時々日記。


風の向くままに書き散らしています。

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2016.12
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2017.01
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2016/12/31/Sat    年越し。

コミケは今回もなんとか終わった。
いつも通りテンパって。

大掃除がやっぱりどこかにすっ飛んでいったがもう開き直る。
大晦日にやることじゃない、とやってもいないのに伝統を守ろうとする都合のいいダブルスタンダード。

何しろ今日も明日も仕事だし。
さすがに留守番のようなものだとは思うが。

とりあえず年越しそばくらいはどこかで食べておこう。
猫ズのごちそうも用意した。

NHKの7時のニュースから紅白、ゆく年くる年、さだまさしまでは録画セットした。
N響の第九もウィーンフィルニューイヤーコンサートもセットした。

世間の年越しのそわそわする空気だけを感じつつ、やり直しは来週に取っておいてとにかくお仕事。

2016/12/29/Thu    アニメ「オカン」;勝手に感想。

本当に1クールで収拾つくのか、と言われたアニメが終わった。
最後の最後にとんでもない伏線を突っ込んできた。
ガモタンは生きてるのか?
他の皆さんが事件のあった「ブルームーン」で何事もなかったかのように和やかにガモタンの(幽霊が更新している)サイトを見ているのが違和感過ぎるんだが。
それに9人のメインキャラのうちの一人「お絵描きお姉さん」の謎が全く明らかになっていない。
遺体ごと行方不明になったのはどうやって、どうしてなの、後で現れて消えたのはアストラル体なの?
アニメだけで完結させるなら第二期か分割2クール必須。
直後にゲームのCMが続いたから、この流れだと続きはゲームを買ってね、とほのめかされているところだが、元々先行しているノベル、コミカライズ、そしてアニメ、ゲームと全部違う顛末を用意していると言っていたんだけど。
サブタイトルの英語版が "One of the Last" だから、やっぱりゲームの分岐エンドの一つ(へ向かう途中?)ってことか?
必ずしもトゥルーエンドをアニメ化しなければいけないわけじゃないから、それもありと言えばありだけど、でもとにかくアニメはアニメとして完結させてほしかった。
一昔前のアニメには、最終回はOVAで、という商法が広まりかけたので、いささか嫌悪感がある。
最終回前まではゲームも買う気満々だったのに。
でも悩んだ挙句そのうち買うんだろう。

押井アニメの昔から情報過多な作品でカオスに浸るのが好きだったんだ、とまた再確認させられたアニメ。
1分半のオープニングでさえ、12分超に引き伸ばして検証して、やっと何が描かれているのかがわかる、そんな詰め込まれ過ぎた作品。
テンポもせりふ回しもとても早口で、視る者をどんどん煙に巻いていくような。
でも声優さんはとても滑舌がよく、早口も気持ちよく、まんまと煙に巻かれた。
最終回があそこまで巻き上げ過ぎず、ちゃんと落としてくれていたら本当に完璧だったと思う。
ただし「コトリバコ」の勝手な改変、お前はダメだ。

と、複雑な思いで消化不良を消化した 「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」 通称「オカン」12話。

年明けからは「ChaoS;HEAd」(カオヘ)の続編で「Steins;Gate」(シュタゲ)とも世界線を共有する「Chaos;Child」(カオチャ)のアニメが放映される。
また1クール完結だそうで、カオヘアニメが大爆死だった上(戦犯は井上某だと自分は思っている)にシュタゲ(2クール)よりもシナリオ量多いのに大丈夫か、と言われているが、どうなるんだろう。
PVからはまたしてもとんでもない情報量になりそうな気配がする。
見るつもりでいるが、カオヘ・カオチャの原作ゲームはグロ系ホラーなのであまり人にはお勧めしない。
カオチャのアイコンともいえる「力士シール」(実在するところがイヤだ。実際に貼られているのを見たことはないけど)も気味が悪いものだし。

本来「ANONYMOUS;CODE」(アノコ)がこの冬発売予定のゲームだったところへオカンが割り込んだ印象だが、アノコの開発、遅れているんだろうか。
と、書くとまるでマニアのようだが、シュタゲ以降のニワカなので全貌は追い切れていない。
影の薄い「Robotics;Notes」(ロボノ)はまだ全くレンジに入っていないし、ファンディスクで公式ご乱心な「ChaoS;HEAd らぶChu☆Chu!」とか「Steins;Gate 比翼恋理のだーりん」も今のところ無理。
ゲームは1本だけなら死ぬ気でやり込むが(アンジェリークの頃は制覇できた……)次々出てくると追いつけない。
攻略サイトなんか見て近道してもつまらないし、悩ましい。
世界観がリンクしていてのちの作品に前の作品のキーワードや人物が出るから気になるのに。
「シュタゲ」の「エル・プサイ・コングルゥ」や「失敗した失敗した失敗(略)」などが出てきたことが「オカン」を見続ける燃料になったことは否めない。

……「オカン」ではなく科学アドベンチャーシリーズの感想になってしまった。

2016/12/28/Wed    本日のケーキ。

ホールケーキはデメルのキルッシュショコラトルテ。トルテ
お供はベルンカステル様にする。
(つい「様」をつけてしまうのは「うみねこのなく頃に」の影響)
ベルンカステラー・ドクトール・リースニング・シュペトレーゼは芯のしっかりしたモーゼルワインで、甘口。
オーストリアとドイツだからいい相性かもしれない。

今日はカトリック暦ではクリスマスを祝ってはいけない日なので、ケーキはただのおいしいケーキということで。
ハロッズに寄った時に茶葉も買えばよかった。
あとでウェッジウッドの紅茶を淹れよう。

2016/12/26/Mon    すっきりしてゆったりしてこっくり。(そして長い)

人手の少ない日は決まってそれをフォローする配置に置かれて、あっちこっちと駆けずりまわされる。
だだっ広い職場に神経張り巡らせるので、疲れる。
また火を噴いたように仕事がパンクしたが、応援を入れて飛ばしまくって上司的にはOKラインまで収めたようだ。
数週間ぶりに残業なしに、なんとか無事に帰った。

朝一番の整骨院に行ったら、天気が悪いせいかタイミングなのか患者さんがおらず、受付さんは大掃除。
院長が普段の倍くらい念入りに施療してくれた。

それで大分楽になったが、午後は下北沢に行ってまた指圧してもらう。
静かな部屋で、1時間かけてゆっくり丁寧に押して無理なく回復させてくれる。
完全予約制でマンツーマンで枠がきっちり決まっているここは、季節の波とは全く無縁、自分の職場とは真逆の世界だ。
聞いてみたら、予約制でない同業者はやはり年末忙しいようだ。
仕事納めをして自分の体も大掃除、というお客さんが多く、かなり無理がかかるらしい。

駅に戻る足取りが軽く、かなり緊張がほぐれたのがわかった。
すっきりと池袋に向かったが、久しぶりの西口迷路で迷いかけた。
東京芸術劇場に直通している道は全然まっすぐじゃない。
5階のコンサートホールへ向かうルートもそこから1階席に入るまでもまっすぐじゃないしエスカレーターはネルフ級。
さすがバブル期の箱物、素直じゃないったらない。

これまでサントリーホールだった年末行事の日フィルの第九を初めて池袋で聞くことになったのだが席を見たらびっくり、前から4列目でオケを見上げる格好になる。
これは音響が全然違う、と予想。

間近で見るパイプオルガンは天を見上げるようにそびえ立ち、その姿は神々しく、迫力が違う。
前座の演奏はこのパイプオルガンだが、いつになく演奏者が近い。
真っ赤なミニドレスに黒いレギンス、という今風な服装に、ああ、二オクターブもある足鍵盤も使うものな、伝統的なドレスよりこっちの方が演奏に合ってるのだな、などと思った。
曲はバッハのアリオーソ(チェンバロ協奏曲第5番第2楽章)とトッカータとフーガニ短調。
絶対目が覚めるトッカータだが、疲れが出たのかフーガで早くもこっくりと意識が飛び始めた。

12分程度のオルガン独奏のあと、珍しく休憩が入った。
今までは続けて第九だったのだけれど。
その間に目を覚まそうと歩く。

見上げて聞く第九は、頭の上から音が降ってくるのかと思ったら、逆になぜか地の底からせりあがってくるように聞こえる。
特に金管と打楽器が。
新鮮で変な感じがする。
が、バイオリンがくぐもって聞こえるし、やっぱり違和感があるし、いつも楽しみにしている演奏者のしぐさが見えないのが残念。
次にここで聞く機会があったら、せめて後ろの方か2階席を選ぼう。
などと思っていたのは初めの方で、第1楽章からこっくりが始まってしまった。
ティンパニが連打される第2楽章でもこっくり、穏やかな第3楽章でも当然こっくり。
ついに第4楽章も半ば夢うつつの中で聞いてしまった。
前から4列目で、席も舞台のライトを受けて明るくて、コントラバスと目が合う。
ずっと船こいでたと思われそうだがちゃんと耳は聞いていたんだよ!
以前よりタメがあって歌うような(合唱付きだけど)演奏だった、同じ指揮者でも変わっていくものだな、とかちゃんと思ったりしてるんだよ!
と、自分と誰かに言い訳しながら演奏会は終わった。

今日はウテナが協賛しているそうで、女性のお客様にはお土産があります、とアナウンスが入って紙袋を渡された。
化粧品をもらっても使わない……と思ったら、薬局で見て気になっていたゆず油だった。
もちろん100%ではないが、高知県産のゆずを使っていて合成成分等は無添加のヘアオイル、しかも試供品でなく販売サイズ。バイオリン
ちょっとうれしい。

写真はこの演奏会の第一バイオリンの一人が使っていたバイオリン。
開演前にロビーで展示されていた。
東日本大震災で流された木を利用して作られたそうだ。
描かれた絵は陸前高田の「奇跡の一本松」。
あちこちに貸し出され、千人の手で演奏されることを目指しているとか。
http://classic-for-japan.or.jp/tsunami_violin/concept.php
海水に浸かった由来不明の木で寝かす程の年月もかけられず、楽器最適材とは言えないわけだが、そこは楽器のプロが選び、工夫して制作したもの、音は何ら遜色ないと演奏者も強調していた。
この日はオーケストラの一部でしかなかったので音色はわからず、どうせならソロで聞いてみたかった。

2016/12/24/Sat    本日のケーキ。

近所のケーキ屋にて調達。ケーキ
チキンと炭酸飲料も仕入れてとりあえずイブのメニューとする。

ショートのフィルムをはがしたら、ココアさんが飛んできた。
いつの間に憶えたんだ、そんなこと。
(そんなにフィルムについたクリームをあげていたっけ?)
猫ズにもクリームスープ状のパウチをあけて、少しクリスマス気分になってもらう。

ホールケーキとワインは週明けにあらためて。

2016/12/23/Fri    超過勤務しまくり。

出勤すると前の時間の「敗戦処理」から始まる。
遅れに遅れて挽回できないまま時間切れ、超勤して敗戦処理。
お偉いさん方がぞろぞろと応援に入ってくるのでさらに混乱する。
そんな1週間だった。

消費税率引き上げ前以来の混乱ぶりだ。
あの時と比べても人が少なすぎる。
繁忙期名物幹線道路に伸びる車の列もここ数期は解消されていたのに、今日はシャレにならない渋滞を作ってしまったらしい。
遅延の数もあの時以来のケタ。
判断しなきゃならないことが多すぎて、テンパりすぎて何を失敗してもおかしくない状態だったのが怖い。
休憩時間も当然飛んだ。
でもやっぱり負けた。
各方面に、またごめんなさい。

やっと解放されたが、今日は祝日だからと出勤予定者には年休申請を受け付けていた。
こんな状態をさらに少ない人数で挽回できるの?
もうしーらない。

超勤しまくりで稼いだが疲れもハンパないので、指圧院の予約を入れた。
月曜は指圧を受けてすっきりして、日フィルの第九を聞いてゆったりする。
仕事納めまで、ラストスパートあと少し。

2016/12/22/Thu    園児たちの「カルミナ・ブラーナ」。

普段守備範囲にしていない近代・現代クラシックでなごんでいたら、えらいものを見つけた。



(「O Fortuna おお 運命の女神よ」は3分30秒あたりから)
メインがピアニカでもここまで迫力出るのか。
打楽器の布陣が素晴らしい。
幼児の底力を見た気がするが、幼児にこの曲を教えようと思ったことがスゴい。

2016/12/19/Mon    騒音問題。

塀を挟んだ2軒隣がマンションに建て替わることになった。
マンションとなると工事は大掛かりで資材の出入りも多いし、騒音も粉塵も発生するし、工期が約1年に及ぶ。
平穏な生活が脅かされる。
近隣住民説明会があったが、仕事のため出席できなかった。

今日、その建設会社の担当が欠席した住民への説明と、説明会の議事録の配布のためと言って訪れてきた。
開口一番「区役所からの指導により」と言うあたり、説明する気がハナからない。
「ご理解賜りたく」というのは、譲歩する気は一切ないよ、と同義語だ。

自分が今まで住んできたマンションもどれも同じように問題をまき散らしながら建てられたものだし、2年近くかかった大規模マンション工事を目の当たりにしながら生活したこともあるのでご理解はしたいが、説明する相手の言うことを理解する気はない、行政の手続きだからやるんです、と堂々と言い放つ相手の無神経は理解できない。

静かな静かなこの一角に住んで、初めて自分が騒音に追い詰められる性格だということを知った。
不満はあっても今はこの静かさが一番と思っていたのに。
マンションが建つ時の問題は日照、電波受信など様々あるが、自分の懸念は今のところ唯一騒音。
1年我慢できるか、その前にキレて突然引っ越すか。
同じくらい静かで便利な場所の当てがないけど、契約更新した直後とか、工期あと2か月とか、一番普通のヒトがしなさそうな時期にキレそうな気がしないでもない。

2016/12/16/Fri    肉の焼き方のマニアックさを追求できる店があるらしい。

#今年の4枚 お客様が肉に難易度を求めるようになった一年でした。
https://twitter.com/tontsu_yakiniku/status/807489352481636352

錦糸町にあるという焼肉店のつぶやき。
なにこのリアル縦だか横だかわからんビフテキ。(覚えてる人いるのかこのネタ)
肉の難易度とは何ぞ?

「焼きやすい、食べやすい、美味しい」を焼肉で追究していくと「特上ロースの大判薄切りタレ味」に全て収斂され、値段高いのと、そういうのを出すお店はすでに飽和してて潰れたりしてるので「焼きにくい肉」にシフトしてますが、普通に焼いて美味しい肉の方が多いのでそちらをご注文した方が安全です
https://twitter.com/tontsu_yakiniku/status/807617071869665281

キワモノかウエーイ系コンセプト焼肉屋かと思ったら、想像以上の肉マニアの店のようだ。

焼けるお客様限定で赤身シルクステーキハーフを解禁します。お値段はカイノミなどと同じですが、脂身の部分はカウントされません。フルサイズをガイド無しで焼ける方は割引価格でのご提供となります。
https://twitter.com/tontsu_yakiniku/status/804671871966818304

焼けるお客様? ガイド無し?
お客も負けずに相当濃いようだ。
ツイートもどれも濃厚。

以下「食べログ」

業者さんもスタッフみんな生活かかってるので来てもらえたらとてもありがたいですけど、オリジナルなものや焼き方が難しいマニア向けメニューが多いので、そういうの面倒な方は駅前の焼肉屋に行った方がいいですよ
今までなかったオリジナルの肉とかこう焼いた時だけ超おいしいけど失敗したら味しないとか、そんな肉を研究してったらいつの間にか複雑なメニューの集合体になってしまいました。 FFのラスボスみたいな感じ。 焼き方知らないと味が抜けてたりして「小生2,0点をつけさせていただきます CPも悪く再訪ありません」ですので、焼き方知ってる人と来るか、手が空いてる店員に聞くしかないです。
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13045164/

うーん、行ってみたけど、失敗して味が抜ける気しかしない。

2016/12/15/Thu    失くしたグローブ。

職場ではグローブをはめている。
毎日一組持っていき、使い、持ち帰る日常。

先日、なぜかその一組を職場の一角から見つけた。
その日の分はもちろん手にはめている。
まずは同じものを使う人がいたのか、と思うところだが、自分のはちょっと特徴的なやつで、ほかに使っている人がいない。
第一、Sサイズを使う人がほとんどいない。
サインペン跡のついた汚れ具合とかを見ても、自分のものとしか思えない。
首をひねりながらも持って帰った。

そして今日、休憩後さあ仕事、とグローブを取ろうとしたら、ない。
身の回りのどこを探してもない。
確かに持って休憩室に入ったのに。
念のためトイレなども探したが、ない。

数日前の謎の一組を思い出した。
まさか。
時をかけたのか。

いや。
シュタゲとオカン(オカルティック・ナイン)の見過ぎ。
多分どこかに忘れていて、先日もそうで、たまたま見つけただけと思うが。

いずれにしてもグローブなしで残り2時間を乗り切るのは地味に辛い上、寒波のあおりで触れるものがみんな冷たかったので、こういう時間のねじれまたは大ボケは勘弁していただきたい。

2016/12/12/Mon    判決等速報用手持幡。

弁護士が裁判所から走り出てマスコミの前でびろーんと広げる、「無罪」とか「不当判決」とか書かれた、あれ。
あれは自分で作る人もいないではないけれど、ほとんどレンタルするものだそうだ。
「日弁連の事務課」という書き込みが最初あったが、違うかもしれないらしい。
裁判所の売店では売っていない。

そして正式名称は「判決等速報用手持幡」で、通称は「びろーん」。
弁護士が真顔で「びろーん」と呼んでいる。

扱いについては規則がある。
選考基準の一つは「足の速い人」。
動きやすい服装で、走りやすい靴を身につけなければいけない。
http://www.legalnet-ms.jp/topics/2014/002237.html
速報性が大事なだけでなく、裁判所の職員が追ってくるからそれを振り切るためでもある。

なぜ追ってくるか。フライングを防ぐためだ。
裁判所の中で「びろーん」を広げてはいけない、という規則があり、強行すると取り押さえられる。
http://t.co/tt6R5XaA

ネットで知ることには口コミ捻転の可能性がある、と書いた矢先なのでソースを弁護士に絞ってみた。
日常でよく見るけど名前を知らないモノ、というのはよくあるネタで、パンの袋をとめるバッグクロージャーは必ず挙がるから覚えてしまったが、「びろーん」はインパクトがありすぎてもう忘れることはなさそう。

2016/12/10/Sat    口コミねじれ現象。

通勤ルートにある喫茶店が、閉店したのか別の店になっているのに気づいた。
そこは中学の同級生の親がはるか80年代に始めた店だ。
なるほど、親の世代の年なら引退やむなしか。

そこで、ふと店の名前で検索してみた。
仰天の結果が出た。

80年代当時の超有名マンガに出てくる喫茶店と同名のこの店が、そのマンガの店のモデルだと言われていた。
「――に出てくる店のモデルってここにあるんですか?」
「ありますよ、――の通り沿いです」
などと、普通に質問サイトで答えられていたり、食べログ系のレポートでもあたりまえのように言及されている。

いや。
マンガが先だから。
親の世代に人気のマンガで、アニメ化されてさらにファンが増えて、店主夫妻もそうで、はっきりマンガからとった店名だから。
そもそも食べログをよく読めば何年からやってる店、と書いている人がいてそれは連載開始年より後なのに。

やっぱり口コミって怖い。
こうして腸捻転した結果を目の当たりにすると、実に怖い。

2016/12/08/Thu    ミッションクリア、その先へ。

マットレスの処分は無事成功した。

ポケットコイルタイプが、マットレスの種類の中で一番重いことは考えれば想像はつくが、買う時には全く思いつかなかった。
ひっくり返してまんべんなく使うと長持ちする、と教えられて、季節ごとに縦に横にひっくり返してきた。
その作業は確かに結構きつかった。
マットレスは立てるとデブの腹みたいに自重でたるんで動くのを嫌がるのだ。
やっぱりこれを階段を曲がりくねりながら降ろすのは無理。

窓から出すことに決めて、窓を外そうとして、落下防止ストッパーのネジが緩まないことに焦って、近所の工具店(プロ用の品揃えのいい店)に駆け込んでネジ山をつぶす前に少ない力で回せそうなドライバーを見繕ってもらって、無事外して。
マットレス側面の持ち手にビニールテープを回して、たるんで動かないヤツをじりじりと窓に押し出した。
ビニールテープで吊り下げたつもりだったが、最後は重量に負けたのか、テープが滑ったのかも分からない一瞬で地上に落ちた。
お向かいへの被害はないことに、ホッとする。

所定の金額の粗大ゴミ処理券を貼って、ミッション自体はクリアした。
そして、ミッションの後始末が残っている。
ベッド本体に新しいダブルサイズの布団を敷くと、高さが20p以上変わったので上がろうとするとしばらく高低差に戸惑う。
そばのPCラックの高さも変えて、周りのレイアウトも変える必要がある、
テレビの視線も変わる。
何より、家の中ルートを捨てて直線的な窓ルートを採ったのに、結構いろいろなものをなぎ倒しながらの作業になってしまったので、仮復旧したそれらの後片付けがいる。
というか、これを機にいい加減モノを減らそうよ、という空気になっている。
ミッション「お片付け」は、これまでにも幾度も頓挫してきたが、大事業を成功させていい気になっている今がチャンスなんじゃないか、という気がしている。

2016/12/07/Wed    髪を切った。

昨日夕方のこと。
また突発的に、そうだ、髪切りに行こう、と行動してしまった。
ミッション粗大ごみは全然進んでいないのに、やる気があらぬ方向を向いて暴投している。
去年の脱毛症の跡が伸びて髪をくくってもそのひと房だけショートだし、一昨年やその前の跡もあって不揃いで気にはなっていたとはいえ。

3年前と同じ理髪店に行ってきた。
3年ぶりじゃ理容師さんは多分覚えてはいないだろう。
美容師の資格も持っているそうで、いろいろ幅広いアレンジもできそうだが、多分自分が手入れできないので一番シンプルに、伸びかけた短いところに合わせて切ってもらった。
鏡で見た第一印象は「さよなら絶望先生」の「日塔奈美」。
伸ばしっぱなし超ロングか肩の上でぱっつん切りそろえかどちらかなので、こんな人並みな切り方をしてもらったのは初めてだった。

そしてついで買い物に。
ミッションはどうした。
豚白菜鍋とか新製品のチョコレートとか、しっかり買い物しまくって帰って、たっぷり寝てしまった。

仕事の夢だかミッション関連の夢だかにうなされるように目が覚めた。
頭の中のシミュレーションは、なんとなく窓からつるす方向に傾いている。
重量を制御して向かいの家に倒すことなく降ろす方が、曲がりくねった屋内をモノをどかしながら降ろしていくルートより単純とイメージしたか。
どちらでもいいから取り掛かって、夜までに終わらせなければ。
間の悪いことに、月曜から風邪をひいていてだるかったり眠かったりで、ただでさえ接続の悪いやる気スイッチが動かない。
だから方向ハズレの髪切りなんか行ってしまったわけだが、そろそろちゃんと軌道修正しないとタイムリミットが迫っている。

2016/12/06/Tue    ミッション粗大ごみ。

ベッドのマットレスを処分することにした。

「マットレスは1万円につき1年」
と、買った時に家具屋さんに聞いた。
10万円のマットレスなら10年で替え時が来る、という意味だ。
それから10年を大分越えて、沈み込みが気になり、真ん中と端の方の高さがはっきり違うのがわかるようになってしまった。
同じ古い寝具でも、せんべい布団は固いだけだが、マットレスは体に悪い。
長時間寝ると腰痛がするし、疲れが取れない気がする。

と、決心したはいいが、ダブルサイズでポケットコイルで超分厚いこのマットレスは、60sくらいあって外へ出すのも容易ではない。
この家に運び入れた時は荷物がまだ何もないうちにそれでもプロが二人がかりだったのに、今度は通路を本やら箱やらがふさぎまくっている。
整理なんかしてる暇はないし一時的にどかすのも大変な量だが、どかしつつ少しづつ運んでゆっくり降ろすか。
それにしてもつっかえて進退窮まるんじゃないか。
TVを買い替えた時は搬出に成功したが、今回は長さが倍近くある。
いっそ窓を外してマットレスを吊って窓から降ろすか。
うちには今段ボールをくくるためのビニールテープしかないが、幾重にも束ねたら重量に耐えるだろうか。
耐えてもうまく引っ張り支えながら外に軟着陸させられるだろうか。

マットレスの後釜は、運び入れが容易で干すことができる重量で、洗えて抗菌の布団にした。
ほぼ思い付きで注文して、到着は金曜くらいになると踏んで準備するつもりだったのに、今日早くも届いてしまった。
粗大ごみ回収は明後日、明日中に階段からでも窓からでもいいから外に出して、新しい布団をセットしなければならない。
さて、ミッションは成功するだろうか。

2016/12/04/Sun    たたいて直す、再起動してみる。

注文した新しいキーボードの到着を待っている。
それまでマウスのないフルキーボードを使ってみたり、画面の小ささに不満を感じながらタブレットを開けたり落ち着かない。
接触不良の古いキーボードを未練たらしく振ってみたり。
膝の上でたたくように振ったら、NumLock、CapsLouk、ScrollLock のランプが付いて消えた。
そして、

矢印ポインタが動いた。
入力ができた。
でも膝の上にのせて身動きするとまた認識しなくなる。
膝の上でたたくとランプが付いて、うまくいけば認識して入力できる。

たたいて直す昔のテレビか。
真空管内蔵なのか。

という状況を日記に書いているうちに新品が届いた。
現代のPC周辺機器はたたいたら直っても接触不良を拡大して壊れていくもののはずなので、新品をつないだ。
そしてこの文の途中から書き始めた。

BackSpaceが入らない。
Deleteキーも範囲を指定しないと消せない。
いくつかのキーが反応しない。
ブラウザや入力ボックスが違うと反応するものも。
なにこれ、初期不良?

思わずタブレットから販売元に問い合わせしかけたが、もしやと思って再起動した。
今度は消せるし書けた。
Windows8.1 は機器を最初につないだ時認識に手間がかかることがある。
そして何か認識しなくなったり動作がおかしかったら、とりあえず再起動。

多分三代目は無事仕事の引継ぎに成功した。
念のため保証書はすぐ出せるところに取っておこう。

しかしこのキーボード、先代とえらく感触が違う。
先代も、先々代と比べて違っていた。
「じゃじゃ馬」だった。
キータッチが軽くて、マウスパッドは感度がよすぎて、カーソルを走らせている時にあらぬところを連打していくつもアプリを開いてしまったり、超高速スクロールしたりと振り回された。
使いながらずっと、こんなだったっけ???と感じていたが、三代目はちょっと重めでパッドの操作も落ち着いている。
同じスピードで動いているはずの矢印ポインタさえ堅実な落ち着いた動きに見える。
なんでこんなに製品にばらつきがあるんだろう、日本製なのに。

2016/12/03/Sat    キーボードを買う。

キーボードを注文した。
長年慣れ過ぎてこのタイプしか使えない、ノートPCを模したタッチパッド付きキーボードだ。
注文履歴と日記によれば、去年と一昨年にも同じものを買っている。
なんという脆弱な機器。
そのまた前の別会社製は10年近く使ったのに。
いや、今どき有線な上、置き場が一定していなくて膝の上が定位置で、引っ張って振り回して時に落としたりするのがいけないのか。

ここ1週間で、抜いて差しても認識しないことが多くなった。
カーソルが挙動不審に震えたり、キーボードの位置を動かすと認識したりするので物理的不具合だ。
操作を受け付けなくなると、なによりメールが見られないのが困る。
いや、見られないことはないけれど、慣れないフルキーボードのみの操作(マウスなし)はとっても疲れる。

一昨年の日記に既に製造終了していることが書かれている。
それがいまだに在庫があって売っているのもすごいが、それだけニーズがないということなのか。
タッチパッド付きはいくつかあるが、大体フルキーボードのテンキーあたりをタッチパッドに置き換えたレイアウトで、ノートPCを模してパッドを手前中央に置いた型はこれひとつしかない。
(初期不良が多くて評判がいまいちで英語配列で中華製のヤツならあるようだが選択肢に入れたくない)
右に置くのはマウスと同じ操作を想定しているのだろうが、マウスじゃない選択をわざわざするのにマウスと同じって意味があるのだろうか。
左利きじゃないけど、昔より多くなった左利きのことを全く考えてない。
右でも左でもパッドを使うことが多いし、猫を抱いたら右手がふさがるので右に置かれると困る。
でもノート型はタッチパッドの左右がデッドスペースになるから仕方ないのか……

とにかく、また1年限定の消耗品の覚悟で買い替えることにした。
来年壊れたらまた在庫を探すのか、諦めて右にパッドがある主流の型に変えるのか、それは未定。