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2014/07/31/Thu トラックで連想すること。
ミニカーをいじったり、他にどんなトラックがミニカーになってるんだろうと画像検索してみたりしているうちに、ふと曲を口ずさんでいた。
「紅い眼鏡」のラスト、「魔都の終焉:少女のテーマ」。
私の「トラック」の根っこはそれか。
安宿の前にトラックが横付けされて、死体袋が荷台にどさっと置かれる、あれが私の「トラック」か。
いまだに。
昔、東京中央郵便局の時間外受付の常連だった頃。
「例によって朝4時くらいに鍛冶橋通りを自転車で走ってたら、コンビニの前にトラックが止まっててさー、
真っ暗な中、ぼやっとした逆光の陰になって、荷台の後ろ扉が開いてて、なんかでかいものを積んでて……
そん時のBGM(ウォークマン。今はもうNG行為)がぴーったり「他人の街」から「少女のテーマ」でー
ちょうど白み始める境あたりの空でーーーもおお……(燃え!)」
なんて話すと、おおおーと共感してくれる人ばかりで、いい友人関係だった。
それよりももっと前、まだ演歌一色じゃなかった頃の、平野文がDJの一員だった頃の「走れ歌謡曲」を聞いていた時期がある。
夏休みで夜明けは早かった。
藍色の空にトラックの後ろ姿のランプが走っていくのが好きだった。
というか今でも好きで、これを見るとさすがに今でもテーマ曲「口笛天国」が連想される。
ただ、当時合間に流れていたCMの曲「渚のアデリーヌ」も続けて出てくる。
2014/07/30/Wed 今日の朝食。
まぁ、普通に作った普段通りのメニュー。
最近暑さ疲れかこのうち2〜3品で済ますことが多かったので、これだけの量も久しぶり。
豆乳
紫の野菜ジュース
ヨーグルトにカルピスとオリーブ油
ライ麦パンのバタートースト ブルーベリージャム添え
ベーコン アスパラガス ミニトマト ぶなしめじ の炒め物とプレーンオムレツ
卵はベーコンエッグにすることが多かったけど、オムレツは黄色の彩がよくて気分が上がる。
ミニトマトは オ ラ ン ダ 産 (重要)
暑いからこそ食べるべきと言われるけど、やはり朝が動きやすい気温じゃないと、作る気力も出てこない。
2014/07/29/Tue クロネコ勢ぞろい。
注文したものはないのに、クロネコさんがやってきた。
メンバーズのポイントがたまったので交換を申し込んだ景品が届いたのだった。
大型トラック10t車のミニカー。
さすがに大きくて、亜鉛合金のボディは重い。
製造はトミカと思っていたが、表記はない。
運転席のドアは開かないが後部のドアは観音開きで、開けると本物にはないはずの柱が前とやや前にある。
荷台を下からネジでシャシーに止めたため。
10tだから……協定24台か……乗せてみたかったな……紙でパレット自作して……でも入らない……
まあ積み込むには普通にミニカーの致命点のドアの厚みが邪魔だよね……とか呟いてみる。
これの前にはクール宅急便車をもらった。
同じく観音開きの後部ドアと、荷台横のスライドドアが開くのが嬉しい。
でも中にはこれも同じくネジ止めのための柱が。
クール専用車の奥には、用途別の保冷庫が設置されてるはずで、これが再現されてないのは残念。
ずっと前(10数年か、20年か)の、宅急便のミニカーを持っている。
その時はヤマトのカタログ販売を利用するともらえる景品で、車が欲しくて利用した。
ウォークスルー車で、左のスライドドアと後部ドアは同じく開き、ネジ止めの柱はなし、運転席後ろの冷蔵庫・冷凍庫スペースが再現されている。
ただ、運転席の再現がかなり残念。(どれも黒い一体成型でごまかされた感じだが、10t>クール>ウォークスルー)
素材が違うのか、大きさが近い今のクール便車よりやや軽い。
日本郵便も佐川も、こんなミニカーを景品にしてくれたらもっと利用が楽しくなるのに。
トミカから出てるのは知ってるけど、ポイントでもらえるお得感がいいので。
でももともと働く車は大好きで、はるか以前、漫画に描く資料にとか言って赤帽車(スバルサンバーハイルーフパネルバン)を買ったことがある。
そのうちコレクターになる可能性はあったりする。
2014/07/26/Sat 池上おとうさん。
池上彰、テレビで「自分の意見言わない」理由
http://www.oricon.co.jp/news/2037971/full/
池上氏は「NHKの報道は客観的に公正、公平、中立でなければならないと叩きこまれてきました。自分の意見は述べてはいけなかったんですね。NHKでずっとやってきたことが、民放テレビ局でビジネスとして成り立ったということですよね」とあえてブラックな言い方をする。
「いざ、フリーランスになる決意をしたら、どうやって食っていくかという問題もありますし、人と同じことをやっていても生き残れない。人と違う自分の強みは何かを考えた時に、『自分の意見を言わない』というニッチな需要を見つけたんです」。
この人を最初に覚えたのは、「ニュースセンター845」(関東のローカルニュース)で暗くないニュースの後にしばしば小ネタコメントを挟んでくることで、NHKらしくない、変なアナウンサーが出てきた、と驚いたからだ。
NHKらしからぬその小ネタを見るために、この時間のニュースを意識するようになった。
「こどもニュース」の抜擢はそんな人らしい、いい役が回ってきたなと思った。
そんな風に、自分のセンスを表に出すことで注目された人が、いまや自分の意見を言わないというのは面白いと思う。
フリーになってからそのわかりやすさが評判になったが、こどもニュースのノリでわかりやすく社会問題の模範解答を示してしまうので、その先を自分で考えないと解った気にだけなって、ここで聞いたことを自分の体験として語り始めてしまう。
本当に自分で考えなくなってしまう。
この人を薄っぺらと断じる人はそういう危惧を持っているのかもしれない。
番組の制限時間でわかりやすく単純に物事を説明するには、刻々と左右上下に大きく振れ続ける感情や思想のぶつかりの、一瞬の中心点を取り出さなくてはならない。
これは右にも左にも異議を唱えられる、実は綱渡りな行為だと思う。
語ったことが事実の解説でなく語った者自身の意見と捉えられるのは、大体が見た者の意見と合わない時。
実際、右派、左派、両方のレッテルを貼られている。
大多数の人には受け入れられるよう実行しているのは、実はものすごい中庸バランスだ。
わかりやすく吸収しやすい薬ともわかった気にさせてしまう毒とも言われるが、この人は実際、教科書的な中心ポイントだけを示しているのであって、その周りの肉付けを毎日の情報から考えていくのは見た人の仕事だ。
毒にも薬にもするのは受けとったヒトたち。
どんなニュースでも番組でも芸能人の挙動でも、思想が紛れ込んでいようと実はそうなのだが、肉付けを取っ払って核だけを取り出して見せたことで見せられる反応が、情報を受け取ったヒトの反応をわかりやすく見せているのがまた面白い。
こういう人が一人くらいいて、それなりに受け入れられているのはいいんじゃない?
――と、私は受け取ってこの人を見ている。
2014/07/25/Fri 「離れ」の生活。
職場の広大な敷地には、「離れ」もある。
普段は閉められているが、繁忙期やキャパオーバーの時にサポートとして使われる場所。
「母屋」からチェック係として1日、その離れに飛ばされた。
慣れない動線に最初はキョドっていた。
離れはサブの施設だけあって、コンパクトで何もかも手近にあって、「母屋」より少し新しい。
母屋ほどの処理能力がないシステムは、臨時の各課混成軍と繁忙期だけのちょっと不慣れな短期アルバイト(とはいえ毎年の常連もいて侮れない)がコンパクトに処理して、母屋とは規模の違うコンパクトなダイヤで送り出される。
混成軍には自課の同僚も上役も他課の顔なじみもいて、分担によらずできることは何でもやる。
つながりが緩くて流れも緩くて、母屋とは時間の使い方さえ違う。
日本一大きい職場に慣れてしまっていたけど、コンパクトな空間は見通しもよくて、人との距離も近い。
他所の、そこそこの規模のところはこんな風に仕事してるのか、ちょっとうらやましいかも、と思ったり。
短期アルバイトに、私が新米だったころ一緒に駆けずり回った人がいて、張り上げる声で私と確信したと声をかけてきた。
……そんなにわめいてたか、私。
まあそうだな、今も当時も。
結構快適に過ごした1日だったが、整骨院で診てもらったら肩と背中の緊張がハンパなかった。
面白くても慣れない場所で1日、しかもチェックする側では負担が大きかったのか。
慣れたら本当に快適かも。
でももうすぐこのサポートも終わってしまって、また何もかもが「母屋」にぎゅうぎゅうに押し込まれてくる。
今週はみんな、名残惜しげにその話ばかり。
2014/07/22/Tue 虫にたかられる。
ドアがないオープンスタイルな店で買い物していたら、頬に何かが張り付いた。
虫! ハエか蚊か!
と払ったら、
大きなアゲハが逃げていった。
汗を吸いにヒトに寄ってくる蝶のことを聞いたことはあるが、顔に汗はかいていなかったし、アゲハって寄ってくるっけ!?
アゲハはウチにも居ついていたことがあるが、昨冬サンショウを枯らしてしまったので、今年は居場所はない。
まさか宿(というよりは託児所か)の催促をされたかな。
鳥の餌場じゃあるまいし。
と思いつつも、新しいサンショウ、欲しい。
2014/07/21/Mon 幕間休憩。
年次休暇申請のカレンダーが真っ黒に塗りつぶされて「申請はできません」とハナからNGにされる「繁忙期」もあと1週間。
ここの本当の闘いはその後だと思うけど、とりあえず今はひたすら走り回る。
最低限、休日はきちんとやってくる。
帰りの買い物をしていたら、コンビニのラジオが
「今日のさそり座は羽を伸ばせる最高の一日。ゆったり映画でも楽しむのが吉」
とか言っていたので、猫と食事しながらディスカバリーチャンネルなぞつけてみた。
すごく懐かしい「NHKスペシャル」のアイキャッチ。
「映像の20世紀 第9集 ベトナムの衝撃」(1995年)だった。
いいけど、嫌いじゃないけど、これは姿勢を正して見るもので、ゆったりじゃないよなぁ。
死体とか重傷者とかばんばん出てくるし。
続く「第10集 民族の悲劇果てしなく」も、どこまで行っても救われない紛争と難民だし。
1920年代にパレスチナに初めて流入してきてアラブ人と手を取り合うユダヤ人の姿とか、今まさに動いている侵攻と重なって切ない。
と思いつつ、しっかり見ている。
「第11集 JAPAN」は、1897年の日本のフィルム映像から始まった。
明治30年は自分の今の興味対象より大分遅いが、まだまだ和服生活の様子とか空の広い銀座とか、かなり参考になりそうだ。
とはいえそれも最初のうちだけで、日露戦争、黄禍論、満州進出、関東大震災、日中戦争とどんどんきな臭くなっていって、原爆と終戦、戦後処理、日米講和まで、真っ黒にまとめられた激動の100年。
意見はいろいろあるだろうけど、いつみても力のある番組だ……。
そんな余韻を吹き飛ばしたかったわけでもないが、番組の後はビデオ鑑賞に切り替えてみた。
パリオペラ座バレエ団「の「眠れる森の美女」。
幼稚園の時から刷り込まれて、序曲の出だしの一瞬で燃える。
劇場ライブだから音がコケたとか、バランスが危うかったかなとか、パートを飛ばしたとか繰り返したとか、つっこみながらもきれいなポアント(トウシューズ立ち)を堪能する。
大作なので、幕間に酒瓶を取り出してちょっといい気分を後押ししてみる。
小曲がいくつか削られていた。
スカラ座でもボリショイでも、どーしても削られるなぁ、好きな曲なのに。
全部入れたらそりゃ、3時間超えるけど。
いいや、もうあとでCDで聞くかー。
スイス・ロマンドとロンドンフィルとどっちにしよう。
と、ぐちりつつ、引き込まれつつ、ちびちびとほろ酔いで。
とりあえず仕事の幕間的にはゆったりできたかな。
ほんとは寝るのが一番なんだろうけど。
2014/07/18/Fri お掃除の悪魔。
掃除をすると運気がよくなるとよく言われる。
生活習慣や性格も変わっていい方に転がりやすくなるとか。
風水では「ゴミの上(汚れた部屋)で風水やっても効きませんよー」とまで言い切る。
ヲタクには多いが、私も掃除は苦手だ。
とにかくモノが多いから、そして「1年使わなかったらそれはいらないもの、捨てましょう」なんて一般の掃除論が通用しないのがヲタクのモノだから、管理手入れが行き届かない。
そしてズボラだから、気が乗らないと「もう今日は大物の洗濯はいいかー」などと自分に甘くなる。
たまに進んでする気になったら「お掃除の神様が降りてきた」とまでいうレベル。
それをほとんど強制的に動かすのがココアさん。
どんなにヘロヘロになって帰ってきても、部屋に入るなり猫尿特有の「フェリニン」の匂いが漂っていたら、動くしかない。
そして動かされる方のヒトは、時間がないとか体力が限界とか極限状態になると余計に全方位全力で動き出すという、普通のヒトとは逆に配線されたアタマを持っている。
結果、徹底的に粗相跡を掃除した後、普段行き届かないところの大掃除や整理整頓まで始めてしまう。
終わってみれば、サボり気味だった大物の洗濯(しかし順番にできず一時に全部なので干せないのが難点)とか、長いこと懸案だった積んだものの整理、時に模様替えまで至って、綺麗になった部分を見れば嬉しさも、これをキープしようというモチベーションも出てくる。
結果として。
かりんさんが家にやってきた頃、本棚の上とか窓の桟とかワゴンの下とか、ヒトが見過ごしている埃ポイントに突っ込んでいく様に、「よしこさん(誰!)、行き届いてませんよッ」とか指に息を吹きかけながらいう姑のようだと思っていた。
今のココアさんは優しくやる気を出させてくれる神様でも、暗に不出来を指摘する姑でもない、問答無用で掃除に追い立てる悪魔っぽい。
日頃「養育費下さいよ〜、君らが女王様暮らしするにもお金がかかるのよ〜」などと話しかけていたから、金運を上げるのを手伝ってくれているのか、悪魔。
でもこうも追い立て方が激しいとめげそうです、悪魔。
とりあえず今日は現場は床で、被害品はバッグ一つと猫の爪とぎだけという「温情」に預かったので、替えの爪とぎを買いに、ついでに食材とか、食器とか雑貨とかずいぶん前から棚上げになっていた買い物をしにカート持参で出かける。
雨?
逆に配線されてやる気スイッチを押しちゃった脳はそんな先のこと気にしない。
2014/07/17/Thu 百物語。
小学校で、子供に授業のご褒美として怪談を聞かせるそうだ。
子供のための怪談集なんてものもある。
1話5分程度の小品で、子供が読み聞かせに容易に集中していられる時間という考慮。
そんな話をテレビで見てふと思った。
百物語は(故事由来や伝統的な作法はその筋のサイトに譲るとして)その名の通り100の怪談を順に語っていく趣向。
5分程度の話を100語ると……途中休憩なしで8時間20分にもなる。
夏の夜って、こんなに長いっけ!?
日の出日の入の計算サイトを参照したところでは、
http://www.hoshi-lab.info/env/solar-j.html
東京の今日の夜の長さ、つまり日没から明日の日の出までは9時間42分ある。
ただしこのうち最初と最後は「薄明」だ。
夕暮れの黄昏時は別名「逢魔時」「大禍時」というくらいだから少々明るくても怪談を始めるには問題ないかもしれない。
しかし暗闇の中で最後の一つの灯りが消えて本物の怪異が現れることを期待するなら、もしくは99話で止めて朝を待つというなら、空がすでに明るくなっていたら興ざめだろう。
日の出前と日の入後の時間帯「薄明」には三つの定義がある。
人が灯りなしでも活動できる明るさを基準とする「市民薄明」
海面と空が見分けられるか否かを基準とする「航海薄明」
(充分に人工照明から離れた時)6等星が見えるか否かを基準とする「天文薄明」
下ほど太陽は地平線より下にいて、より厳密に夜に近い。
今夜の天文薄明終わり、つまり天文学的な夜の到来は20時41分で、明日の朝の天文薄明始まりは2時55分。
星がきっちり見える真っ暗な夜は、6時間14分しかない。
丑三つ時で怪異出現には最適だけど、100話は間に合わない。
航海薄明でも、終わりから始まりまでは7時間32分。
日の入と同時に怪談を始めても、天文薄明始まりまでは、7時間58分。
日の入と同時に始めて、航海薄明始まりまで伸ばしてやっと8時間37分、5分の怪談100話の時間より長くなった。
まだまだ明るい18時57分に開始、最後の灯りを消すのが3時17分、17分後の3時34分に水平線が明るくなり始めてお開き。
どうも、夏に百物語をやっても怪異を待って、もしくは本当に出現してきゃー、と言っているヒマはあまりない。
イメージ通り達成するには秋以降にするか、「ウチのトイレにGがでたんですう、終わり。」みたいな1分程度の小噺をせわしなくつなげるしかないような気がする。
2014/07/16/Wed 團伊玖磨。
そろそろ超新星になりそうなベテルギウスを肴に、天文に関係あったりなかったりする雑談を続けているスレッドが、某所天文・気象板にある。
みんな明日か100万年後かわからない現象を待っているので、何やらのどかで雰囲気がよく、時々思い出しては覗きにいく。
ベテルギウスは地球から642光年離れているから、もう爆発してニュートリノがこっちに向かってるかもしれない、室町時代からの便りだ、などロマンにもあふれている。
最初に立ったのが2009年で、そのスレッドの名前が
ベテルギウスですが、もうだめです。
で、以降
【続】ベテルギウスですが、もうだめです。
【続々】ベテルギウスですが、もうだめです。
続【続々】ベテルギウスですが、もうだめです。
【さらに】ベテルギウスですが、もうだめです。
【まだ】ベテルギウスですが、もうだめです。
【まだまだ】ベテルギウスですが、もうだめです。
【も一つ】ベテルギウスですが、もうだめです。
【なお】ベテルギウスですが、もうだめです。
【なおなお】ベテルギウスですが、もうだめです。
ときて、今は
【重ねて】ベテルギウスですが、もうだめです。
になっている。
途中、元ネタがわからないヒトもいたようだが、すっかり定着した。
次のスレタイは間違いなく
【重ね重ね】ベテルギウスですが、もうだめです。
だろう。
長く続くトークの場、という意味合いでも近い気がする。
元ネタは全27巻、最終巻は【さようなら】だが、ベテルギウスの爆発が最後のスレタイに合わせて届いたらすごいだろうな。
元ネタのタイトルを確かめるのに「パイプのけむり」だけでGoogleさんに聞いたら、リゾートホテルとしてぞろっと出てきた。
ペンション、バー、喫茶店などが続き、その下にやっと團伊玖磨氏の名前。
元ネタはこうして忘れられていくのかな。
2014/07/15/Tue マジパネェAmazonさん。
猫が毛玉を吐くのは仕方ない。
ココアさんは特に毛を胃に溜め込みやすい体質だし。
でもかりんさんの残した分まで腹いっぱい缶食を食べて、直後に全部吐かれるんじゃちょっと適わない。
しかもベッドの隙間の電源タップの上に。
6本刺さったコンセントは全部PCと周辺機器で、省エネスイッチ付きの大きなこのタップは古いせいか形が妙に複雑で溝が多く拭ききれない。
中に入り込んでいたら火災の原因になるから怖い。
朝っぱらからそんな目にあったので気も短くなって、早々に見切りをつけてタブレットの方を開けて、Amazonで新しい電源タップをポチった。
プライムのお試し当日お急ぎ便で。
それが朝9時。
7時間後の16時、ブツが届いた。
ペトロが言う通りマジパネェ恐怖を覚えるほどの速さ。
最も親しくし信頼するわけだ。(おにいさん10巻)
7時間あればホムセンなりヨドバシなり行って買って遊んで帰れるが、今日も暑いし、今日はひきこもると決意していたし、実際届いた時は昼寝の最中だったので使う価値はあった。
でも本来の有料オプションとしての送料とかプライム会員費を考えると、交通費ゼロで自分で買いに行くだろうから、多分お急ぎ便は今月のお試し限り。
2014/07/11/Fri カッピング。
整骨院で、いつも背中の広い男性がやってもらっているのを見ているばかりだったが、今日はついに自分がしてもらった。
施術のベッドがオープンなこの整骨院でも、女性のカッピングはカーテンのかかる一番奥のベッドでする。
背中だけでなくわき腹などにも吸い玉を当てる。
昔ながらの火を中で消して生じる減圧で、なんて方法はとらない。
轟音の真空ポンプ。
ぎゅううっとつままれるような感覚で、皮膚がカップに吸い上げられる。
10個もつけられると背中全体で摘み上げられてる、変な気分になる。
どれだけうっ血の丸ができるかと思ったが、案外跡が残っていない。
両脇に近い背中2か所だけが顕著。
なんだか残念なような……
跡が出ない人でもむくみのせいであることも多いので、それにも気をつけてみましょうね、と院長。
うん、「押すばかりでなく引くマッサージ」という表現がちょっと気に入ったので、時々してもらおうかと思う。
2014/07/09/Wed 夏祭り。
鉢植えに羽虫がちらつき始めた。
窓を開けると入ってくる。
蚊も飛んできた。
仕留め損ねた。くそう。
とかのほほんと悔しがっていたら、
Gが!
G が !!!!!
でかいアイツがついに2階寝室に!!!!!
鳥肌立てつつも追いかけまわしたいけどここは本の森、紙を汚す化学兵器は一切使えない。
(一応アルコールと界面活性剤が入ったクリーニングスプレーは用意した)
と思いつつも家具をいたずらに動かして奥へ追いやってしまった上に、カルピス入りカップを倒してしまった。
隙間がありすぎてねこねこ防衛隊も期待できない。
出現場所から考えて、アレも開けた窓から入ってきたに違いない。
数日前に外を徘徊していたアイツか。
出勤途上だったが仕留めておくべきだったか。
雨だけど窓閉めたくないな。
そこからまた出てってくれないか。
ここ猫用以外に水ないから、G的には長く持たない環境だと思うけど。
猫中尉の目を掻い潜られて、さらに階下に降りられたら最悪だけど。
今からコンビニ行ったら対G地雷コンバット置いてないかな。
いや、落ち着け、自分、明日にでもホムセン行けばいいだろ。
つか、行くしかない。
KURE5-56 が某総司令本部でよく話題に上がってるから試してみるかな。
対G兵器では定評のあるアースケミカルのGジェット砲なら有効射程距離1.5mだったな。
氷殺砲(ライオン)は回収になったけど、凍殺砲(フマキラー)は健在なのか、猫のためには化学兵器より冬将軍攻撃の方がいいかな。
電気ネットもクリーンだけど3サンチ級には電力不足か。
……と、一瞬でアタマが夏祭りになった、雨の夜。
夏は戦いのシーズンだ。
いろいろと。
2014/07/06/Sun 厄日。
休日出勤なのに。
普段ガラガラのバス停に、数十人のオトシヨリが並んでいた。
遅れてきたバスに全員乗り込むのにさらに数分掛かり。
乗り換えのバスは信号一つ間に合わなかった。
次の乗り換えも、目の前で行かれた。
結局タクシー。
出勤したら担当の面子が微妙に悪くて、トラブルメーカーの嫌われ者も近くにいて、胃が痛い。
かなり忍耐力を鍛えられる。
繁忙対策について上の判断が裏目に出た。
それでも担当印を押したのは自分なのでフォローに追われる。
休憩時間は飛んだ。
何とか帳尻を合わせて、多少のことは他の手段で吸収してもらえる緩いシステムに助けられて、終業。
帰宅用の着替えを忘れた。
ハンコのインクやサインペンで汚しちまったのに……
帰りの買い物、寒いので手っ取り早く暖かいもの、と思ってレトルトシチューをカゴに入れた。
レシートにも印字があるのに、家に帰ったらない……
そんなこんなで、散々だった昨日。
風呂で厄は水に流してと思ったのに、
またバスの2回の乗り換えに振られた。
また嫌われ者が視界に入る。
レシートは家に忘れた。
あとはココアさん、寒そうにシーツの下に潜り込んでいたのが不憫でつい夏掛けを仕舞わずに出たけど、そこでまたお粗相なんぞしませんように。
2014/07/04/Fri 数を数える。
ドイツ語の数詞がめんどくせえ、という話を見た。
ドイツ語で 98 は achtundneunzig アハトウントノインツィヒ 8+9×10 だ。
これはオランダ語でも同じで、achteennegentig アハトエンネーヘンタハ となる。
日常的に使うものなので、ドイツ人やオランダ人は 64 という数字を見れば反射的に「4と60」と読むし、178と見れば「100、8と70」と読む。
この英語とは逆になる読み方が曲者で、マルチリンガルを誇るオランダ人も英語に切り替えると98だか89だかごっちゃになることがあるらしい。
35ユーロと思ったら53ユーロ取られそうに、という「オランダでよくある話」を別のブログで読んだ。
私はもちろんオランダ式はまだ身についていないので、仕事中でも数字を見ては「ホンデルトドリーエンゼスタハ(163)」「フェイフティン、トヴィンタハ(15-20)」「ヌル、ヌル、ヴィール」(004)などと怪しくつぶやいている。
で、たった今、英語では逆で、……え?英語が出てこない……えええ?
ninety-eight をど忘れするという間抜け。
最初のめんどくせえ、という書き込みのキモは、これを書いたのがフランス人だということにある。
フランス語の 98 は quatre vingt dix huit 4×20+10+8 と、ドイツ語・オランダ語の比じゃないから。
ガリシズムすげえ。
それでも他国語の違う数え方は理解し辛いのか。
しかし、同じフランス語でも、ベルギーでは 90 を nonante というらしい。
80は ベルギーでも quatre-vingt(4×20) だが、スイスでは octante (80) だとか。
あれ、見慣れたギリシャ語とラテン語の数詞が……