時々日記。


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2013/04/29/Mon    写真で振り返るニコニコ超会議2(一日目only)。

幕 看板
海浜幕張駅から会場にかけて、一面の超会議幕とニコユーザー。
層の若さにため息が出ると同時に身構える。
でも入場したら忘れた。


痛車1 痛車2 痛車3 痛二輪2
気合の入った痛車の群れ。二輪ももちろん痛くなる。
添い寝シーツをシートカバーにするとか。
猛者だ。


痛装甲車1 痛装甲車2 痛装甲車3
ブルドーザーもいたたたた。
車の名前が「装RIN痛装甲車」なのに、ロードローラーじゃないのが惜しい。
スコップに「ご自由におはいりください」と書かれていたので、通りすがりのミクさんに入ってもらった。


自民党1 自民党2 自民党3 自民党4
「超自民党」の、本物の選挙カー「あさかぜ」と選挙運動員の皆様。
「○○選挙区から出馬の○議院議員候補××さんの演説です」とアナウンスややり取りをしてもらえる。
タイからも候補者が出ていた。(迷彩服で)
候補は「自民党公認候補(仮)」のたすきをかけて、マイクの束を持って「妹に臭いと言われますたーーー」とか主張する。
なんだか「ちゃぶ台返し」と同じ空気を感じる。
総裁室も忠実に再現。

共産党1 共産党2 共産党3 戦国乙女
民主党、日本維新の会、共産党もブースを持っていて有名議員が来もしたが、みんな真面目すぎて閑散。
自民党が一番はっちゃけていた。
総理が来るとは聞いていたが、迷彩服を着て10式に乗るとか。
共産党が滑りながらもがんばっている感じで、個人的には持ち込んだ党のお宝「蟹工船」初版や製作ノートにちょっと萌えたりもしたけど。
そして蟹工船の向かいは、パチンコ「CR戦国乙女」の試し打ちコーナーなのだった。


カレー1 カレー2 カレー3
「しげる亭特製カレー」、別名石破カレー。
自民党石破茂幹事長のオリジナルレシピによるカレー。
自民党は一体どこへ向かいたいんだ。
スパイシーだが辛くはなく、食べやすい。
骨付きの鶏はよく煮込まれていて、さっくりほろりと取れる。
ただ、スプーンしかないので、鶏をしっかり食べようとするとどうしても手が汚れる。
共産党で熱心に配っていたウエットティッシュが早速役に立った。

パイとか しょぼーんクッキー ご飯ライス 超ポーション
「かぼちゃとニシンのパイ」は魔女宅に出てきたあれのお一人様サイズ、「Bad Apple!! りんご飴」は東方project の曲名のネタで、どちらも普通においしい。
「しょぼーんクッキー」はショボーン、シャキーン、アヒャが入っていた。
焼き色がちょっとコワイ。しっとりめ、バター感があるおいしいクッキー。
「ご飯ライス」は、ご飯皿も大小のおかず皿も汁椀・小鉢も全部白飯が入った、誰もが考えるけどやらない一品。
一応ふりかけがあるので、白一色ではない。
来年はおかゆライスをやって欲しいな。
いろいろこじらせている趣きの、「ニコニコオリジナル調合超ポーション 〜暗紅たる堕天使の涙〜」も写真を撮り忘れた。
プラカップで薄暗いベリー系のドリンク、中に入っているタピオカっぽいものがホントにタピオカなのかつい疑ってしまうような、後味がなんともいえない薬っぽい感じが、HPよりもMPよりも普段用心深く隠しているイヤなノリが回復してしまいそうな。


夢枕獏1 夢枕獏2 石鹸屋
夢枕獏先生、仕事部屋を模した真っ黒なハコの中で、「キマイラ」の最新作を生執筆中。
開場2時間半の12時40分時点で、10枚目を書いていた。
すぐ隣では石鹸屋が大音響でこぶし振り上げてシャウトしてるのに。
原稿25枚(一万字)は無事書き上がり、二日目に書籍購入者に先着でプレゼントされたとのこと。


10式 偵察用バイク 高機動車
民間のイベントでの展示は初、という最新鋭戦車10式、静岡県の陸自富士学校からトレーラーでメッセに運ばれ、自走で展示スペースに入ったとか。
偵察用バイクや高機動車は自由に乗ることができる。

ブルインメット 米陸軍 パイロットスーツ
陸自の防弾チョッキ(約10kg)、空自のパイロットスーツ(あれやこれやで15kg超)、海自のライフジャケット(重量不明)など、何でも試着させてくれる。
ブルーインパルスのヘルメットも本物。
そして在日米陸軍は、オペレーショントモダチのパネル展示だけかと思いきや、アメリカ人自身が展示物だった。
「一緒に写真とりまショー、かみつきませんヨー、予防注射ちゃんとしてますヨー」と呼び込む制服の上官、ゲルマン系、ラテン系、アフリカ系ときっちりと揃えられた兵士。(休憩時間には「超踊ってみた」で盛り上がってるところを目撃)
この辺の「超2525中隊 Operation Nico× Nico」はみんなカメラを抱えて張り付きっ放しで、最後まで大混雑だった。
来年はぜひ、野外炊具1号で作るカレーで超フードコートに参加して欲しい。熱烈に希望。


整備 ミンティア 永久ボール
ニコニコ技術部では車を整備してみたりとか、光るミンティアを作ってみたり。
いろんなパーツや動きを駆使してひたすらボールを運び続ける永久システムは、レゴマインドストームで組まれている。

きもちわるい動き バリバリマシン タコメータ
「アメリカ陸軍の4足ロボットのきもち悪い動きだけをコピーしてみた」とか、「マジックテープ財布のバリバリいう音をずっと聞かせることができるマシン(メーターつき)」とか、タコメーターと残量メーターをつけてみたトイレットペーパーホルダーとか、意味を考えたら負け。
発想の勝利と言っていいのかどうかわからない作品に、レゴはむやみやたらと似合う。
というか、レゴ使いって、必ずどこかで発想の道を踏み外していると思う。


東武 京阪 超新品川
東京メトロも東武もがんばってグッズを売り込んでいるのに、京阪も阪急も張り切って来てるのに、西武は超やる気なし留守番一人きりの温度差。
JR九州なんか、真ピンクのかりゆしウェアを着てピンクの沖縄支店限定のSUGOCAを売り込む熱烈ぶりだというのに。
(写真は残念ながら失敗……)
しかしスペースが限られるとは言え、メトロはもっと大規模にグッズを持ち込んでもいいと思った。
どの路線もキャラが立ってる(某擬人化作品はおいといて)からどんなグッズもいけるし、ホームでおなじみの路線図ポスターとかも売ってるはずだし。(まだ商品にしてない広域の方欲しい……)
そんな中、京急は天然でレベルが違う上に、大人気だった。
リアルに品川駅の隅にある業務用ホームである「新品川駅」(職員や一部のファンによる愛称)に、「超新品川駅」の駅名表示を作って設置してしまった。(超会議期間中限定)

主任さん スライド ごっこ
そして、運転主任さんである。
京急の超職人軍団、神レベルの逝っとけダイヤを実現するまさに神、KQクオリティの要である。
「キャーシュニンサーン」である。
メットの青い帯は運転主任のしるし。
主任さんの仕事振りを、ナマの主任さんに聞けるうえに、観客が舞台上で主任さんに扮し、本物の運用マニュアルと無線を使ってやり取りを再現する、「運転主任さん『ごっこ』」が展開される。
素人にくるくると主任さんの制服を着せる手際さえ、連結を繋ぎ外しさせる手際のように鮮やかで速やかで澱みない。
無線はナニ言ってるのかわからないくらい音が割れているが、「大体普段もこんな」だそうな。
シュニンサーンとかナニ言ってるのかわからない、という方は、KQクオリティとか運転主任とかでぐぐってみるといいかもしれない。


TRPG 囲碁 将棋
超ゲームエリアはやはりビデオゲームが多いが、アナログゲームも盛況。
Magic: The Gathering のようなTRPGはもちろん、ボードゲーム「汝は人狼なりや?」の簡易版「ワンナイト人狼」、ポーカー、麻雀まで。
超囲碁・超将棋は別枠で。
プロやインストラクターレベルの人たちはホントに頭の回転が速いと思う。
テレビでは漫然として見える対局も、生で見ると一瞬であれこれ考えて一手に集約しているのが伝わってくるような気がする。

ロデオマシン サイレントバイオリン ギター
ここでは何でも体験したもの勝ちだが、さすがにアメリカ製ロデオマシンは勇気が出なかった。
難度が5段階あって、女性は1か2、男性は3か4、とのことだが、5を希望して3秒で振り落とされる勇者が続出。
YAMAHAの電子楽器の体験コーナーは存分に楽しんできた。
ギターもピアノもドレミレベルだけど、触れるとわくわくできる。
この辺はもうすっかりアナログと同レベル、ある意味アナログを超えたり、全く別物に進化して久しい。
そして、ここの楽器の中で唯一いじれます、とかろうじて言えるバイオリン。
音がいいいいいい!!!
軽いし、弾きやすいし、弓も(木ではなくカーボンファイバー製。)持ちやすい。
音がいいせいか音程も取りやすく、運指がスムーズで、自分の腕が格段に上がったような錯覚にひたれる。
データがあればカラオケもセッションも思いのまま。
しかも誰にも聞かれない、ひとりの小宇宙。
欠点と言えるのは、外に音を出すにはアンプとスピーカが要るのと、アナログに戻ったら下手くそさにまたへこむだろうということか。
でも惚れた。
気がつくと真剣に次の代のPCとどちらを優先しようか秤にかけていて、困る。

セグウェイ1 セグウェイ2 セグウェイ3
一時は90分待ちとかだった、セグウェイ。
1日目16時になっても60分待ちだったが、もうこの時間ならいいか、と並んだ。
最初の半周くらいはスタッフが手を添えて乗り方を教え、様子を見てくれる。
大丈夫と判断されたらもうひとり立ち、直感的に乗れるのを売りにするだけのことはある。
本当に体重移動だけで動いていく。
コースに4人いるので、衝突が怖くて前にしか進めなかったが(基本運動音痴なので……)確かに自転車よりも簡単かもしれない。
そして意外とスピードは出る。
気がつくと結構前傾していて、つまり結構なスピードで走っていたようだ。
時間制で、5分くらいでタイムキーパーがサーキットのように「あと1周」のボードを出す。
止まったことがないことに気づき、また緊張したものの、止まりたい、と思って体重移動するとちゃんと止まった。
本当によくプログラミングされている。
今調べたら、基本モデルが ¥748,000 かー。
いや、買わないし、買っても日本国内じゃ公道を走れないけど。

1日目終了 夕景
食べる時さえスタンドで、立ちっぱなし歩きっぱなしの一日だった。
でもまだ見足りないほど充実のイベントだった。
人を選ぶのは間違いないけど。
ニコ動の世界は広いから、わからないネタも山ほどあったけど。
そして、ネットの世界は現実にはありえないことだらけで脳がとても喜ぶ場所で、比べたら現実なんかと思うことも多いけど、やっぱり見て触って作り上げられる現実の手ごたえは体が喜ぶ。
巨大な箱庭で遊んで、へとへとだけど元気になって、見る現実世界の夕景はとてもきれいで無限大。