時々日記。


風の向くままに書き散らしています。

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2014/11/28/Fri    歯医者。

歯が欠けた。

ちょっと前から舌でなぞると引っかかりがあり、小さな虫歯ができたかな、と思っていた。
飴をぼりぼりとかじる癖があり、特に仕事中モニタに向かっているとひっきりなしにぼりぼりやっていて、ちょうどその歯なのでついにやったか、と思っていた。
欠けたその中はとっくに空洞になっていたらしく、かなり大きな穴が開いて慌てて歯医者の予約を取った。

人生で5人目の歯科医だ。
やたら明るく、口の中の不摂生もしょうがないねー、治療しようねー、と流してくれる先生で、この辺りは子供の患者も多いだろうこと、そのあしらいに慣れていそうなことが伺える。
説明も丁寧。

歯の治療は本当に苦手で、いっそ全身麻酔をかけて意識をなくしている間に何もかもやってくれたらいいのに、と思う。
それでもとにかくこれを機に今回かけた歯はもちろん、2年前に別の歯科医院で薬を詰めて半年様子を見ようといったまま放置してしまった別のとても厄介な歯も、年々怪しくなる歯茎も、何とかしたい。
皮膚科に耳鼻科に整骨院に歯科。
今年は通院がハンパない。
そういう時期なんだろうか。

2014/11/25/Tue    宮廷の国際性。

チャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」と「眠りの森の美女」はどちらも宮廷が舞台になる話で、王子王女の誕生日で、外国から客人たちが訪れる。
「白鳥の湖」ではスペイン、ナポリ、ポーランド、ハンガリー。
いずれもハプスブルクに関係する王宮外交の相手だから納得できる。
もっともこれらは舞台に華を添える客人たちで、ジークフリート王子の花嫁候補6人はどこの姫という設定もなく、キーロフの舞台では衣装も一律のモブ同然なのだけど。

一方、ミラノスカラ座の「眠りの森の美女」のオーロラ姫の求婚者たちは異国的過ぎてすごかった。
スコアにはこれもどこの王子という指定はないが、服装からすると中国、インド、トルコ、エチオピアというところ。
確かにグローバルに見れば名だたる帝国だけれど、フランスの王族の婚姻相手としてどうなんだろ。
オーロラ姫の時代の衣装はは18世紀、デジレ王子の時代は19世紀とはっきり区別しているので、求婚者の衣装も何も考えていないわけじゃないはずなんである。
一目で地域がわかるほどだし。

その上姫が糸紡ぎを刺して気を失った後、正体を現したカラボスに倒されてしまった。
リラの精が王宮の全員を眠らせる前だからまさか死んでしまったのか。
茨で城を閉じる時は王様の足元に倒れ伏していたのに、100年後に王子が来た時いなかった。
まさか朽ち果ててしまったのか。考えるとなんかイヤだ。
はるばる求婚に来て相手方のいざこざに巻き込まれて横死したんではどの帝国もただじゃ済まさないだろう、普通。

プロコフィエフの「シンデレラ」でも、ガラスの靴を持った王子は世界を駆け巡る。
アラビアにも中国にも探しに来る。
どこまで招待状撒いたんだ、宮廷。
つか、そんなとこに見るからに地元の顔つきのシンデレラがいるかもとなぜ思ったんだ、王子。

異国風というのは舞台のエンターテイメント性が高い要素で、おとぎ話にツッコミ入れても仕方ないが、なまじどこの国かわかるほど衣装の出来がいいので気になってしまった。
お茶の精が中国でコーヒーの精がアラビアという「くるみ割り人形」の方がまだ常識的に見える。
チョコレートがスペインなのは南米を征服したからか。
クリスマスの夜にそんな夢を見たクララは、よく地理と歴史を勉強しているようだ。

――と、またも三大バレエぶっ通しでつぶす夜。

2014/11/19/Wed    日内変動。

「江戸特捜指令」のおかげで早起きの癖がついた。
5時に起きて6時に番組を見終わる頃、エアコンが効いて活動しやすくなる。
猫に給餌して、ゴミをくくって出すと活動のスイッチが入る。
ちょうど朝陽が差し込んで埃やゴミが目につき、お掃除の神様が降臨してくる。
その勢いでお洗濯の神様も召喚し、東の窓に日が差しているうちに干し終えられる。
おお、気持ちいい。

昼までに終わる程度に取り掛からないと、打って変わってずんどこにやる気がなくなる。
夜が更けると原稿が進むように、家事にもやる気の日内変動は確実にある。
多分問題は、やるべきことはいつだろうとやるべきだという理性より、生理的な日内変動に抗えない動物っぽい行動癖だと思う。

とはいえ、動物的とはいえ、日内変動に従ってここまで順調に家事ができるのもちょっと久しぶりと白状する。
忙しすぎて時間外勤務を引き受けすぎて、余裕がなかった。
前倒しで繁忙期体制が整い始めて、肉とケーキを食べまくって、やっと体力が回復してきた気分。

ここ2週間ほど、ココアさんに悩まされていないのも大きい。
乾きにくい冬に向けてついに替えの羽毛布団を買ったのに、とたんに鳴りをひそめた。
どういうことなの、ココアさん。

2014/11/17/Mon    開店。

職場のコンビニが開店した。
誰も前日あたりからそわそわで、あと何時間で開店、とか噂し通しだった。
ドリンクなど保冷する商品が入って、最後に日配品がやってきた。
うお、廃棄する段ボールの山もすごい。
貯金箱1
100円引きのチケットがついた開店セールのチラシを持って、みんなニコニコと店に入る。
新しい店のオープンってこんなに楽しいんだな。
きっちりぎっしり並べられた商品が圧倒的に見える。
職場内コンビニに要求される仕事の必需品が置かれているのを確認、よし、これからは忘れても壊しても安心だ。
頼もしい。

弁当・調理麺が50円引き、サンドイッチ、おにぎり、スイーツの類が30円引き、100円引きチラシ併用可。
今日のゴハンは全部ここで買うことにした。
我ながら釣られやすいいい客だと思う。
レジでは同じ割引チラシをまたもらえる。
これはセール中毎日リピート決定か。

さらに粗品までもらえた。貯金箱2
赤い丸ポストの貯金箱。
陶器で、それなりの簡単な作りなのだが、横に貼られた取集時刻のシールだけがやけに細かい。
誰だ作ったの。
以前やっていたゲーム貯金でもするか。
(家でするゲームだがゲーセンに見立ててゲーム機を使うごとに貯金する。貯まったお金は新しいハード・ソフトに)
コンシューマ機は最近使わないからPCかネット貯金とか。

あ、キュウべえがいたかどうか見るの忘れた。

2014/11/15/Sat    三原則な職場。

爆睡して目が覚めた。
パンを焼いてヨーグルトや豆乳や卵を用意して、猫とゴハン。
足らない。

カップ麺を食べる。
暖まったけど物足りない。

チョコとポテチでお茶。
やっと落ち着いてきた。
今度は眠い。

シャッター全開の外気と変わらない環境でひたすらモニタに向かう担当が続いていると、動かなくてもかなりエネルギーを使うらしい。
寒くて、眠くて、ひもじくなったら凍死の三原則ではないですか。

シャッターがなくてちゃんと暖房が効いている下の階の仕事がうらやましい。
昔はもろに外回りだったし、そんな恵まれた環境で仕事したことほとんどないけど。

2014/11/13/Thu    オンデマンドCD。

はるか中学生時代に買ったレコード、人気のものはCDで再発売もされて、買いなおしたものも何枚もある。
けれどCD化の可能性が限りなく低いものも当然ある。
そんなマイナーな思い入れの1曲を検索したら、「オンデマンドCD」が引っかかった。
密林さんにそんなサービスがあったのを知らなかった。

レコードをデジタル音源化しておき、注文に応じてCD-Rに焼いて、ライナーノートもレコードのものをスキャンして作る。
なるほど、レコードの時代の楽曲なんか欲しがる世代は、「えむぴーさんってなに? 買った曲どこにあるの?」なんて人も少なくないかもしれない。
トシヨリにはわかりやすい売り方かも。

今後も商品CD化は見込めないアルバムなので、早速注文した。
ちゃんと行動する人はとっくに自分でデジタル化しているだろうが、自分みたいにいつまでも「いつか」なんて言っている人間にはこっちの方が早い。
でも密林さんは、紙の本を取り込んだ電子図書がモアレで散々とか、電子ブックリーダーがとにかく出来の悪い子とか、なぜかデジタルセンスに著しく乏しいと評判だったりするのでちょっと心配もあった。
はたして。

懐かしいジャケットのCDが届いた。
なんというか、「友達に焼いてもらったコピーCD」という印象。
そっくりCDサイズに編集しなおしたライナーノートは、いかにもスキャンしてプリンタで出しました、というにじみや色の濃さがありありと出ている。
この1冊をプリントして手でホッチキスをパッチンしたのが思い浮かぶような手作り感がある。
もうちょっといいスキャナもプリンタもありそうな気がするが。
音の方は、大昔のレコードなので元の音圧も低く録音も薄いと思うのでこんなものかと思えるような、もうちょっと何とかして欲しかったような。

でも、いつ手が届くかわからなかった懐かしい音に再会できたのは感動的にうれしい。
昔よく聞いた曲を聞くと、気分だけその頃に帰れる。


<追記>
改めて検索したところ、「オンデマンドCD」は日本コロムビアが主導しているらしい。
リクエストも受付中。
http://columbia.jp/ondemandcd/
なぜかコロムビアのレコード・CDに限るとは書いていないが、他社のレコードでも音源の版権次第では作ってもらえるんだろうか。
密林さんのラインナップにはコロムビア以外のものもあるので、他にも展開している音楽会社があるんだろうか。

2014/11/10/Mon    開店準備中。

職場にはコンビニもある。
ただ、自分の部署からは世界の果てのように遠くて、往復すると貴重な休憩時間がごっそり削られるので使いにくい。
前はもっと近い場所にもあったのだが、閉店してしまった。
ビル・企業施設内で展開するコンビニの先駆けとなった伝統ある?場所だった。

1年ぶりにそこにまた新しくコンビニが入ることになって、改装作業が行われた。
先週には入口上に看板が取り付けられ、工事中の覆いが外され、什器が次々に据え付けられていった。
新品でまだ空っぽの店内と什器は軽く非日常で、なんだかドキドキする。
そしてついに今朝から、商品の搬入が始まった。

山と積まれた搬入物は、雑貨とかスナックとか期限が直ちに影響しないもの。
当然のことだが。
それらがエレベータで続々運び込まれていくのはちょっとわくわくする。
結構早くから入れるものだ。
開店は来週と知らされている。
システムのチェックとか店員の訓練とか、新規開店にはやっぱり準備期間も必要なんだろうか。

とにかく、来週からは出社してすぐに、ロッカールームで支度したらその目の前のコンビニが使える。
それだけで気分が上がって、散財しそうな予感がする。
とりあえずキュウべえが並べられたらまた買っちゃいそう。
(世界の果てのコンビニにもあった。堅ッ苦しい社内でキュウべえに会ったのはあまりにもシュールだった)

2014/11/07/Fri    もしかしたら誕生日。

誕生日は昨日だが、なぜか周りの人は今日が私の誕生日と思う人が多い。
友人知人はともかく、家族、産んだ本人まで。

確かに今日が予定日だったそうだが、それでなぜいつまでも思い違うのか。
今日はキュリー夫人の誕生日でもあるそうで、理系娘だった大昔は「惜しかったねー」と言われた。
惜しいまま今日まで来ちゃったな。
弟の一人は今日を逆にした7月11日生まれで、これも勘違いに拍車をかけてる気がする。
7-11という数字はなんか覚えやすそうだし。

弟のもう一人は戸籍上の日付が実際に生まれた日と2日違っている。
手書きの文字を役所に読み間違えられたせいだとか。
もう、自分も今からでも今日を誕生日にした方が面倒がなくていいんじゃないかと埒もないことを考えたりする。

2014/11/06/Thu    節分にトシを重ねる。

コンビニに入っておにぎりの棚を見たら、「恵方巻」の文字があった。恵方巻
何ごとッ!?

と、一瞬今日が何月なのかも忘れて泡食った後、ちょっと考えて思い当たった。
今日は立冬の前日で、広い意味で言う「節分」だ。確かに。
四季の節目節目に福を呼ぼうとかなんとか、去年も何か見た気がする。

これと同じ論法のキャンペーンに冬もウナギを食べてほしい「寒の土用の丑の日」がある。
ウナギは本来晩秋から冬にかけてが旬というから、こちらは理に適っているかもしれない。
けれど旧暦の年越しの追儺にルーツがあり、大寒を寒さの底として春に向けて力を得て災厄を払う行事を、他の季節にコピーするのはちょっとどうか。

というわけで、今日のゴハンはネタに走ることにした。キュウべえまん
海鮮恵方巻と、巻きおにぎりの形を流用したミニ恵方巻を両方とも、ついでにローソンなのでキュウべえまんをチョイスしてみた。
チキンと安納芋のケーキも一応。
またトシを一つとったから。
バランスはともかく、結構なボリュームになった。
きゅっぷい。

本当ならこういう日こそ贅沢ワガママなご飯にしてもいいんだろうが、今日は仕事の真っただ中で、また管理の皆様が応援にぞろぞろ来るような修羅場で、超過勤務もばっちりなので手近で済ます。
しっかりスイーツ三昧は一昨日したし。
来週も予定があるし。
まあ、今日という日で占うならば、この1年もきっとコンビニエンス。

2014/11/04/Tue    ずっとティータイムの日。

ココアさんの連日の仕打ちが顔に出たらしく、整骨院の受付さんから「好きなもの食べて休むといいよ」と言われてしまった。
「肉を食べて、よーく寝るように」と医師からも言われた。

それに誘導されるかのように昨日の仕事帰り、駅ビルに迷い込む羽目になった。
ドイツ系惣菜の店でローズマリーの香りが効いた惣菜と大きなハンバーグ。
ルピシアで柚子の緑茶と白桃のデカフェ紅茶。
モロゾフでデンマークチーズケーキ。
輸入食品店でグランマルニエとジャムとクロテッドクリーム、スコーン。
ついでにステラおばさんのクッキー。

これだけあれば立派なアフタヌーンティーができる。
サンドイッチより重い食事がついてるからハイティーか。
カロリーなんて気にしない。
カップはインディアを出した。
買う時どのフォルムにするか迷いに迷った末決めたリーは、紅茶、コーヒー、ココアどれにも合うので、選んでよかった。

BGMはここ数週間頭の中でぐるぐるしていたチャイコフスキーの3大バレエを通しで。
全部で6時間を超える。

今日は洋風でほぼ統一されたが、船橋屋のあんみつと葛餅にも心惹かれていた。
次は柚子の緑茶をメインに和風でいこう。

2014/11/02/Sun    プレゼント。

オランダ政府観光局からクロネコメール便が届いた。
こ、これは!

先月応募したメルマガのプレゼントが当たった。
クジ運は人並み以下と自覚していて、こういうのはとても久しぶりな気がする。
まさか応募自体が「5名様」以下とかじゃないだろうな。
我ながら後ろ向き。

当たったプレゼントは「世界でいちばん幸せな、オランダの子供部屋」
http://wk.tk/GwkiJT
子供の隠れ家、あるいは要塞みたいな個性的な部屋の写真集。
デザインの国と言われるオランダの子供部屋は一味違う。
うらやましい。

オトナになった今は曲がりなりにも一つの家を自由にできて、いくらでも真似する自由はあるはずだが、積み重ねすぎた年月とモノに阻まれてどうにもならない。
おかしい。

ここしばらくココアさんに振り回されたり異常に忙しかったり荒み気味だったが、月が変わって運の向きも変わったりするんだろうか。
誕生月だし。
気温は下がるが(とはいええらく暖かい11月だが)気持ちは上げたい。
気持ちだけでも。