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2013/10/31/Thu Trick or treat?
朝からハロウィンモード全開の整骨院に行った。
いきなりBGMはディズニー・ハロウィンだ。
受付のおばさんは吸血鬼で、いつもは薄い化粧を濃くして牙をつけ、黒いマントを翻して「おはようございまーす」という。
院長はフランケンシュタインで、元々背が高くて額が平べったく広いので、面と向かってはとても言えないがめっちゃ似合っている。
顔を青くしたりヒビを書いたりして黒い上着も着ているのが、ただでさえ暑い仕事なのに大変そうだ。
でも、中身はいつもどおりのまっじめーな院長のまま。
一番悪乗り体質のもうひとりの先生は、骸骨の全身タイツを着て、顔も骸骨風に白黒に塗りたくってはしゃいでいた。
ドーランが手に入らなかったのでドンキホーテでペイントを買ったとか……
午後に汗をかいたら大変なことになりそう。
そんな3人に、「ハッピーハロウィーン!!」と出迎えられたので、こちらも用意したお菓子を持って「トリック・オア・トリートって言わなきゃお菓子あげませんよ?」と返した。
無事、いたずらはされずに済んだ。
でも、お年寄りはなかなか乗ってくれない。
というよりこの派手な仮装にも気づいてさえくれない。
「そういえばいつもとちがうかね〜〜〜」
クリスマスが浸透した道と同じく、若いもんのイベントなわけで。
この日は保育園のお散歩コースが、商店街の店舗を回ってお菓子をもらうルートで、ここにもやってきた。
朝から回る、日本独自のアレンジの超安全ハロウィン。
しかし、幼児らは本気の大人の仮装に超ビビり、4、5人ほどがマジ泣きしだした。
おけしょうだもーん、しってるもーん!と叫ぶ年長さんたちは、もちろん虚勢で、先生たちに近寄られるとずささささーと後ずさりした。
ハロウィンというよりは、ナマハゲのような光景。
いや、お菓子をくれる側が仮装している段階で変なんだけど。
そんな大騒ぎの中でも、治療はちゃんとしてもらって、くじを引いてお菓子をもらって帰ってきた。
「西洋のお盆」(というよりその名残のアメリカのお祭り)が魔改造されまくって日本に根付くにはまだまだ時間がかかるんだろうけど、こうして下町でイベントが現れるようになったら、定着は遠くはなさそうな気がする。
ところで、オランダ語で Trick or treat はなんていうんだろう、と調べたが、この祭りは元々がケルト人発祥でカトリック系ラテン文化圏に広まるに留まったので、プロテスタントでゲルマン文化圏のオランダまでは直接は来なかったようだ。
今あるのは、アメリカ経由で宗教色が薄い若者文化。
なので、ハロウィンの掛け声としてのトリック・オア・トリートは英語のままだ。
2013/10/28/Mon まつりのあと。
アムステルダム月曜日午前4時半。
横なぐりの強い雨がカメラ越しにもわかるほどの荒天だが、移動遊園地は解体中。
12日間、この時間はいつも電飾も消して静かだった。
けれど夜の間に半円になった観覧車は、惜しむようにまだ点灯されている。
(作業用のライトは足元に煌々と灯っているので、その代用とかいう夢のない理由ではない……ハズ)
楽しみに待って、遊びに行って、そのあとにもしかしてこんな光景も見たら、ここの子供は移動遊園地に特別な思いや愛着が湧くかもしれないな、と思った。
2013/10/26/Sat SPUKの謎の研究。
ドイツ語で「お化け」だとわかって納得のいった SPUK だが、もうひとつ謎があった。
最初に画像検索した時、幽霊屋敷などいかにもおどろおどろしいイメージの画像に混じって、なぜか
腐った二次絵がいくつも引っかかっていたこと。
それもヘタリア限定で。
なぜ!? ヘタリアとお化け屋敷、何か関係があったっけ!?
と、いくつかをクリックしてみて、謎は解けた。
Sp(Spain) と UK(England) か……
そういえばスペインとイギリスばっかりだ。
試しに USUK で検索してみたら、大当たり、アメリカとイギリスの腐った画像が大量にヒットした。
これでもうドイツ語の「お化け」は一生忘れなくてすみそう。
一生必要もなさそうだけれど。
ちなみに UKSP ではあまりヒットしない。
UKJPではそこそこ出てきたが、CA、JP、CN 関係は大体少ないか全くない。
逆に FRUK、UKFR はどちらも思い切りヒット。
この辺が世界的王道なのか。
日本でどれが王道なのかは知らないが、枢軸がらみが多いんじゃないかという気がしたが。
ただ、DE、IT、ATなど2字コードに母音が入ると他の言葉になってしまうので、あってもヒットしなくなると思われる。
DEIT ではドイツの清涼飲料、DEAT では DEATH NOTE はじめ、death と dead っぽいモノが大量に出てきた。
アチラの death のイメージは生理的にグロ怖い。
画像検索で言葉の意味を視覚的に知るのは、辞書より的確にニュアンスまで知れていいが、しばしば地雷なモノまで見えてしまうのが副作用かも。
2013/10/25/Fri 移動遊園地。
いつものようにアムステルダムの王宮前広場をウェブカメラで見たら、なにやらまたイベントの準備が始まっていたのが15日のこと。
またえらく大規模な、どんなイベントだ、と日を置いてまた見てみたら、大きな観覧車や遊具が。
派手な電飾とペイントで、古い町の中心地はすっかり様変わりしていた。
ヨーロッパでよく聞く移動遊園地というやつか。
しかし広場のイベントカレンダーを調べても、これに当たるイベントが書かれていない。
でもさらに漁っていくとツイッターなどから、行きました、見ました、のような書き込みが出てきた。
そしていくつかのキーワードをたどって、やっとこれが年に何回か行われるフェアであるらしいとわかった。
イベントほどでもない位置づけらしい。
12日間という、長いような、規模の割に短くてもったいないような、街中に突然出現した遊び場。
観覧車はじめ、回る遊具がいくつかあって、軽く絶叫系っぽいものまである。
花やしきレベルと思われる牧歌的なコースターも走っている。
時々びよ〜んと飛び上がるものが見られるのは、逆バンジーとかいうやつか。
マシンの後ろの建物にある、SPUK という単語が辞書にも翻訳サイトにもなくてわからなかったが、画像検索で出てきたものから幽霊とかお化けと推察した。
確かに建物のデザインもそれっぽい。
あれこれ探し方を変えてみて、ドイツ語の「お化け」であることがわかった。
オランダ語なら英語と同じ綴りの haunted なのに。
(あとで さまよえるオランダ人の船が SpookSchip =幽霊船とされていることを思い出した。
この ghost に近い意味の spook(やはり英語でも同じ綴り)の方が spuk に当たりそうだ)
オランダのお化け屋敷って、どういうテイストなんだろう。
気になる。
今の時期のアムステルダムは曇りがち、時に雨模様で風も強く、歩く人の格好はほとんど真冬。
外で遊ぶには寒いように思うが、華やかな遊園地は楽しそうだ。
こんなお楽しみもないと、暗くて寒い冬を乗り切るのは大変なのかもしれない。
ウェブカムでは音までは聞こえないが、きっとにぎやかなのだろう。
夜の電飾はさらに派手で明るい。
あー、こんな時に合わせて行ってみたい。
2013/10/23/Wed まったりスイッチ。
雨さえ降りそうな曇り空なのにやむなく洗った羽毛布団を干して、こうなったら洗い換えの布団でも買おうかとホームセンターに出向いて、そういえば今年は電気毛布と思っていたんだっけ、当面これでいいか、と購入した。
掛け敷き兼用で、丸洗いできるのがポイント。
ベッドに敷いたら瞬時に猫どもが転がって、のびのびとくつろぎ始めた。
うん、暖かいのはシアワセなことだ。
外は静かで、オランダのリュート音楽など流してみたら家の中も落ち着いた空気になった。
少し片付けもできた。
観葉植物の枯葉も少しだけ刈った。
ノートに落書きしたら人体のバランスがまずくなっていたので、ちょっと修正練習をした。
仲良く転がっている猫どもを両脇に抱えて撫で回したら、ごろごろとご機嫌になった。
温かいお茶でまったりとワッフル(オランダの薄い方)を食べて、Amazon からタイミングよく本が届いたので、軽く流し読みした。
明日のゴミ出しの用意もして、久しぶりにそれなりにゆったり気分になれた1日。
まだまだやらなければならないことは山積みだけど、それはもう明日考える。
2013/10/22/Tue 教えられないとわからないこと。
副鼻腔炎について何となくググっていたら、鼻水の色についての質問が多くの質問サイトに上がっていた。
蛍光黄色とかオレンジとかの鼻水が出てくる!
何ですかこれ、悪い病気でしょうか!
みたいな感じで、病人は本人だったり子供だったり多様。
見たところ、どれもただの鼻風邪による急性副鼻腔炎だ。
そうでないなら、こんなところで素人に質問してないで速やかに病院にいくべし。
このヒトたちは、子供のころから風邪を引いて鼻をかんだこともないんだろうか。
あるいは鼻をかんでも色を確認したこともなく親が捨ててくれたりしたんだろうか。
私なんぞカラダから出てくるものは全部、とりあえず色と臭いをチェックするけど。
さらに飛んで、洗濯がつらくて大嫌いです、という相談を見つけた。
ほう、と共感する気持ちで読み始めたが、なんだか違う。
どんなに丁寧に洗濯しても元のようにふんわりしないし、だんだん黒ずんでいくし、生地が悪くなっていく、とか。
それは劣化と言う。
回答者も気づいたらしく、CMのように新品と同じく真っ白に戻ることはありえないのですよ、質問者はがんばるポイントと目標を勘違いしています、と諭しはじめた。
質問者はマジで洗濯すれば服は新品の品質に戻ると信じていたらしく、かなりショックを受けていた。
家族の洗濯物を丸投げされて疲れ果てたお嬢さんのようだが、家族が教えずに押し付けた節もあるとしても、どうしてこうなっちゃうのか。
核家族化で世代の断絶、とか昔は言っていたが、なんだか生活とか日常とかそれ以前のものがぶちぶちと音を立てて断絶しているような気がした。
2013/10/21/Mon 風邪のツボ。
風邪から回復すべく奮闘中。
「とりあえずノドの炎症を抑えるツボ刺激しましょう」
と、整骨院で先週言われ、両腕の内側に先がやや尖ったエレキバンのようなモノを貼られた。
風邪自体は大変だったが、確かにノドはかなり楽だった。
そして今日、鼻が詰まってどうにもなりません〜と訴えたところ、
「じゃ今度は鼻を通すツボを刺激しましょう」
ということで、首の後ろをぐりぐり揉まれたあと、同じモノを4か所に貼られた。
3時間後、ウソのように鼻通りがいい。
つらい風邪症状、こんな乗り切り方もあったのか。
ノドと鼻、一緒にやればと誰もが思うだろうが、一度に刺激するとどちらも効果が落ちるという。
欲張っちゃいけないのがツボ刺激なわけだ。
磁力刺激や耳ツボ刺激も、常に行っているとカラダが慣れて刺激でなくなってしまうので、休ませつつ代わる代わる施術する必要があるそうで。
整骨院の施術師さんは、人体の調教師のようにも見える。
2013/10/20/Sun 結局。
猫を撫でくりまわして、プリンの代わりにロールケーキ食べて、後は寝倒した。
猫のご飯皿が空っぽになるほど寝倒した。
でも、やっべ、さすがに起きないと間に合わん、というところで起きたので、本能の欲するままに、とまではいかなかった。
20時間でも。
そして、起きてご飯を用意する僅かな隙に、布団に粗相してくれるココアさん……
orz
本当ならコミティアに売り子参加したかったのだが、風邪っ引きでもあるし、残念ながら見合わせる。
2013/10/18/Fri 休みの日にしたいこと。
買い物したい。
モノの整理もしたい。
カーテン洗濯したい。
掃除したい。
植木いじりたい。
猫撫でくり回したい。
本能が欲するままに寝たい。
絵描きたい。
本読みたい。
調べものもしたい。
まったりお茶飲みたい。
プリン食べたい。
多分、最後のいくつかだけで終わる、儚い解放日。
2013/10/15/Tue 休日出勤。
なのに、風邪なんぞ引いてしまった。
のどの痛み・副鼻腔炎・咳とお決まりのルートで進行中。
高熱が出るタイプではなさそうなので、最初に胃にきた以外激しい倦怠感などもない。
薬さえきちんと飲んでいれば何とかなりそうなのが幸い。
いや、それより今日明日は大型台風が接近するのに。
立派に育った台風がいい角度で関東をかすめるようで、せっかく存分に台風コロッケできるチャンスなのに、逃してしまった。
(このルートは東偏することがとても多いので、期待はずれも多いんだけど)
弁当にコロッケばかり詰めて仕事に行くか。
廃休を募るような日は人員と担当の割り当てがいつもよりシビアなので、引き受けた手前やっぱりだめですとも言いにくい。
しかしどう考えても、風邪より台風コロッケの方が惜しいと思っている自分クオリティ。
そういう意味では絶好調ではある。多分。
2013/10/12/Sat 待合室に向かない本。
整骨院の院長先生に「待合にどんな雑誌を置いたらいいかな」と尋ねられた。
ここは雑誌で時間をつぶすほど待つことがあまりないので、長文を読むような週刊誌は向かない気がする。
地域のムック(ウォーカーとかぴあとか。既に置いてある)やオレンジページみたいに、開いたページをぱっと見て情報を得られるようなのがいいんじゃないかな、と言ってみた。
隣のおばさんも頷いている。
そう言う自分は、たまに日経パソコンを手にとってもやはりろくに読めずに呼ばれるので、もし気になる記事なんかあったら自腹で買いなおすかも、そんな売り上げ貢献効果もごく稀にはあったりするのかな、と考えてみた。
雑誌とマンガばかりの地域の書店は、多分こんなか細い需要に支えられている。
そしてもうひとつ、開業して3年になるかというクリニックがある。
今どき、気の利いた絵やポスターくらいいくらでも手に入るだろうに、花の写真をL判くらいでプリントアウトしたものを模造紙に5枚ほど貼りつけて、壁に貼っている。
しかも曲がっている。
内装職人ががんばったのであろう、クリニックの名前をデザインしてラッピングしたこじゃれた診察室の扉の隣で、浮きまくっている。
そんな殺風景な待合室にやっと小さな本棚が置かれた。
最初に入ったのは、ONE PIECE1〜最新刊までだった。
……小児科でもないのに。
通い詰める人もいないと思うのに。
その後、宇宙兄弟とロトの紋章が揃えられた。
選定基準はわからないし、誰が読むのかもわからない。
かと思うと、絶望先生12〜15巻だけとか、クロサギ20巻だけと新クロサギ1・2巻だけとか、もやしもん4巻だけ、とか、何をしたいのか問いただしたい医院もある。
が、こっちはそこそこ待ち時間があり、驚くことに患者さんたちはあまり気にする風もなくてんでにそれらをつまみ読みしていた。
ヲタク的には許せない品揃えだが、考えたら負け、なのかもしれない。
2013/10/11/Fri 食欲の秋のお買い物。
銀行に用があって駅前に出た。
が、駅ビルに入ってしまったのが運のツキ、うっかり夜まで彷徨ってしまった。
ココアに入れたいと思っていたコアントロー、国産ではめっきり少なくなってしまった包み紙に包まっている板チョコ、オランダ産のクラッカー、柚子の緑茶に金柑の紅茶などなど、気がついたら口にいれるものばかり買い込んでいた。
そして最後に、夕方の投売りセールに出くわす。
酒粕のプリン、かぼちゃのプリン、とろ生プリンが半額で。
当然買う。
期間限定とはいえ、毎日夕方には半額になることは大声で言わなくてもよかったんじゃないかな、店のおじさん。
「明日の夜来ればいいわー」とか、堂々言っちゃう人もいたぞ。
酒粕のプリン「健康美人」はまさしく麹で、甘酒のような風味だった。
おいしくておもしろい。
味がしっかりはっきりしているタイプの店のようで、かぼちゃプリンもスイートパンプキンでも食べているかのように思いっきりかぼちゃ。
杏仁豆腐やトマトゼリーも買えばよかったかも。
まだ期間があるならもう一度行ってもいいかも。
夕方に。
2013/10/09/Wed ベルギーで警官隊泡まみれに、労働条件めぐりデモの消防士が散布
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE99704820131008
[ブリュッセル 7日 ロイター] - ベルギーの首都ブリュッセルで7日、労働条件の改善を訴える消防士が市中心部に集まり、抗議デモを行った。
普段は消火活動を行う消防士だが、この日はタイヤに火を付けて抗議。周辺には黒い煙が立ち込めた。
また道路を封鎖したほか、消防車などを使って警官隊に泡や水を浴びせ、警官隊は泡まみれやびしょ濡れになりながら警戒にあたった。
TVのニュースでも見た。
泡まみれでも微動だにしない警官隊に、大型扇風機でさらに泡を吹きつけているのが手馴れすぎている。
タイヤの火は念入りに消して、泡はきちんと流して撤収したのがまた消防署らしかった。
2013/10/08/Tue 寝倒し16時間。
目をつぶって目を開けたら、9時間経っていた。
まだ寝れるわー、起きたくないわー、と目を閉じると本当に眠れてしまう。
4時間、2時間、1時間、と間隔が短くなり、猫と目が合ったのでいい加減起きることにする。
決してヒトを起こそうとだけはしない、いい子達だ。
運動会が始まったら平気で踏みつけていくけど。
欲望にまかせて寝倒したはいいが、寝すぎると頭痛が起きる体質なんである。
なのになんで懲りずに寝腐ってしまうのか。
2013/10/07/Mon 圧力低下。
今日はとにかくだるかった。
だるすぎてグレて仕事したくないレベル。
と、同僚数人に愚痴ったら、みんな同じく無性にだるいと言ったので、気圧のせいかもしれないね、という話になった。
気圧が低いところ(大抵高地)に行くとやたらと眠く、だるくなる。
それに近い。
仕事のあとは健康診断。
血圧が正常の下限値だった。
これも下がりすぎると眠くなったりだるくなったりする。
視力がやけによくなっているのは、整骨でバランスがよくなった成果か、老眼と近眼のバランスが取れた結果か。
さらに整骨院。
仕事あとに行くと回復がいいのだが、低周波治療でベッドに横になっていると必ず寝てしまう。
最近は端子をセットしてタオルやブランケットをかけてくれる時、施術師さんが「おやすみ」と言うレベル。
テンション最低で人に会う。
まともに話せるだろうかと不安だったが、いかん、寝不足ハイで逆に話が止まらない。
ドリンクバーでお互い1杯しか飲まないとか、しゃべりすぎにもほどがある。
そして帰宅したらまたテンションが緩みきっている。
へろへろになって足に樹液シートを貼った。
こんなマイナーなものにもそれを語る掲示板があって、そこでは2枚ずつ張るのを「貴族貼り」と称する。
高い樹液シートを贅沢に使って「どんな王侯貴族だよ」とツッコミが入ったことに由来する。
疲れているので3枚ずつ貼って王様になった。
もう樹液シート靴下を履いているようなカンジ。
2013/10/05/Sat 寒い。
布団を出した。
横になるとすかさずココアさんが入ってきて、腕をしゃぶり始めた。
足元にソフトあんかを置いた。
目が覚めてみたら完璧にかりんさんが占領していて、ヒトはあんかから追い出されていた。
半纏も出した。
PCに向かっている間に猫どもがもぐりこんで取り戻せなくなった。
今年はあんかよりもうちょっと大きい電気毛布的なものと、もう少し動きやすい奴半纏でも買い足そうと思った。
2013/10/04/Fri 効きやすい人。
昨日整骨院に行って、痛みがなければ土曜日にでも、痛みがあったらすぐにでも、と言われた。
果たして今日、
「せんせの予言が当たりました〜」
と飛び込むことになった。
今までの愁訴ほとんど全部が噴出した上、頭痛までしてきてへろへろになったので。
いつもどおり暖めたり低周波でほぐしたりしたあと、頭痛はどの辺、と聞かれてこのあたり、と側頭部を示すと「あー、気圧」とつぶやいて首から肩をこりこりと刺激し始めた。
ここ痛いでしょう、と言われたところは全部ピンポイントで痛い。
終わるとすっきり、頭痛は消えていた。
他の愁訴も揉んだり押したり関節を動かしたりしてほとんど消えた。
負担が気になる部分は磁気パッチやテーピングで補助したら、さらに快適に。
いつも不思議で面白いと思っている治療だが、反応が早い人と遅い人がいて、私は早いそうな。
早ければいいというわけでもなく、そういう人は元に戻ってしまうのも早く、効果が定着するのに時間がかかる。
反応の遅い人は効果が出るまで根気が要るが、出たらそれなりに定着するらしい。
そういえば、先日ふとしたことから、樹液シートを試してみたが全く実感がない、という話を聞いた。
私にとっては使ったあとの足の状態が目が覚めるように違う樹液シートだが、効かない人もいるわけだ。
疲れの原因が足にないのか、あるいは反応が遅い人なのか。
もちろん、私が実感を信じ込むあまり痛みも感じなくなるレベルでプラシーボが入りやすいということもありうる。
2013/10/03/Thu どったばた。
なんで今頃繁忙期レベルなの。
閑散期ってなんだっけ。
言いくるめられて終業時間後にモニタの前に2時間座ってる自分もアレだけど。
残業のあと通院。
そして家に帰ったら息つく暇もなくココアさんのお粗相発見。
シーツ・布団丸洗い、消臭にクエン酸をふりかけ、さらにファブリーズを買いに走る。
(ファブリーズってケータイの辞書に入ってるんだな)
睡眠時間1時間でまた出勤。
死にそう……
2013/10/01/Tue 塩漬けニシン。
オランダの名物料理として必ずあげられるのが「ハーリング」。
Haring はそのままセイヨウニシンのことで、この足の速い魚を塩漬けや酢漬けにして流通に耐えうるものにしたことは、オランダの経済発展の原動力となった。
14〜16世紀は、オランダという国がまるごと「ニシン御殿」だったわけで。
そんなオランダのニシンが日本でも食べられるようになった。
意外と遅かった流通の到達。
需要がないと言われればそれまでだが。
クラウンマッチェス CROWN MAATJES の名で今年の初ニシンが冷凍輸入されていた。
王室御用達の maatjesharing だそうだ。
maatjes は処女のことで、産卵経験がなく最も脂と旨みの高い春の3週間に水揚げされた最高級品とされる。
そんな旬のものを夏に買って今まで冷蔵庫で放置していたんでは、旬も王室御用達もあったものじゃないが、とにかく春になる前に食べてしまおうとやっと解凍した。
塩水に漬かるように冷凍されていて、室温に戻したらぷりっぷりの本当に脂ののった生ニシンが現れた。
冷凍技術が刺身をスポンジにしてしまう日本のそこらのマグロ漁船より確かだ。
身が分厚くて大きい。
一尾がつながってはおらず半身だったが、現地ではこれ一尾をひと飲みにするのか。
写真ではそう大きく見えなかったけど、オランダ人のでかさを忘れていた。
酢漬けのほうがポピュラーらしいが、これはオランダの岩塩だけで浸けられているとのこと。
最初は現地の真似をして、尻尾の方をつまんでぶら下げて食いついてみた。
うーん、まさにニシンの刺身だ。
んまい。
とろっとろで厚みがあって、塩は控えめで、それが旨みを充分に引き立てて、幸せ。
調理法とか付けあわせとかいろいろ考えてはいたが、(段々面倒くさくなっていたのもあるが)これはほかほかのご飯が一番合うんじゃないか、と方針転換した。
うんまい。
Google で「ハーリング」を入力すると予測変換に「まずい」がついてくるが、このうまさを知らないんじゃないか。
なまじ本場風にいじったら、口に合わなくてまずくなってしまったりするんだろうか。
このクラウンマッチェスは今年初めて日本に輸入されて、細々とAmazonなどでネット販売している。
http://www.crownmaatjes.com/index.html
もし来年もちゃんと輸入されるようなら、早めに買って旬のうちに食べたい。