時々日記。


風の向くままに書き散らしています。

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2016/10/31/Mon    ハロウィン整骨院。

入口に踏み込もうとしたら、キョンシーと目が合った。
いや、キョンシーはお札を顔にぶら下げてるから目は合わないか。
とにかく最初に目に入って、続いてチャイナガールと不思議の国のアリスがこちらを見てにっこりと微笑んだので、噴き出して崩れ落ちそうになった。

真っ赤なチャイナガールは子持ちの受付さんで、金髪のかつらまで装備したアリスは指圧師さん、キョンシーは院長だ。
相変わらずぶっ飛んでいる。
お札を下げたまま施術をするので、来院者がみんな「それ前見えるの?」と聞き、「見えませーん」と院長が答える。
施術はいつも通りしっかりしていたけれど。

今年も保育園のお散歩コースに組み込まれており、仮装した園児たちがお菓子をもらいに来た。
実ににぎやかで、年配の女性が多い来院者さん方もニコニコしている。
子供の仮装はやっぱりかわいくて、これがハロウィンだよなぁと思う。(朝だけど)
来院者もお菓子をもらった。
懐かしいグッピーラムネ。
仕事でなじみのドライバーさんからもカボチャケーキをもらったりして、それなりにトリートだった自分のハロウィン。

ケルト人の1年は今日10月31日が大晦日で「夏」の終わり、そしてこの世とあの世の境の門が開くので悪い精霊に取りつかれないよう仮面をかぶった。
明日11月1日が「冬」の始まりで一年の始まりだそうだ。
来週は立冬で、今朝も冷え込んで、エアコンと加湿器は24時間稼働し、猫は布団で丸くなったり窓際で日向ぼっこしたり。
このところ慢性的に忙しすぎて季節感が抜け落ちていて、突然冬が来た気分がする。
ちょっとゆっくりして、それから夏物をしまう冬支度の続きをせねば。

2016/10/25/Tue    鉄道カラオケ。

カラオケに行ってきた。
目当てはテイチク鉄道ビデオを使った「鉄道カラオケ」。
駅区間の運転席からの光景を見ながら自動アナウンスや車掌アナウンスを体験できる面白い企画で、地下鉄丸ノ内線編が出たとのことで、やってみた。
どうでもいいけど、カテゴリは「本人映像」なんだな。

ただ、このシリーズ基本的にひと駅区間で到着までで、到着駅のアナウンスがないのが残念。
地下鉄だと本当に駅と駅の間が短いのであっという間に終わってしまう。
3駅か5駅くらいあると鉄道ごっこらしくていいと思うんだけど。

「淡路町〜大手町編」
大手町駅は乗り換えが多いので、到着するまでの自動アナウンスの内容も英語含めて多いのでかなりカラオケ感がある。
「池袋〜新大塚編」
新大塚駅向けのアナウンスはシンプルなので、「間奏74秒」という長い間があり、その間ずっとトンネル内の走行映像を見ることになる。
地下鉄だからこれが当然なわけで、運転席から前方の風景が眺められる東武東上線シリーズ、京急シリーズとは違ってマニアックさが際立つ。
でも地下鉄通学だった子供の頃、よく運転室の後ろにへばりついて飽きもせずに東西線のトンネルを見てたことを思い出した。
ここの区間は長いとか短いとか、壁の作りが違うとか、ちょっと傾斜があるとかカーブとか、慣れるといろんなところを見るものだった。

東上線は、自動アナウンスと車掌アナウンスが入っているので「デュエット」ができそう。
京急シリーズはドレミファインバータで有名な2100型快特の映像で、カラオケはアナウンスだけでなく運転士の喚呼も入っていて、より鉄成分が濃い。
これも二人いるとより盛り上がりそう。
「品川駅到着」編は、これだけが到着駅を扱っていて、「本日は傘のお忘れ物が多くなっております」なんてアナウンスも入っていて、わざとこういう日の録画を選んだのかと想像するとちょっと面白い。

なにしろ普通のカラオケじゃないから同行者を選ぶとは思うけれど、趣味の合う仲間同士の会なら結構楽しいと思う。

2016/10/24/Mon    冬支度。

台所に立って、ついにストーブが欲しくなった。
そう思ったら、スイッチが入った。
床をきれいにして、あちこち掃除して、カビ取りもして、エアコンのフィルターも洗って。
トイレ掃除のついでに便座カバーもつけて。
半纏など冬のものを出して干して。
最後にストーブを出して各所に設置。

ここまでやると割と体も暖かくなってくるが、皿洗いをする段になってつけてみたらやっぱりほっとするほど暖かかった。
皿洗いも油がしつこくなってきたので温水にした。

寝室もちょっと冷えるので、せっかくきれいにしたし、と暖房初運転。
11月になるまでは必要ないと思っていたのに。
でもやせっぽちで薄毛の寒がりココアさんが布団の中にもぐるんじゃ仕方ない。

サンマを焼いてお昼の支度をしていたところに
「雨降ってきたわよー」
とご近所さんが叫ぶ声を聞いて、慌てて干したものを取り込んで、今日の冬支度終わり。

2016/10/19/Wed    甘いものが止まらない。

チョコレート、最中、アーモンド、クッキー、バナナ……
片っ端から食べて、今ははちみつを舐めている。
フランス産のカカオ割合の高いチョコより国産とイギリスのミルクチョコレートがおいしかったから、とにかく糖分・脂肪分が欲しいんだろう。
最近は賛否出てきた「糖質オフダイエット」は自分には最初から異世界の現象。
起きてまずしたことが、牛乳だの生クリームだのチョコレートだのをまとめてネットスーパーに注文すること、というのは考えたらちょっとアレ過ぎかなと頭をよぎったりはしたが。

速攻でエネルギーになる糖脂肪を満タンにして、また動き出す。
腰を上げるのもイヤな寒い季節がやってきてしまう前に、動ける今のうちにいろいろしたい。

2016/10/18/Tue    寝て食べてリフレッシュ。

寝倒して目が覚めた未明、体が固まって動かなかった。
整骨院で調整してもらって風呂でもほぐしたのに。

起きたら猫ズがご飯待ちのポジションに着いた。
昨夜轟沈してしまったので夜のおやつがなかったから仕方ないね。
パウチを開けて一人前完食したココアさんが、お代わりのポーズを崩さない。
食べ過ぎて吐かないでくれよ、と願いつつもう一つ開けたら本当にもりもり食べる。
舐めハゲで通院中のココアさんは体重が減る一方で心配され、胃薬も処方された。
高くて叫びそうになった薬(普段ならあきらめがつく額だが今回医師の判断ミスで投薬をやり直してるので)が効いてココアさんが元気になるならまあいい。

夜が明けた頃には体も普通に動くようになってきたので、お茶を淹れて昨日食べ損ねたチョコレートや饅頭とともに一息つく、
それからご飯を秋鮭と納豆で。
順番が逆だ。
お腹に空きができたらカップヌードルの塩気が恋しい。
その前にポテチとチョコでいっぱいにしてしまうかもしれないけど。
溜まったアニメを見たらまた唐揚げを食べたくなりそう。
しかしココアさんやかりんさんが忙しかった間の埋め合わせをしろとすり寄ってくると、途端に睡魔に襲われる。

本能の赴くままに欲求を満たしたらまた引き締めるのがつらいけど、振り幅の大きさは自分の脳の構造上仕方がないらしいので、何とか頑張る。

2016/10/12/Wed    ボケるには早すぎる。

口車に乗せられて、またも休日出勤連チャンを引き受けてしまった。
仕様の変更とか新しい業務の試用とか、いろいろ理由はあるけれど。
完走するためにはかなり気を引き締めないといけない。

と、思いながら豆乳を注いだカップを見たら、DAPのイヤホンが漬かっていた。
吸音材とか振動板とか精密機器をタンパク質漬けにしちゃダメだろ!
イヤーチップはアルコールウェットティッシュで拭いてるけど、耳につけるモノを飲み物に入れるのもダメだろ!
完走どころか始まったばかりなのに、今からボケてどうするよ!

と、ちょっと自信がない、たっぷり休んで楽しんだ後なのに、もう切羽詰まってる感満載の週なか。

2016/10/09/Sun    コンサート。

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団は、毎年正月のニューイヤーコンサートの衛星中継を見るのが恒例だ。
現地でのコンサートは無理でもその会場、学友協会には触りに行った。
ン十年前のことで、ン十万円かかった。
その十分の一で音を聞けるんだから、と川崎まで来日公演を見に行ってきた。
ひと月早い誕生日プレゼントっぽく、ドキドキで。

ミューザ川崎シンフォニーホールは1階席が少なくてすり鉢状に舞台を席が取り囲んでいるコロシアムのようなレイアウトで、音響は席による差が少なく、癖がなく柔らかいとの折り紙付きだそうだ。
ウィーンの物腰の良い音に合いそうと期待。
曲目は
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
ドビュッシー:交響詩「海」
シューベルト:交響曲第8番「グレート」

期待通り、それ以上の音だった。
生音は体に響いてくるものだが、それ以上に染み渡る感じがする。
上品でバランスがいい音は一体化して頭に入ってくる。

「CDみたい」という本末転倒な感想も浮かんだが、これは演奏の完璧さに対して。
国内の有名楽団を聞いていても時々引っかかる音の躓きや突出が一切ない、スタジオで入念に録音したかのように危なげがなくてスムーズなんである。
本当の一流って、いつでもそれができることなんだな、と見せつけられる。

演奏者の様子は日本の楽団とかなり違うこともある。
演奏中にもティンパニは頻繁に耳を近づけて音を確認していたし、ホルンは湿気が気になるのかよく楽器をひっくり返していた。
こういう、演奏者の行動を見るのが好きだ。
特に打楽器系の人たち。
銅鑼の人が場面によってはトライアングルを持っていたり、シンバル2つと大太鼓を二人が代わる代わるやりくりしていたり、楽器もそれを扱う様子も面白い。

ドビュッシーの「海」は、初版のスコアの表紙に葛飾北斎「神奈川沖浪裏」を使ったそうで、当時のジャポニズムがうかがえるエピソードだ。
初演は難解と賛否両論の評価だったそうだが、現代人が聞くとこんなわかりやすい標題音楽が?と思う。
ウィーンフィルの音だと、銅鑼・シンバルを使ったクライマックスも北斎の絵よりちょっとマイルドな気がする。

休憩時間には今回の記念グッズを見て、チョコレートとブックマーカーを買い、月早の誕生日記念だし、とシャンパンなんかいただいたり。

後半のシューベルトは、さすがの安定感だった。
自分元々近代音楽よりバロックからロマン派までだしな、となじみ具合を再確認する。
安心の音で、軽やかで、ひたすら耳が幸せすぎた。
何も言うことはない。
あと、オケを凝視しているとその距離に音が遠いような気がするが、目を閉じると仰天するくらい近くに感じると気付いた。

アンコールはドヴォルザークのスラヴ舞曲第一集第8番。
ウインナワルツやポルカじゃなかったのはちょっと残念だが、舞曲のノリの良さはやっぱりウィーンなだけある。
ほんの少しだけニューイヤーコンサートな気分を体感した。

ウィーンフィルは職人の集大成で、オーケストラで一体化した音を完成している。
それはとてもよく実感した。
しかしベルリンフィルとかになると、こちらはほぼソリストレベルの集まりで、音の質量が違うそうだ。
と、会話を小耳にはさんだので、そのうち機会があったら聞いてみたい。
いつになるかはわからないが。

反省として、これは自分の自業自得だけどもう外でアルコールを飲むのはやめた方がよさそう。
たった1杯なのに、危うく悪酔いして台無しにするところだった。
終わってから帰り道に一気に弱った。
酒の席は好きなのに、雰囲気に飲まれたいのに、ちょっと、いやかなり悔しい。

2016/10/08/Sat    寿司を食べない築地会。

「さよなら築地」と称して、いつも寿司で腹いっぱいなのでスルーしていた、寿司以外の店に行きたいねと企画したのが1月。場内
移転に陰りがさして「さよならかも築地」に変わったのが夏。
移転中止になって「がんばれ築地」と変わって、行ってきた。

とはいえ、目移りしすぎる。
結局場内に集まった7人がてんでに好きな店に入り、後で報告しあう、という行動になった。
カレーあり、ラーメンあり、寿司だけどアンコウ専門店の変わった寿司もあり。
単独行動でいつもよりゆっくり時間を取ったので、しみじみと卸売市場の外観を観察した。
開設から80年、確かに錆だらけで真っ黒ででこぼこの建物群は、老朽としか言いようがない。シーフードカレー
でも行きかうトラックや台車やターレットの動きを見ていると、これをビルのような豊洲に押し込むのは無理過ぎるとつくづく思った。
晴海見本市会場の建物の外の自在な人の動きが有明で阻まれて七転八倒したコミケ移転初期のような感覚かと。
道路の狭さ、応用の効かなさもビッグサイト周辺と似ている。
まあ同じ設計の埋立地だが。

そんな場内でシーフードカレーを食べた。
レトロな店内のレトロな「印度カレー」は味も古風で懐かしい感じで、ボリュームもたっぷり。
再集合したらいつもは1月なので遭ったことがない大雨にも見舞われて、それでもいつも通り場外へ買い物に繰り出す。抹茶最中
観光客向けの店頭売りがいい香りをまき散らしているが、いつも以上に働く人向けの食事なんかしたのでいかんせん腹いっぱいだったりする。
(抹茶アイスとクレープは食べた)
コーヒーも飲んでだべって、お互いが食べたものや食べたかったものの話をした結論は
「1回に1食しか食べられないのが困る」
「次は買い食いだけの築地にしよう」

というわけで、築地には今後もお世話になる予定。

2016/10/03/Mon    コーヒーの目的。

気が遠くなるほど忙しかった。
休日出勤、超過勤務。

その合間にココアさんの通院。
減薬が早すぎるんじゃないの? と心配したが確認した上でドクターに従ったのに、やっぱり症状が再発して「最初からやり直します」と言われた。
その高い薬代はこっちが払うのに。

やっと休めると思ったら、ゴミ箱付近にショウジョウバエを湧かしてしまったことに気づいた。
忙しすぎて目に入らなかったらしい。
慌てて拭いて片付けて、ゴミをくくる。
この夏は繰り返しアリの襲来にもあって、かなり殺生をした。
おかしい、例年と変わらないつもりだったが何か意識が向いていないものがあるのか、と考える。

そういえば虫対策に去年は淹れた後のコーヒー豆を時々ゴミ袋に直にぶちまけていたっけ、と思い出した。
コーヒー豆を植物の土に混ぜると肥料兼虫よけになると読んで、じゃゴミ箱の虫にも効くのか、と気休めのつもりだったが、本当に効いていたのかと実感した。
(植物に使うには土に混ぜて熟成が必要)
仕事の日には必ずコーヒーを淹れていたからだが、この夏はコーヒーを全く飲まなくなった。
だからやらなかったし、それも忘れていた。

コーヒーを飲まなくなったのは必要がなくなったからだ。
代用品の薬物としてのカフェインではなく、正当な効果を現す処方薬があるから。
虫を駆逐したいからコーヒーかすを出すために飲むというのも本末転倒な話だ。
やっと休める今はなおさらカフェインなんか摂りたくないし、くつろぐならお茶派だ。
しかし、冷凍庫に500gを超えるコーヒー豆がまだ眠っている、これはなんとかしなきゃもったいない。
さて、いつどんな理由でコーヒーを淹れるべきなのか。
お茶派としてはかなり難しい。