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2015/06/30/Tue ペールエール。
Surface の カバーキーボードが不調になって以来、Microsoft やその他のサイトを参考にあらゆる手を尽くしたが現象は悪化する一方、ついに認識さえしなくなった。
効果のないリフレッシュとその後の復旧にメンタルポイントを削られたのち、ついに電話で直接サポートを仰いだ。
本体を送って代替品を借りることになり、2か月悩んだのに10分で解決。
サポート期間ギリギリのギリで、危うくサジを投げられるところだった。
期間内の不調は自力で何とかしようとせずに、さっさとメーカーに頼った方が早いし得、と学習した。
宅配でそれを出したり、Amazon で二重買いしてしまった本を返品したり、区民税を納めたり、整骨院に寄ったり。
最後に、いつも行く方と等距離だが滅多に行かない方のスーパーに行った。
品ぞろえは基本同じだが、ちょっとだけ小洒落たグレードのものもある。
トラピストビールやエールが並んでいてなんだかとても魅かれたので、イギリスのエールを買った。
ベルギービールもたくさん並んでいるが、オランダは残念ながらこういうところではハイネケンしかないので、今回はパス。
チーズのコーナーには「オールドアムステルダム」というちょっといいブランドのものがあったが、今日はメインをサーモンの香草焼にすると決めたので、これも見送った。
ロンドンのパブっぽい夕食でひと息ついて、もう少しだけモノの整理をする。
今日はやたらと勤勉な気分だが、こんな風にスイッチが入るのは年に何度もないので、疲れすぎないように気を使いつつもスイッチが切れるまで何でもいいから動く。
2015/06/24/Wed 恒例ビーチバレー大会。
ダム広場に夏が来た。
夏至の恒例ビーチバレー大会のスタジアムが、今週設置された。
去年よりかなり派手で本格的だ。
ビーチバレーのワールドカップが今年はオランダハーグで行われるので、その関係と見える。
2003年から継続して続けている地域プロモーション「I amsterdam」のロゴも加わった。
ウェブカメラは最近HD画質になり、大きく鮮明になった(代わりに死ぬほど重くなった)。
別の自動動作のカメラも設置され、今までと違う映像が新鮮で、毎日のように見てしまう。
宮殿のすぐ前にビーチバレーの砂のコートが現れるのは、何度見ても面白い。
古い教会(名前は「新教会」だが)の前に客席があるのも、どこから見ても不思議。
2015/06/23/Tue 夏の食。
ラーメンのスープも全部飲むと塩分摂りすぎ、と言われる昨今だというのに、冷やし中華のスープを全部飲んでしまった。
酢が爽やかだった。
大丈夫か、自分。
桃缶のシロップも捨てるのがもったいない気がして全部飲んでしまった。
思ったより甘ったるくなかった。
味覚大丈夫か、自分。
カラダが欲しているから食べたくなるんだとよく言うが、どこまで自分の舌と脳を信じていいんだろうか。
ココアさんにスーパーに並ぶうちで最上位に近いプレーンヨーグルトをあげたら、チーズのように目の色を変えて平らげた。
普段から高めのメジャーブランドをあげてるんだけど。
自分はおいしければ値段は安い方がいいが、PBから何から全部試した結果オナカに合わない気がして、結局そのメジャーブランドに定着した。
ココアさんの方は、安いメーカーだと露骨に態度が変わっていた。
猫の方が値段と味の相関関係をくっきり表しているって、変なカンジ。
2015/06/22/Mon 1912年の条約が生きている。
今日知ったこと。
1912年に締結された「日蘭通商航海条約(The Treaty of Trade and Navigation between the Netherlands and Japan)」を根拠として、日本国籍者はオランダで労働許可なく就労できる。
http://www.nfia-japan.com/news.html?id=220
オランダで就労するEU諸国以外の外国籍者は基本的に「労働許可」と「居住許可」の取得を必要とする。
しかし、2014年12月24日オランダ政府は上記の通り100年前の条約に基づいた判断を下し、これにより、日本国籍者がオランダで働く場合には、「自由に労働が可能な居住許可(Residence Permit “work freely permitted - work permit (TWV) not required”)」が交付される。
100年の間に頼りにしたり疎遠になったり戦争したり国交回復したりいろいろあったけど、それらを越えた昔の条約がまだ活きることに感動する。
無申請で滞在できる期間は90日で、シェンゲン協定によりその後90日の期間をあけないと再入国できない。
ただし、90日以上滞在したければ、入国から5日以内に住民登録、8日以内に入国管理局に申請すればいいとのこと、日本人は出国前の滞在仮申請は不要、とかなりハードルが低い。
(長期の就労許可については雇用主や受け入れ先とと要相談なので無計画に長期滞在できるわけではないはず)
http://japan-jp.nlembassy.org/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%8F/%E3%83%93%E3%82%B6
うーん、もしも今、若くて計画性があったら行動する道もあったのかなぁ。
2015/06/21/Sun 赤ちゃん猫。
顔なじみのドライバーさんが会うなり
「今車の中に子猫いるの!」
昨日、他支店で雨の中濡れて凍えているのを保護されたらしい。
顔なじみさんが貰い手を見つけて預かり、一緒に搬送中とのこと。
「見たい!?」
そりゃ見たい。
ちょうど一区切りついたところだったので、急いで車までついていった。
段ボールの中に、みーみーと鳴く手のひらサイズの白い猫。
キトンブルーの目を超久しぶりに見た。
「男の子なの、今どれくらいかなぁ?」
かりんさんを保護した時を思い出す。
かりんさんはかろうじて固形物が食べられるようになっていたが、この子はまだ無理そうだ。
4週間くらいかな、と見当をつけた。
まだ乳児で、雨に濡れて、体温を奪われる前によく拾ってもらえたものだ。
きっと運のいい子だろう。
元気に大きくなれよー、と言って別れた。
あー、子猫迎えたい。
「欲しい?」とも言われたけど、オバサン猫がふたりもいるし、乳児は目が離せないし。
第一そのオバサンの片方が性懲りもなく布団を汚す子猫並みの手のかかりようだから、これ以上無理。
2015/06/19/Fri ラマダーン。
昨日6月18日から7月17日までは、イスラムのラマダーン期間だそうだ。
イスラム歴は純粋な太陰暦なので毎年11日ほど季節がずれていき、太陽暦で同じ時期にラマダーンを迎えるのは33年周期だそうだ。
ラマダーンの間は日出から日没まで飲食が一切禁じられることは有名だ。
厳格に守る人は唾さえ飲み込まないとか。
日没後はこの期間に返って太るほどの大宴会をするとはいえ、暑くて昼が長い夏の断食はつらいだろうことは想像に難くない。
国際時代のラマダーンはさらに一味違った。
北欧諸国には社会に影響を与えるほどのムスリムが移住して社会を築いており、ここで真夏のラマダーンが大変なことになっている。
彼らの断食時間は例えばストックホルムでは朝3時半から夜10時過ぎまでだ。
もっと北上して北極圏に入ってしまうと、太陽はもはや沈まない。
緯度の低い中東でラマダーンを定めたムハンマドは、こんなことは想像もしなかっただろう。
イスラム教徒の命に係わるので、メッカを基準にラマダーンを行うことにしたそうな。
ラマダーンの規定には「旅行中は除外してもよい」という抜け道もあって、ちょっとした外出でも「旅行中である」と言って飲食物を口にする聖職者もいると聞いた。
国から遠く離れているからと日本やアメリカでは豚肉を食べる話もよく聞くし、緩い人は緩いんだろう。
一方で、宇宙ステーションから一日5回の礼拝をする方法を模索したりもしている。
宗教をグローバル化していくのは大変で、過激派などというシャレにならない一派を除けば、とても興味深い。
2015/06/16/Tue 豆乳を固めるのはにがりだけじゃないらしい。
マグカップがここ3日ほど行方不明だった。
今日、冷食を温めるためにレンジを開けたら、入っていた。
3日前に豆乳を温めたまますっかり忘れていたことを悟った。
中身はきれいに固まっている。
取り出してみたら豆腐そのもの、変な臭いも変色も一切なく、うっかりすると食べられそうだ。
でも豆腐と牛乳は賞味期限の猛者たちにも「白い悪魔」と呼ばれているし、数日室温で放置した白い悪魔なんか普通に考えても口にするわけにいかない。
なぜか後ろ髪引かれる思いで捨てた。
にがりなしで腐敗臭もさせずに豆乳を豆腐に変えたのは何者なのか、とても気にはなるが。
2015/06/13/Sat カラオケパーティー。
秋葉原パセラで、7時間のパーティープラン発動。
パセラはカラオケだけを考えると割高だが、料理10品にソフトドリンク飲み放題だとそれだけで元を取れる気さえする。
追加で頼みたかったハニトーを諦めるほどお腹いっぱいになったし、ドリンクは何杯飲んだか数も不明。
曲も各社から選べるので最大曲数というのは魅力もある。
どれを選べば見たい画像が出てくるのか、今一つわかりにくい点もあるが。
そんなはしゃぎまくりパーティー7時間。
声を出すのもみんなで合わせるのも、知らない曲を聞かせてもらうのも楽しい。
パーティールームは画面も大きいから、画像を楽しめるのもいい。
最近のアニメの挿入曲とかニコ動からの曲とかは、画像がないと何が何だか、な曲も多いから、著作権も問題はあるがなるべく画像付きで作ってくれたら嬉しいなー、と思ったり。
そしてまた、一人でも行ってみたくなる。
歌い足りないのか、癖がついたのか、次のパーティーへの布石か。
仕事中うっかり歌っていると変な人に見られるから、その辺を満たすためにも行った方がいいんだろうか。
2015/06/12/Fri いかにも脆弱な場所は意外を期待するがやっぱり脆弱。
Surface シリーズは、カバー兼キーボードである Type Cover を装着することでほぼノートpcと同様に使える。
裏返したり引っ張ったりと物理的負荷が大きくかかるので、華奢に見えるカバーだがその辺きちんと耐久性を鑑みて設計されていると い い な と思っていた。
案の定、保証期間が終わると同時に不具合が出た。
カーソルが出ない。
出ても動かない。
デバイスマネージャで確認すると、認識していなかったり何かの拍子にしたり。
でも認識しても正常な反応はない。
トラブルシューティングを参考に問題の洗い出しはした。
Windows やプログラムの更新を行う。
ツーボタンシャットダウンという「真のシャットダウン」もした。
リフレッシュもした。
でも変わらない。
一応一通りやったが、直る気はしなかった。
実は、およそ正常な角度でない閉じ気味にして、接続部を不自然なくらい押し付けると、入力が可能になる。
現象から、ソフトの問題でなく純粋にハードの、物理的な問題だという確信に近い感触がある。
脆弱そうな部分はそのまま素直に脆弱で、Microsoft はその辺何も考えていなかったと見える。
Surface のモデルは2から3に移行して、周辺機器である Type Cover も市場から早や姿を消している。
キーボードとしては全く安くないので買いなおすのは痛いし、替えて解決するかもわからないし。
後はサポセンに直接電話で聞くか……
キーボードの感触が最高にいいとか、画面を覆うのが「ゴリラガラス」とあだ名されるほど丈夫な強化ガラスで自分の荒っぽい持ち歩きでも傷一つつかないとか、ワコムと提携したタブレット機能がとても優秀とか、気に入った点は数多いので、カバーのこともなんとか乗り切って末永くお付き合いしたいとは思っている。
でも、見るからに弱点な弱点に見事にハマったうえ、成果が上がらない覚悟でとはいえリフレッシュまでして、設定やアプリやデータを復旧させる手間に実際に立ち向かうと、いっそ超妥協して廉価なネットPCにでもした方がメンテが楽だったんじゃないの、と心折れそうになる。
次の休みは休日出勤に駆り出されなければ、多分サポセンに電話しているだろう。
きっとお手上げになって密林あたりでカバーを買うか買うまいか、またしばらく悩みだすような、そんな予感がする。
2015/06/09/Tue ご帰宅リフレッシュ。
ココアさんのトラブル続きで凹んでいるところにTさんからお声掛けがあって、今日はいそいそとご帰宅した。
その前に家電量販店をハシゴして、電気成分もちょっと充電した。
たまには実機をいろいろ触らないとアタマが錆びつく。
平日朝の10時半から神保町や秋葉原に入り浸っていた前の仕事は、それはそれでどうかしてたとは思うが。
今日はデザートプレートもカクテルも花だらけで華やかだ。
エルダーフラワーはお屋敷ではおなじみだが、最近ではテレビでも取り上げられることが増えて、一層馴染み深くなっている。
でも、花びら一枚程度がジュレやクリームに乗っているならともかく、萼もついている花を丸ごと食べるのはまだ抵抗がある。
そんなわけで食べ終わった皿の上は、スミレやらバラやらで本当にお花畑だった。
今日の担当フットマンは新人さんで、丸暗記したばかりの説明もたどたどしく、初々しい。
まだ取りこぼすところも多く、キビシイ執事が目を光らせて、フォローに回ったり指導したりしている。
その指導がまた細かく、執事というよりハウスキーパー<家政婦長)、庶民の家庭で例えるなら姑というカンジ……
「別宅」へ戻ったら、かりんさんが飛んできた。
いつでも大歓迎のお出迎え、まめなかりんさんだ。
自分だけおいしいものを食べているわけにいかないので、猫ズにもちょっといい缶を開けた。
おいしくて華やいで平和なのはいつだって一番いい。
この平和が続きますように。(続くとは思えないけど)
2015/06/08/Mon 猫、通院中。
休日出勤もあったりして結構ハードだった1週間に区切りがついて、定期健診を受けて、振り込みなどもして、帰ったら粗相されていた。
逃げないようココアさんを捕まえていたが、ファブリーズに気を取られているうちに家具の隙間にはまり込んでしまった。
自力で出られるとは思えない。
しかしこれはどう見ても粗相を怒って全力で追いつめている図。
ココアさんも全力で歯向かってくるかも、というかすでに奇声をあげて牙をむいている。
仕方ない、子猫を引きずり出す要領で頭にバスタオルを被せて牙を無力化し、腕をつかんで引っ張り上げた。
成猫でやっていいことではないが、小柄なココアさんの体重ならなんとかなる。
もしかりんさんなら脱臼しかねない。
爪は出してきたが、昨日切ったばかりなので傷にならなかった。
非常時のためにも爪はこまめに切っておくべき、と今更ながら学んだ。
引きずり出す前にあらかじめ洗濯ネットとかごを用意しておいた。
すかさずネットに入れて、病院に連れていく。
余計な捕物のせいで危うく今日の診療時間が終わってしまうところだった。
体重4.3sと落ちている。
食欲は結構戻っているのに。
一番巨大な舐めハゲは傷が乾いてよくなりつつあったが、別のところに体液がにじみ出ている。
どうしましょうか、と話し合って、もう1週間同じ薬を続けて様子を見て、状況が変わらないなら専門医を紹介してもらうことになった。
遠出はココアさんの負担を増やすから、できればこれで回復して欲しい。
病院は専門科の関係から犬が多く、時間的にも混雑していたので、ココアさんは怯えて興奮して足の裏に大汗をかいていた。
帰宅したらまたさっきの続きでお粗相ごめんなさいモードになると思ったのに、まるで普通の顔でゴハンを食べに来た。
……本当にしたことを忘れるんだなぁ。
食べてから丸めた布団の臭いに気付いたら、部屋の隅に縮こまったけど。
ヒトももう忘れてしまいたいが、そうもいかないのでとりあえ腹ごしらえしてからもう一仕事する。
今夜は雨だというのに……
2015/06/06/Sat トシをとった自分はかつて見た年寄りの誰かに似ている。
豆乳を格安で買えた豆腐店が撤退してしまった。
系列店は区内にあと2か所あるが、そのためにバスで途中下車したり足を延ばしたりするのもどうかと思う。
スーパーの品はほぼ倍からそれ以上。
毎日飲むので地味に痛い。
はるか昔、健康のためと豆乳を飲み始めたのは祖父だった。
もちろん製品なんてない。
近所の豆腐屋で、一番大きなネスカフェ(まだエクセラではない)の瓶に口いっぱいまで入れてもらって2、30円だったか。
当時は超偏食で豆腐も嫌いだったから豆乳なんて異次元のモノ、舐めたことさえなかった。
それが今やスーパーでもコンビニでも手に入り、味の好みで選べるほど種類豊富で、それを毎日飲んでいる。
しかも結局無調整のを。
生きてきた時代も場所も違うから、誰と同じようなオトナにも同じような年寄りにもならないと思っていたけれど、気が付くとちゃんと同じことをしていたりする。
時代も場所も違っても、年代の言動というものは多分ある。
だからか、お達者通りな近所の商店街では、メジャーからローカルまで、豆乳をなんとか安く提供するべくいろんなメーカーのものをいろんな店が置いているのに気付いた。
とりあえず先週は「オハヨー」、今週は「紀文」の豆乳を飲む。
2015/06/05/Fri カラダに悪いものがおいしいのは本能。
外国人も「焼きそばパン」の存在を知っている。
ただしヲタクに限る。
アニメの中で、最後の1個を巡って奪い合いが起こったり立場の弱い者が買いに行かされたりする、日本の中高校生にとって至高の食べ物とされているからだ。
でも同時に、なんでこれが至高の食べ物なのか疑問に思われている。
「炭水化物に炭水化物挟むってどういうこと、せめて肉を挟むべき」
至極真っ当なご意見と思う。
でも、Googleさんに試しに Chip butty と聞いてみると……
フ ラ イ ド ポ テ ト の サ ン ド イ ッ チ
が出てくる。
思いっきり炭水化物に炭水化物挟んでるじゃん!
案の定メシマズ王国イギリスのメニューだよ!
「Chip butty を愛し敬う11の理由」なんてページまで出てきたよ!
「チーズ、カレーソース、魚に目玉焼き、色々乗せられるけどそれは邪道だと思う」
原理主義者だ、このヒト。
ジョン・デンバーの「アニーの歌」の替え歌で Chip btty の歌がある、というのは Wikipedia にまで載ってたな。
ハギスにはハギスに捧げる詩(スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズ作)があるし、イギリス人は詩歌で讃えるのが好きなんだろうか。
「炭水化物に炭水化物、ザッツOK。恐れるな、これは救世主だ」
日本の食卓はヘルシー、世界一長生きできる料理、と持ち上げられているが、それでもなお焼きそばパンやラーメンライスやポテトピザは人気メニューだ。
やっぱり炭水化物っておいしい……きっと。
と、うどんやクッキーで腹を満たしつつ、ちょっとだけ月曜日の健康診断のことが頭をよぎったが結局何もしない。
ついでにもう一つ、有名なグラコロバーガーの写真もあげておく。
2015/06/03/Wed 身に沁みついた言動に気付くのは同類だけ。
http://ch.nicovideo.jp/aquahousehk11/blomaga/ar802666?ref=zero_marq&ver=video_q
今起こった事をありのままry
値引きで混雑した某所レジ。お店のスタッフらしきおじさんが「レジ最後尾」の札を持って立っていたんだ。綺麗なお嬢さんがやってきて、おじさんが持つ札に手を伸ばした。
おじさん「……え? あ、あの、お客様?」
お嬢さん「え? ……あっ!」
あっ(察し)
見ちゃいけないものを見た気がした…! お嬢さん品物戻して去ってしまわれた……。大丈夫だよ、おじちゃん意味わかってなかったよ!!! とは思ったけど、何も言えなかった……。
* * *
列サークルに並ぶ人には身に沁みついちゃった行動なんだろうな。
一般人にはその意味は解らないと思うけど、ソレを一般人の前でしちゃっただけで「自己紹介乙」な気分になっちゃうんだろうな。
わかるのは列サークルを知る人だけだけど。
昔、終電で終着の品川駅で降ろされてタクシー列に並んでいた時、後ろの方から
「もしもしぃ、今タクシー待ちでぇ、もう超大手って感じぃ」
と聞こえて、思わず振り返ったことがあったっけ。
声の主は一目でわかった。
ケータイを耳に当てていたのみならず、巨大な PINK HOUSE の紙袋を下げていたから。
夏の祭典の、まさしく前夜のことだった。
2015/06/02/Tue お掃除魔とお掃除の悪魔は似てるけどほぼ真逆。
粗相の匂いは玄関だった。
嬉しくはないけれど、布団よりははるかに処理が楽だからいい。
でもここもドアにスプレーされていたので、対策は重要案件になった。
そういえば、ちょっと前にも引き出し付きハンガーラックにスプレーの高さで粗相されたのを思い出した。
引き出しの中を汚されて掃除が大変だった。
ラックの下も大掃除になった。
ズボラな自分はワゴンとかワイヤーラックとか、動かしやすいコロがついた収納が好きで、でもその割にあまり動かさないので、普通の家具より大きい隙間に色々なものが転がり込んでいく。
粗相なんて大事件があればイヤでも動かし、自然と掃除する羽目になる。
お掃除の悪魔ココアさんはこうしてヒトに無理にでも掃除させる。
でも、猫に追い立てられてやっと雑巾を持つようなヒトは、間違ってもお掃除魔なんて神々しい存在にはなれそうもない。
2015/06/01/Mon 通院。(猫の)
いや、自分もいろいろ通っているけど。
ココアさんの舐めハゲが再発してまたとんでもないことになってきたので、ついに病院に連れていった。
血がにじむほどの重症なハゲは5、6年ぶりくらいか。
体重は4.5s、4月の絶食からあまり増えない。
ドクターと二人で普段決して腹を見せないココアさんの手足を広げてみたら、右下腹から腿の内側にかけての広範囲の他に四肢にそれぞれ小さいハゲを作っていた。
気づかなくてごめん、ココアさん。
既往の説明をする。
ドクターが「大体エリザベスカラーで抑えるんですが」というが、
生活に支障が出るくらいかなり大きいのをつけても足に口が届いてしまうんです
その上、顔相が変わって同居猫とめっちゃ険悪になるんです
むち打ちのギプスみたいに首回りを制限するタイプの器具も使ってみましたが、激しく嫌がった挙句器具に引っかけて爪を2本自ら引っこ抜いて……
話しているうちに悪夢がよみがえってきた。
保護器具は諦める方向で。
診察台での尋常でない怯えようといい見るからに大変な神経質で、精神的な原因の可能性が濃厚だが、念のため皮膚と被毛の検査をした。
ダニとか、皮膚糸状菌(白癬菌やカンジダの類)はいなかったが、酵母菌の一種、マラセチアが検出された。
ありふれた表皮常在菌だが免疫が低下すると、ヒトには背中や胸のニキビ、犬猫には外耳炎や皮膚炎を起こす。
それが呼び水になった可能性はあるのでとりあえず抗真菌剤と、炎症を抑えるためのステロイド剤プレドニンが処方された。
「薬は慣れてるというか吐き出し慣れてるというか、めっちゃ器用に口から弾き飛ばして飲んでくれないんですが……」
「注射という方法もあるにはありますが24時間しか効かないんですよね」
「ですよねー…… 何とか頑張ります……」
エリザベスカラーの説明といい、なんだかえらくモンスターカスタマーな気分になった。
「薬の効果がない場合、当院では精神安定剤は扱わないので、専門の皮膚科を紹介するかもしれません」
と言われた。
この病院は普通に受診できるペットクリニックだが、関節の形成不全や脊椎損傷なども扱える動物の整形外科・神経外科専門病院でもある。
整外があれば当然他科を扱う病院も存在するわけだ。
眼科、歯科、消化器内科、そして皮膚科、区内には猫専門病院もある。
自転車とか場合によっては公共交通機関も使って、通院しなきゃならない可能性も出てきた。
ネットをあさると「キズパッド」を貼って服を着せて傷を保護したとか、自主努力の様子を多々見ることもできる。
精神安定と粗相防止に効果がある「かもしれない」フェロモン剤も出回っている。
とにかく、手のかかるココアさんにストレスがかからぬようさらに手をかけていかなければならないのはは違いない。
……そして、久しぶりの薬を納得のいかない顔で嫌々飲み込んだはいいが、どこかでいつものイヤな匂いが漂っている気がどうしてもするので、気のせいだといいなと祈りつつも昨日洗ったばかりの寝具一式をまた洗う覚悟も決めて、そろそろ匂い元を探しにかかることにする。