹で、体毛が伸びるのをよく邪魔する。
皮の1枚下でくるくると巻く「埋没毛」というやつになって、さらにボツボツを増す。
昔、知り合いの男性も埋没毛に悩まされていたが、20歳くらいで突然治った後は一転、一つの毛穴から2本毛が出てくる毛深になったと言っていた。
そして私は、思春期などとうに過ぎているよ、センセー、というこの年まで、これといった手段がないまま長年過ごしてきた。
(今は塗り薬やケミカルピーリングなどで治療が可能らしいので、お心当たりの方は皮膚科へ)
それが、この夏突然、波が引くようになくなりつつある。
赤みや色素沈着は残っているが、手で撫でた感触は確実に引っかかりが少なくなっている。
とりあえず毛深くなってはいない。
なっがい思春期は終わりを告げたようだ。
年相応の落ち着きを持つ自信は、まだないけど。
2010/07/22/Thu 耳ざとい猫の夏。
台所に立ち、冷蔵庫を開けると、必ずココアさんがすっ飛んできてすり寄る。
――そんなに頻繁にヨーグルトを食べたりはしないのだ、ヒトは。
と言ってもココアさんには通じない。
根負けして、冷蔵庫から出したばかりの、冷たいヨーグルトをスプーンに半分くらい、指に乗せてやると、とても幸せそうに食べる。
冷たい物は熱い物と同じくらい特に夏には自然界に存在しない、だから動物は室温から体温の物しか欲しない、とか、酸っぱいとは腐敗が始まった状態だからヒト以外の動物は食べない、とか言った奴は誰だ。
ココアさんは水も冷蔵庫から出した冷たいのを早速なめていた。
猫も暑い時は涼みたい。
今年は猛暑だし、かりんさんが熱放出に効率がいいらしいスチールの本棚の上から動かなくなったから、そろそろエアコンを入れなければならないかも。
そのかりんさんも、ココアさんがおいしいものを食べていると察知してすっ飛んできたが、魚でないと見て面白くない様子。
かりんさんは1歳前までは鶏も牛も乳製品も高級品も安物も何でも食べるいい子だったが、今ではごく一部のかつおとまぐろ以外食べ物と認めないので、ヒトはお嬢様のお気に召すお食事を模索するのに四苦八苦している。
普段はココアさんの気難しさに気を揉んでいるのに、食べ物になると逆転するのが不思議だ。
2010/07/21/Wed 寒い。
一応熱帯夜らしいが、窓開け放しの居間、朝5時の風さわやかすぎ。
ぬくいコーヒーを淹れ、猫をひざに抱いて暖をとる。
でも日も昇ったし、熱風に変わる前に、植物に水遣りをせねば。
2010/07/20/Tue カラス。
家の近辺ではカラスの害は表立って問題にされてはいないが、窓を開けていると朝から晩まで鳴き声がして、数の多さを実感する。
時折、窓からカラスの大きさを肌で感じていない猫らが、獲物を見る目でわくわくしていることもある。
鳴き声を一際大きく感じて、もしやとベランダを覗くと、人の気配にカラスは逃げていった。
(猫が見ていても逃げない)
ベランダのハンギングバスケットの、ヤシの実繊維を巣作り素材にと狙われているのだ。
というか、春に既に一個、引きずり出されてダメにされている。
……素材屋さん認定されてないといいなー。
2010/07/19/Mon 枕が車に轢かれた。
ベランダに干した枕、手すりより少し下だったのだが、風に煽られたらしい。
気づいて拾いに降りると、落ちた先は車道の端で、もうタイヤの跡がついていた。
交通量の多い通りなので、車がこれのせいで事故らなかっただけ幸運と思おう。
2010/07/18/Sun 早起きすると眠くなるのも早い。
昨日は午後も意味不明の衝動に駆られ続けて、また溜め込んだ家計簿を全部つけたり、PCのデータを整理したりと様々なお掃除に邁進していたが、暗くなる午後6時頃、突然電池が切れたようにだるくなり始めた。
夜明け前3時からずっと動いてるんだから、そりゃ疲れも来る時間か、と我慢しつつ買い物に行き、軽く夕食をとってみたが眠いものは眠い。
結局午後9時前に布団行きになった。
東京は梅雨明け宣言があり、早くも熱帯夜が予想されていたが、夜風は肌寒いほどで風呂上りが気持ちいい。
冷めにくく熱しにくい、海に近い立地の長所かもしれない。
まだ猛暑に焼かれておらず、マンションの建物にも熱がこもり切っていないのだろう。
窓をきっちり閉めたので、外の音をまだ怖がっているかりんさんも足を投げ出しておやすみ。
そしてまた夜明けと同時に起床。
今日は掃除より他の事を、と思っていたのに、お茶をひっくり返してしまい、またしても日の出前から掃除で一日が始まった。
お茶なので濡れたそのままの雑巾で床を拭く。
連日窓を開け放しているので、ちりが積もりやすく、お茶拭きした後はさわやかに。
掃除の神様が全力で降りてくださっているのかもしれないが、そろそろ一度切り上げて、8月中旬まで待ってくださらないかなぁ、と他人事のように思う。
いや、突き動かされているときは本当に自分の行動のコントロールが思うようにいかず、他人の行動をただ呆然と見ている気がするので。
2010/07/17/Sat 早起きすると一日が長い。
午前3時に、さわやかに目が覚めてしまった。
夜明けと朝焼けを堪能しつつ軽く朝食を摂る。
家中の窓を開けて風を通し、植物の剪定をじゃきじゃきと行ない、日の出前に枕と布団をベランダに干した。
下の階に気を使いつつ家中の埃を取りまくり、床を拭きまくり、猫のトイレ周りもきれいにして、燃えるゴミの袋をいっぱいにし、長年愛用してぼろぼろになったガーゼケットも丸めて集積所に出した。
ごはんー、かまえー、外の音が怖いー、などと度々訴えてくる猫をかまいながら、7時になったのでもう許されるだろうと、シーツやタオルなど片端から洗濯して、朝陽で早くも熱々になった枕・布団と交代に干す。
代わりのシーツや布団カバーを出して、早々に猫に足跡をつけられないようベッドカバーもしっかり広げて、ベッドメイク完了。
流しも掃除して、米をといで炊飯器をセット。
もう一度床に舞い落ちた埃(主に猫の毛)などを拭き取り、一段落したところで行水で汗を流し、濡れるほど汗を吸った室内着は洗濯かごに。
そしてあらためてコーヒーなど淹れ、一息ついてメールチェックなどをしつつ、午前9時半の今に至る。
ベランダに干した大物が乾いたら、米のとぎ汁と液肥を混ぜて植物に水遣りだ。
既に充実感にあふれているが、まだ朝。
なんだかわけのわからない意欲に満ち溢れている。
で、原稿には起きてからまだ指も触れていない。
一日はまだ先が長いが、今日もノーコンの予感。
2010/07/10/Sat みそか(1日前)の月。
東の空にきれいな下弦の月。
地球照もはっきり見える。
朝のこの時間は、確かに三文の得。
2010/07/07/Wed 紅い夏。
オシロイバナが咲き始め、ベランダが一気に華やいできた。
種の中身が白い粉状なので白粉と呼ばれるこの花、夕方に咲くことから夕化粧とも言うらしいが、中国語では洗澡花(風呂に入る時間)、煮?花(夕飯の時間)、英語ではそのまんま「4時」Four o'clockというのには笑った。
そしてワイルドストロベリーの実が一番充実する時期でもある。
水遣りの度に甘いいい香りがする。