時々日記。


風の向くままに書き散らしています。

 リンクが反応しない時は、アドレスバーから直接入力して読みたい月の日記ページへ飛んでください。
 URLの最後の4ケタの数字が西暦年下二桁と月です。

 画像をクリックすると大きい画像を表示します。

2014.07
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
             


2014.08
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            


2014.09
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
             

2014/08/29/Fri    虫・野球・猫。

仕事中、何か緑色のモノが視界のすみを飛んだ。
なになに!? と追っていったら、カマキリだった。
とりあえず屋内ではつぶされかねないので外に出した。
ここは普通の建物の4〜5階相当の高さ……いや、前にも6階のベランダにバッタが来たことがあったな。
結構飛ぶんだな。


整骨院に行ったら、若い先生が巨人のユニフォームを着て眼鏡をかけてイヤホンマイクのヘッドセットまでつけていた。
なんか、今日は思いつきでゲームを始めたらしい。
患者さんは「バッター」で一人治療が終わるごとに袋の中からボールのくじを引く。
ボールには「H」(ホームラン)「O」(アウト)「1」(一塁打)など書いてあって、それに従って壁に貼られた野球のボードゲームの駒が進む。
対する先生方はどういうゲームの進め方をするのか聞きそびれたが、つまりは先生方チームVS今日の全患者さんというチーム対抗で、結果は明日発表されるとのこと。
若い先生のユニフォームは解説者のコスプレだったわけだ。

今日も院長先生の背骨矯正をしてもらって、「ぼぼぼぼっ」と音を立てて背中がすっきりした。
そのおかげか知らないが、みごと「H」(ホームラン)を引き当てて、景品の野球チップスをもらった。
懐かしい。


ココアさんは最近布団を汚さなくなって、怒られずに済むので少しのびのびしている。
今日も突然爪を研ぎだして、おや機嫌がいい、と思ったら、

その場でしゃらしゃらと音を立て始めた! 初めての現行犯!

とはいえ反射的に飛びかかったら撒き散らしながら逃げるのが目に見えているので、歯噛みしながら終わるのを待ち、立ち去ろうとするところを首根っこをつかまえた。
もちろん、何が起きたかココアさんはもうわかっている。
今更効くだろうかと思いながらも、粗相の匂いをかがせながら首を抑えて鼻頭を指ではじく。(子猫をしつける時によく使われる体罰法)
掃除の前にココアさんを抱えてケージの前まで行くと、自分からしがみつくようにケージに駆け込んだ。

犯行現場、爪とぎの後ろは引き出しがあって、下の段の中が見事に濡れていた。
オスでもないのになんでこんな高い位置にするんだ。
中身のうちビニールパックされたポケットティッシュとかホッカイロとかのストックは拭けば済むが、貴重なSF大会の手拭いがやられた。
熱湯とクエン酸と重曹と強い洗剤と日光に耐えられるだろうか。いや、耐えて。
ついでに去年余らせて忘れていた冷えピタのストックが大量にあることがわかった。
今年も徳用を買ったもののほとんど使わず余らせているのに。
そういう無駄遣いを知らせてくれたんだろうか、お掃除の悪魔は。
二重に嬉しくない。

2014/08/26/Tue    時計がとまる。

早くに寝たので、早くに目が覚めた。
まだ外が暗い。
4時か。
もう一度寝る。

外が明るくなっていた。
6時か。
猫ズが起きる?と伺う目をしたが、もう一度寝る。

さらに明るくなっていた。
7時か。
ゴミ出しをするから起きるかな。
と考えつつももう一度寝る。

曇っているのに暑くなってきた。
そろそろ起きないといかんか、何時?
7時か。

――そんなわけあるか!

と、飛び起きてケータイで確かめたら10時だった。
ゴミ出し損ねた……
仕事の前じゃなくてよかった……

この壁掛け時計は今年になってからよく止まっていた。
電池を変えても接触部分を磨いても止まる。
電池をもう一度入れ替えてみたがついに動かなくなった。
買い替えかー。
単純な電池式の時計で10年は長いのか短いのか。

2014/08/25/Mon    夏と秋の間の味。

だだちゃ豆を八百屋で見かけたら、佃島に住んでいた頃を思い出した。

有明からバスで急いで出るも、混雑に阻まれてなかなか帰りつけない。
コミケの他に深川の八幡宮の祭と東京湾大華火祭が重なって方向性の違う人出が三つ巴に揉みあう夕方、交通機関も関係警察署・消防署も修羅場を見ている。
何とか暗くなる前に帰り着いて、ダッシュで買い物に行き、ダッシュで帰ってだだちゃ豆を茹でる。
塩を振ってネギトロ巻と並べて、冷たい麦茶(この頃はビールは苦手だった)も添えて盆を持ってベランダに出ると、正面に花火が上がった。
おおむね正統派の夏の夜の光景だ。

今は地べたに暮らしているので花火は音しか聞こえないが、ちょっと再現したくて刺身とだだちゃ豆と、枝豆豆腐の湯葉という面白いものも買ってみた。
子供の頃は味噌汁さえ飲まない激しい野菜嫌いだったが、枝豆は当時から大好物。

巻物にしなかったのはおすそ分けするから。
刺身を包丁で細かく切って皿に分けて出した。
我が家のお嬢様方は、なんと魚のスジを噛み切れないんである。
魚の骨を取れないヒトの子同様、あとは飲み込むだけまでに加工したものばかり食べていると猫もこうなる。

ココアさんは匂いを念入りに嗅いだ挙句これは食べ物ではないと断定した。
完全に乳製品派の西洋猫だな、サビだし。
では健康と美容の日課、ヨーグルトをあとであげよう。
かりんさんは夢中で食べてココアさんの分も平らげて、さらにおかわりをねだる。
和食党か、三毛。
大好物があるのはいいことだ。

いつもはエアコンをかけてこもる昼間だが、今日は少しだけ暑さが和らいだので窓を開けて、セミの声を聞きながら刺身湯葉をつまんだ。
猫もアレだがヒトの方も、夏の名残は楽しみたいが暑すぎるのもキライなわがままなので。
もうすぐ冷房も暖房もいらない束の間のワガママな季節がやってくる。
その前に滅入るほどキライな暑さを楽しんでおきたいのも、これまたワガママ。

2014/08/22/Fri    胃をいたわるはずだった。

今週は夏休みの不摂生のせいか、食が進まなくなった。
昨日・今日とおにぎりやパン程度のボリュームのものをちびちびと食べて何とか凌いだ。

家では軽く食べるくらいで胃を休めてもいいな、と薄焼きのピザなど考えた。
飲み物は豆乳とか牛乳とか野菜ジュースとかノンカフェインのお茶とかもあるけど、コーラが目に入った。
ストレートに燃料(砂糖)とってもいいんじゃない?などとふと思う。
(人工甘味料は好かない。むしろ積極的に砂糖を選ぶ方)
いやまて。

ピザとコーラ→アメリカン
ピッツァとワイン→イタリアン

イタリア方面にした。

が、家飲みではモノを食べずにただただ飲む癖があって、ピザは一応食べたがその後はHDDの古いデータを整理しながらただ飲む。
濃い赤ワインでそのうちちょっと飽きてきた。
そういやコーラやカルピスでワインを割るカクテルがあったっけ。
と、大きなグラスに切り替えて、結局ワインもコーラも両方飲む。

かったるくなってきて半身寝ながらゴロゴロとキーボードを抱えた。
整骨院の先生に言ったら絶対何か言われるねじれ姿勢。
胃のためとか迷走して一番体に悪そうなことをしてるような気がする。

2014/08/20/Wed    ガメラ2。

BSプレミアムで視聴。

群体レギオンがとても昆虫っぽくて、キモチワルくて得体のしれない地球外生物らしくていい。
そういえば昆虫宇宙飛来説とか、軽く刷り込まれてる年代だよなぁ。

ISDN回線とか、時代だな。
いきなり登場人物が聖書の1節をつぶやくのは相変わらずの伊藤脚本。
自衛隊が全面的に頑張っていて怪獣にちゃんと物理攻撃が効いて、NTTも頑張って、日テレ系ネットワークが報道していて、実にリアル寄りな作り。
ただ、それゆえに子供の味方設定の主役ガメラが浮いてしまっているといつも感じる。
手足を引っ込めてジェットで飛ぶ設定とか、ガメラと交信できる少女の存在とか、子供たちの祈りで復活とか、ひねくれ者はいちいち違和感を感じてしまう。
ガメラなしのヒトと宇宙生物との戦いの映画だったらそれなりにしっくりきて面白いかもしれないけど、集客は見込めないんだろうなぁ。
ガメラと世界観の一体化では、いっそスピリチュアルに舵をきった3作目の方が違和感がない。
敵怪獣はイリスよりレギオンの方が好きだけど。

と、現実との狭間感を楽しんでいたら、地震速報の字幕が入って、はて、そんなシーンあったっけ? と本当に一瞬、現実と虚構の区別がつかなくなってしまった。
震源がついさっきレギオンが飛び立ったばかりの北海道だったのも相まって。
北海道の方、ごめんなさい。

オフィスキューの出番を確認し損ねた。
鈴井さんとヤスケンの名前、クレジットに確認。
大泉さんは鈴井さんのミスでクレジットされなかったとか。

見終わって日本映画chに切り替えたら、1962年の「キングコング対ゴジラ」が始まった。
♪ア シ アナロイ アセケ サモアイ
このまま全部見ちゃうんだろうか。

2014/08/19/Tue    古い本。

でっ

と大きな音がして、振り向いたらまたかりんさんがベッドから落ちていた。
いろいろもっと有意義な過ごし方も考えていたのに、結局無為に過ぎていく休日。
暑いせいか、2時間おきに覚めては寝るか起きるか迷っている。
トシヨリは寝が浅いってこういうことだろうか。


野田秀樹の戯曲「彗星の使者/宇宙蒸発」がAmazonから届いた。
ビデオを見て即日ポチった。
「白夜の女騎士」も到着待ち。

放映当時に近所の図書館で見つけて読んだきりで、いつの間にか蔵書の入れ替わりで姿を消していて、こういうニーズが限られるものは重版もしないしもう手に入らないと思っていた。
ネット時代ってありがたい。
28年前の初版本は定価1200円で今回のお代はその3倍だけど、最近のハードカバー本の値段を考えればそんなものか。
ハトロン紙にくるまれて静かに時を超えて再会した文章が嬉しい。
これだからアナログな本がやめられない。

なかなか進まない蔵書のデジタル化だが、古い本ほど本という形態に愛着があって、最近の本はさっさと電子化してもいいかという気になる。
その辺、時代ごとまるごとが価値観に直結してるんだなぁと思う。

2014/08/18/Mon    寝夏休み。

ごっとん、と大きな音がして目が覚めた。
大きくズレたワゴンとベッドの間から、かりんさんがのそのそと出てきた。
ベッドから落ちたのか。
猫のくせに。

 ね こ の く せ に 。

朝っぱらからそんなだったせいか、今日はちょっとかりんさんは機嫌が悪い。
頭をなめてくるココアさんに時々食ってかかったり。
その一方で、ヒトが寝転がっていると腹に寄り添ったり。

猫を捏ねながら、ヒトは昨日の遊眠社のビデオに刺激されて、昔の遺産を見あさっている。
……舞台ではなく当時の、という方向で、「第三の選択」とか「ウッドブリッジ空軍基地事件」とか、木スペ方面を。

ついでに、あのUFO特番で聞きなれたジングルの、元曲をAmazonで買ってしまった。
Buddy Morrow の Double Impact というアルバムに収録されている、Twilight Zone 。
日本での発売時は「ミステリー・ゾーン」というタイトルだが、もちろんあの有名なOP曲とは違う。
同名で放映されたTVドラマ The Twilight Zone のOPのナレーションが入っており、どうやら最初期のOPのカバー版らしいと見当がついた。

Morrow 版が木スペで使われたものだと思うが、TV放映版には木スペ使用部分が入っていないので、オリジナルがどうなのかわからない。
そもそも1959年なんて昔では、サントラとかTVサイズとの相違とかあまり細かいことを考えていた時代ではなさそうで、オリジナルが収録されたレコード自体ないかもしれない。

と、そんな徒然に贅沢に時間を使って、日が暮れる。

2014/08/17/Sun    夢の遊眠社。

「石舞台星七変化(ストーンヘンジ)三部作」と呼ばれる舞台作品がある。
それぞれ2時間内外の長さがあるこれらを、1986年に代々木の第一体育館で一挙上演した。
観客数は26400人だったそうだ。
当時はちょうど民放各局が深夜の時間の使い方を模索し始めた頃で、ビデオデッキが急速に普及し始めた頃でもあった。
フジテレビは、深夜から明け方の時間に「録画しておいて後で見てもらう」ことを前提とした長時間の番組枠を作った。
で、「石舞台」の2作目「彗星の使者(ジークフリート)」3作目「宇宙(ヴァルハラ)蒸発」がノーカットで放映され、たまたまそれを録画したのが、私が初めて見た遊眠社だった。

1作目「白夜の女騎士(ワルキューレ)」が削られていたのは実に惜しかった。
実は1作目はNHKがドキュメンタリーの制作取材のため抑えていたのを後で知った。
おのれ、NHK。
うっかり2作目の上に別の番組を上書きしてしまったので、代わりにさらにそのNHKのドキュメンタリーを重ねた。
2作目が大好きだったので今でも歯噛みするほど自分のポカを悔やんでいる。

その懐かしい映像を、ネット上で見つけた。
誰かがとっておいているものだなぁ。
そりゃ自分も持ってるけど。
数十年ぶりに2作目を見た。
手品のような言葉の多重解釈と多重世界が、昔の記憶のままになぞられた。

遊眠社の特徴である、言葉遊びに世界をどんどんスライドさせていく構造、ものすごい情報量、実際の事件や事象を組み合わせたことでうっかりリアルっぽく感じられてさらにシュールさが増す、という作品が、3作にわたってさらに多重化する。
当時は脳がシャッフルされるようだ、と思った。
今なら 「謎の感動」 と表現する。
綺麗に終わる話では決してないし、むしろ唐突に終わる感が強くて釈然としない消化しきれないものもあるんだが、どうも消化する必要もない、すさまじい多重世界のジェットコースターを楽しんで、情報を処理しきれないほど脳が刺激されまくられるのがいいのかもしれない、と28年目にして思った。

それにしても、役者のみなさん、今でも現役でご活躍の方々が大勢いるがみんな若いし、すごい体力・表現力だ。
舞台のエネルギーというのはいつ見ても圧倒される。

2014/08/15/Fri    夏休み。

世間は夏休み、お盆に入ってヒマなはずなのに、お盆体制でいろいろ制限されて結局忙しい。
ある上の人いわく
「致死量を量られて生かさず殺さずこき使われてますな」
名言すぎる。

情報に振り回されて駆けずり回って、買い物してよろよろと帰って(計算したら12sほど持っていたようだ)、猫ズに一番好物のチャオかつお&おかかをあげて、風呂にゆーっくりと浸かって、髪を乾かしながらベッドに寝転がる猫ズを愛でて、やっと夏休みが来た。

いつもながら自分の絵は落書き状態ばかりで一本にまとめる体力がない。
申し訳ないし、いつかはと思いつつも例によって手伝いに徹する、明日のコミケ参加。

 * * *

整骨院も夏休みに入っている。
昨日覗いてみたら、案の定休み前の駆け込みでいっぱいだった。
それでも電気だけ、という院長に促されて低周波治療を2か所ずつ、計4か所。

いつもより慌ただしく治療ベッドを回る院長は、じゃ、矯正だけ、といって腕を交差させる姿勢を取らせ、背骨のズレを一気に押した。
右向き、左向き、最後に後ろから。
必殺シリーズのどれだかの効果音のように、本当に

ご り っ

というすごい音がして背中がすっきりした。
これ「だけ」の治療は、お代 100円 だった。

 * * *

夏の恒例「?の疾病」にかかりかけて、祭典前に予防的に治したい、とちょっと焦った。
近所の医院は効きのスローな薬しかくれないので、他所を当たりたいと思った。
処方さえ書いてくれるなら何科でもいい。

が、しかし、どこもどの科も軒並み夏休みに入っていた。
今週、急患は高い初診料を払って最寄りの特定医療機関に行くしかないのか。
仕方がないので最後の手段、以前突然に見舞われた時に同僚にもらった同じ症状の薬1回分が残っていたのでそれを飲んだ。
検査で手順を踏んでいない、処方されていない、他人の薬で、時間も経っているし、本来5日間のところを1回分だけ、というサイテーの使い方だ。

それでも症状はきっちりおさまったので、その隙に原因を流せるだけ流した。
具体的にはとにかく水、多少の量では汗になってしまうので、胃が張るほど水を飲みまくった。
恐れていた再顕現はなく、何とかやり過ごした模様。

多分、いつもの休日と同じくらいの感覚であっという間に終わってしまうんだろうけど、とりあえず世間も我が家も夏休み。

2014/08/13/Wed    ミニマンゴー。

最近は何でも付加価値を謳って商品にしてしまうよなぁ、と思いつつ。

ミニマンゴーは品種名ではなく、普通に栽培されているアーウィン種が受粉できなかったために小さいまま熟してしまうものだそうだ。マンゴー 買ってみた
本来、商品にする大きな実を熟させるために先に摘果してしまうものだし、枝に残っても農家やその周辺で消費してしまい、市場に出回るものではなかった。

それが最近は種がない(成熟しない薄い種だけある)、味が濃厚、希少品、とアピールを重ねてついに東京下町のスーパーにまで(たまにだが)並ぶようになり、聞くところによるとあえて摘果せず、ミニマンゴーを栽培する農家まで出てきたとか。
今年は天候不順のせいで不妊果が多いというから、農家も必死なんだろうか。

で、沖縄産のミニマンゴーを手に入れた。
確かに小さいが、4個で500gほどなので、ミニマンゴーとしては大きい方。マンゴー 切ってみた
小さいと鶏卵Sサイズ程度のものもある。

切ってみると、確かに片方に薄い白い種のもとが張り付いているだけだった。
可食部分が大きいのは食べやすくてお得感があっていい。

キーウィフルーツのようにすくって食べてもいいし、柔らかい皮をメリッと剥いて食べてもいい。
味は確かにしっかりしていて、甘い。
部分的に、ちょっと青臭い香りがした。
皮の一部はまだ黄緑っぽいから、もう2〜3日置いたらいいのか。マンゴー 剥いてみた
それとも新鮮なマンゴーに特有といわれる「松脂に喩えられる独特の芳香」ってヤツなのか。
小さいから、すぐ次を食べてしまいたくなるんだけど。

マンゴーは日持ちしない果物なので、たくさん買ってストックしておくわけにもいかない。
凍らせるにも手間とスペースがない。
夏のイベントとして、1、2回取り寄せたら充分なのかもしれない。

2014/08/11/Mon    「火事です」

非常ベルとサイレンが同時に鳴った。
何の放送もなく、一向に止まない。
が、仕事中のこちらも誰も顧みることなく、手を止める者もない。
それでもそろそろ、うるさくてかなわんわ、と言い合い始めた頃、やっと全館放送が入った。

「こちらは防災センターです。火事です。ただいま状況を確認中ですので皆さん落ち着いて行動してください。」

落ち着くも何も、誰も驚いてさえいないし。
いまごろ間抜けたように火事ですと言われてもなぁ。
どこのセンサーが反応したかの情報さえなしかよ、小学校の避難訓練でさえ「給食室から火が出ました」とか何かしら言うぞ。
防災センターなのに情報把握してないの?

と、一斉にツッこむ中、
「火事だそうですので落ち着いて―、はい、便が到着しましたので処理開始しまーす」
と、課長の指示が入った。
うん、もうどこからツッこんだらいいか。

その後もう一度ベルが鳴ったが、結局誤作動かどうかの情報さえないまま、ただ一つ、この影響でエアコンが止まって復帰に時間がかかることだけ知らされた。
本当に火事の時は、数回の近所の火災の経験からしてきな臭さで気づくとは思うけど、ぐだぐだ過ぎて二次災害起こしまくってもおかしくないなと笑いあった。
社屋のボロさが笑い事じゃないのは、震災の実績から承知の上で。

2014/08/08/Fri    ココアさんとの和解点。

性懲りもなく猫のシモの話。

ヒトが出かける時はベッドの上のふわふわしたもの、ガーゼケットやクッションや枕に毛布、全部積み上げるようにした。
ベッドパッドだけは掛けっぱなしだから、そこにされたらどうしようとびくびくしつつ。

床の上のクッション3枚が立て続けにお亡くなりになった。
しばらく床座りは直だ、夏だからいいや。

いよいよ何もなくなったはずのココアさんが目をつけたのは、玄関の三和土(といってもコンクリ)と風呂場の排水溝だった。
そこまで猫トイレがイヤか。
「大」はするのに。

そういえばはるか昔、ココアさんが来たばかりでまだふたりが4か月の頃。
子猫用の小さいトイレ一つじゃ足りないからと、もう一つ買って並べた。
古い方は匂いがついたかりんさんに、新しい方がココアさんにと、ヒトは考えたわけだが。
片方を「大」用、もう一方を「小」用と、いうのが猫的センスだったらしい。
それを再現するように今、猫トイレはココアさんにとって「大」用でしかない。

玄関にされるのはイヤだが、布と違ってクエン酸で中和して大量の水で外の排水溝まで流せば、普段怠りがちな玄関の掃除まで一気にできる。
悪くはないかもしれない、と無理やり言い聞かせる。

風呂場の排水溝も、流せば済む。
何か問題はないんだろうかと検索してみたら、風呂ついでにする習慣をもつヒト(特に男性)はかなり多いとわかった。
オランダではむしろ推奨されてるってホントか。
資源節約がその理由とか、ケチがステレオタイプのオランダ人らしすぎて納得しそう。
ここもクエン酸で石がたまらないようにして、匂いも掃除で抑えればいいのか。

風水だか気学的にどうとかいう回答もあったが、とりあえず予定をツブされる洗濯よりはまし。
これはここでココアさんと和解しておくべきなのだろうかと、クエン酸スプレーをまきながら考える。

2014/08/04/Mon    誰得動画。

サムネを見た時、アニメのポケモンの第一話かごく初期だっけ?懐かしいなー、と思ってクリックした。
大勢のピカチュウが走って発電する、まぁかわいいシーン。
開いたらやけに重い。
タイトルを見てえ!? と思って、タイムを見てマジかとつぶやいた。

PIKAPIKACHUCHU 10 HOURS


YouTube で横の関連動画を見ると、10時間耐久動画は結構作られているようだ。
愛好者がいるのか。
ピカチュウも11万再生されてるし。
誰得と思っても、どんなものにもニーズがあるものだなぁ。

ネットラジオでアニソン垂れ流しをよく聞いた頃、「巫女巫女ナース 超ロングバージョン」はup主休憩の時間だった。
16分20秒あったから。
「みこみこナース」が「煮こみこな」とか変に脳内で歪んでいく、真正電波ソングだった。
5時間バージョンもあると聞いたが、当たったことはない。

で、これを書いている間「ピカピカチューチュー」を聞き続けて、そろそろ20分になるが、妙な音程と相まって民族音楽かお経のようだ。
洗脳に使えるかもしれない。

2014/08/01/Fri    懐トン。

何となく壮大な話に踊らされてみたい気分で、陰謀論なんかを検索してみた。
けど、イルミナティもユダヤもムーンホークス論も見飽きたし、HAARPもケムトレイルもなぁんか小さい。
ノストラダムスの大予言(百詩篇集)全訳(原文付)を読み込んでいた頃が懐かしい。
「第三の選択」は、録画はし損ねたけど番組の音声テープがまだとってある。
本も。
「ウッドブリッジ空軍基地事件」(UFOの墜落回収)も録音したっけ。
矢島正明さんのナレーション、よかったなぁ。

というか、矢追純一全盛期あたりのかなり長いこと「ムー」を買っていて、ヲタクの性で雑誌といえども捨てる気になれず、いまだにとってある。
アサハラショーコーの空中浮遊写真を含むインタビューや、巫女になってしまった山本鈴美香さん、前世の戦士探しが盛んだったお便りコーナーなど、時代を彩ったオカルトシーンにあふれる誌面。
今は亡きライバル誌「トワイライトゾーン」季刊誌「Az」などもある。
懐かしい。

そんな「懐トン」(懐かしのトンデモ)の思い出に浸って日が暮れた。
「ムー」監修の本気アニメ「世紀末オカルト学院」の第一話も、久しぶりに公式無料動画で見た。
本放映当時全部見て、仲間内のお茶会の席でネタは全部わかると言ったら一部にあきれられた。
いや、有名どころばかりだからわかる人多いだろう。
この作品でも矢島さんはいいカンジに胡散臭い。

世間一般的には、昔からこういうものを見るヤツは変人扱いされて、冷ややかだったり可哀そうなものを見る目で見られたりした。
と学会の啓蒙でその破綻加減を笑い飛ばすというリアクションをみんなが覚えてしまって、オカルトの内容も反応も軽くなった気がする。
「隠されたもの」なんて、ドロドロして何ぼなのに。

もうちょっとトシをとったら、懐トン回顧に胸躍らせながら、次の世紀末に思いはせるのも悪くないかもと思う。
20世紀だって終戦直後から21世紀とか世紀末とか語ってたんだから、早すぎはしない。