時々日記。


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2013/03/30/Sat    あと一日ぃぃぃ!

早く週休に入って4月1日「ご帰宅」したぁぁぁぁぁい!!!

いろいろ回復アイテムを駆使しすぎて、寝そびれてる。
横になればすぐに眠りに落ちるのはわかってるんだけど。
「アムステルダム 杭の上の街」
(ヘルマン・ヤンセ 著 堀川幹夫 訳 鹿島出版会)
面白い。

上と同じだけの杭が埋まっている街と言えばヴェネチアが有名だが、アムステルダムもそうなんだなぁ。
泥炭地帯を干拓して作った土地だから、当然と言えばあまりにも当然だった。

江東ゼロメートル地帯もわりと近い感じで、昔住んだ14階建の団地はこの高さと同じ長さの基礎が地中に打ち込まれてるんだよ、と聞かされた記憶がある。
中央区の佃島も墨田川の中洲だから、ものすごい長さの基礎杭が固い深い地盤まで打ち込まれている。
そんな場所ばかりに住んでいる身が、杭の上の国に興味を持ったのにも縁があるやら無いのやら。

2013/03/29/Fri    「水族館イワシに迫る危機『緊張感を』マグロ軍団投入へ」

http://www.asahi.com/national/update/0326/NGY201303260016.html
朝日新聞デジタル【半田尚子】
最近、名古屋港水族館(名古屋市港区)のマイワシがたるんでいるらしい。渦状になってえさを食べる「マイワシのトルネード」が売りの黒潮水槽なのに、群れから離れ、はぐれてしまう。穏やかな環境に慣れたマイワシに活を入れるため、28日に天敵のクロマグロ15匹を投入する。

 日本近海を流れる黒潮をイメージした水槽は、高さ5メートル、幅14メートル。体長20センチほどのマイワシから、1メートル以上になるサメやマンボウまで、自然界で共存している魚が泳ぐ。

 黒潮が流れる海は沖合で、マイワシが隠れられる岩陰などがない。そのため群れをつくって大きな魚から身を守る。水槽でも群れで泳いでいたが、最近、隅の方を1匹で泳ぐマイワシがいることがわかった。

 なぜ緊張感のないマイワシが現れたのか。担当の小串輝さん(46)は「『どうせ自分たちは食べられない』と気づき、油断しているのではないか」と話す。




クロマグロ15匹って結構多そうな気がするが、一体どれくらいのマイワシを食べるんだろう。
動物園の草食動物も、野生では立って寝るものもごろんと横になってしまうそうだから、危険がなければ生態は変わるのが普通なんだろうと納得できる。
それを言葉に表現されると、すごく面白みが出るのがまた面白い。
ヒトも天敵が現れたりしたら、いろいろ変わるんだろうなぁ。
(「進撃の巨人」は未読)

2013/03/28/Thu    超忙しい。

今週は週休返上。
一番慌しいポイントへ突っ込まれた。
どうせ便利屋、何でも屋だ。

休憩時間だけは鬼になって死守。
……しきれなかった。
無念。

一勤務で2万歩くらい歩いている。
体力確保のため食べているので全然痩せない。
というか、気を抜くと低血糖で震えだすので、飴とチョコ常備。

昨日・今日がピークとか。
ホントだな!?
次の週休まであと4日ーーーー!
ヽ(`Д´)ノ



そして、リモコンは今日も見つからない。

2013/03/27/Wed    見つからない。

TVのリモコンがここ数日見当たらない。
心当たりをずいぶん探したので、部屋がなんとなくきれいに。
(この相関関係がわからない人はきっと幸せ)

この狭い家の中で、用途に限りのある物品が一体どんな厄介な場所にもぐりこんだというのか。
失せもののまじないをやってみた。
(はさみを立てるとかではない)

……見つからない と出た!
マジか。
(いや、まじないなんだけど)

本体でチャンネルは変えられるけどうっとおしいし、第一リモコンはケーブルテレビの受信機の専用品で貸与品だ。
もしもこの家の中にないとしたら、ルートは一つ。
よく置くワゴンの上から脇のゴミ箱の中にでも滑り込んで、そのままくくって出してしまったとか。
しゃれにならない……
お願いだから出てきて……

2013/03/26/Tue    羊を掘り出す。

ウェールズでは大雪で大変なことになっている、というニュースを今、見た。
藪の上に積もった深い雪を、男性が必死で掘っている。
動物の足をがしっと掴んで引っ張ったので、天然冷蔵庫に埋めた枝肉?
と思ったら、

生きた羊だった。

はぐれて大雪に埋まる羊が相次いでいて、犬を使って探し出しては救出しているとのこと。
雪の上に無事出されると、弱っているふうもなくぴょこぴょこ跳ねている。
首まですっぽり雪に埋まったヤツもカメラが捕らえていたが、表情はきょとんとした感じ。
いくらウール100%を着ているとは言え、羊って強いな。

2013/03/25/Mon    ごろふくれん・へるへとあん・ポレミート。

何の呪文だ、コラ。

19世紀初頭の出島のオランダ商館長は、ことあるごとに愚痴を書いている。
来る船がどれも「ごろふくれん」ばかりを大量に積んでいる、これは日本では不人気で売れない。
でも持ち帰っては往復の費用の無駄になるだけだから、安くしても売らなくては、と。

「ごろふくれん」はオランダ語で grofgrein 呉絽服連とも単に呉絽とも書かれた毛織物らしい。
ラクダ毛、粗剛な羊毛、ヤギ毛などを用いた平織り、とあるから、結構ごつそう。

「へるへとあん」という単語も出てくる。
ベルベットのことかと思ったが、全然違った。
やはり生地の名前である perpetuaan の日本語表記で、火事装束が国立博物館に現存する。
綾織というからごろふくれんよりはしなやかそうだが、名前は丈夫で長持ちの意を込めた「永久」だし、火事装束に使うくらいならそれなりにごついんだろう。

その他、おそらくは主に毛織物をさすであろう単語が頻出する。
本国の政変のために、17年もの間小さな出島に留め置かれた商館長ドゥーフの回想録だ。
凡例に、著者の注は日本人には無用のものが多いので訳者の注に置き換えた、とあるが、現代日本人に難解なこれらの語が全然解説されていない。
こういうものを読むのはこれくらいは常識な研究者やディープなマニアばかりだとでもいうんだろうか。
にわかだってAmazonで手に入る限り読むんだ。
オランダ語表現重視の癖ありまくりの文と、このような難解な単語さえ何とかなれば、波乱万丈事件だらけの回想録はヘタなドキュメンタリーより遥かにおもしろい。

「ポレミート」はついにGoogleさんもお手上げだった。
表記の揺らぎを思いつく限り試してみたが駄目。
ネットの調べ物は手軽で絶対情報量が圧倒的に多くて便利なことこの上ないが、無限大では決してない、意外と地平は近いことを実感させられる。
この上どう調べればいいんだあああ……

2013/03/24/Sun    かりんさんのひさびさ。

本を読んでいたら、突然かりんさんがじゃれついてきた。
本についている栞紐(スピンともいう。平織の紐)が獲物。
確かにかりんさんは昔から、紐が大好きだったが。
今までにも栞紐のついている本なんて山ほど読んでいたと思うのだが。

遊びに関してはココアさんに譲るようになってしまったかりんさんにとって栞紐がなんのスイッチになったのかは謎だが、本を振り回してみたらココアさんを押しのける勢いで、ものすごく久しぶりに本気で追いかけ始めた。

どたどたと。
重い足取りで。
猫のくせに。
いっそダイエットしろ、これで。

しかし、ヒトの方が持たなかった。
500ページ以上あるハードカバーの「スイス・ベネルクス史」は重い。
手が攣った。
痛い痛い痛いいたい。

この栞紐、昔バイトの関係で箱いっぱい(多分5000本くらい)手に入れて、同人方面でいろいろ使っていたのだが、さすがにもう使い切れないと多分4000本くらい処分してしまった。
今あれば、かりんさん用のねこじゃらしを作れたかな……

2013/03/23/Sat    眠すぎる。

12時間寝て、起きた。
猫どもと一緒に食事して、また6時間寝てしまった。
まだ眠いが、生活に支障をきたすのでやむなく起きた。

同じ「暖かい部屋」でも、エアコンってのはかなりストレスになってるんだなー、としみじみ感じながら惰眠する春。
ご飯皿が空っぽでも、絶対にヒトを起こさず一緒に寝っ転がって待っていてくれる猫らに感謝しつつ、お詫びにちょっとだけいい缶を開けたりする。

2013/03/18/Mon    火事。

HARUシティの売り子に行って、寄る年並みにちょっと判断力怪しくなりながらも無事帰ってきた、昨夜。
うだうだと猫を愛でていたら、空気がそこはかとなくきな臭く。

家の中には火の気はないと確かめて、消防車の鐘の音に気がついた。
ヘリの音も聞こえる。
上空から指示か、報道か。

とりあえず外に出て、煙や火の粉が飛んでいないことを確認、空気ははっきりきな臭いが大丈夫と判断して風呂に入った。
ヘリが何機も上を飛んでいる。
前に家のすぐ裏で火災が起きたときも、すぐに飛んできたっけ。
震災のあと、遭難者の音や声が聞こえない、やかましい、飛ぶな、と言われていたのを思い出す。
ついでに地下鉄サリン事件の時、見たこともない数の報道ヘリが一日中頭の上を飛び交っていたのを思い出す。
(思い出すたび、聖路加まで見にいったー、と興奮していた馬鹿弟を張り倒したくなる)
現代の日本では、ヘリの音が災難の象徴なんだな。

朝のニュースで、3棟全焼を知った。
暢気に風呂に入ったのは、果たして正解だったんだろうかと、爆睡明けの頭で考える。
疲れていたから判断力は甘くて、面倒だったのは確かだ。
時間帯が少し違えば、強風でもっと広がったかもしれない、下町の木造密集地帯。
江戸時代の昔から、ここでは火事は自分が用心していても降りかかってくる。



そして……えーっとー……

■日本、決勝進出逃す…プエルトリコに1―3
(読売新聞 - 03月18日 09:31)
 野球の国・地域別対抗戦、第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は17日(日本時間18日)、米サンフランシスコのAT&Tパークで準決勝第1試合が行われ、日本(2次ラウンド1組1位)はプエルトリコ(2組2位)に1―3で敗れ、2006年、09年大会に続く大会3連覇を逃した。

 プエルトリコは初の決勝進出。19日(日本時間20日)の決勝は、プエルトリコと18日(同19日)に行われる準決勝のもう1試合、ドミニカ共和国(2次ラウンド2組1位)―オランダ(1組2位)の勝者が対戦する。



今年もWBCは始まってからずっと見るのを避けるようにして、あとでニュースで見ていたが……
今朝テレビをつけたらうかつにも中継中のTBSで、多分先制点を取られたところだった……
またか……


最近のマイブームの加熱ぶりからいけば、決勝進出はオランダを応援するところだろうが……
これはきっと負けるな……


追記:やっぱり負けた…………

2013/03/15/Fri    寝ぼけている。

うっかり、豆乳のお茶割りを作ってしまった。
薄い、どっちつかずの味。
ハーブリキュールを加えたら起死回生マジックでカクテルになんないかな、とか頭をよぎったが、あと一歩のところで踏みとどまった。
やっぱり、人間寝ないとだめだ。
3日間で睡眠約4時間というのは無謀すぎたかもだ。
寄る年並みでただでさえ寝ないと持たなくなってるし。
年をとったら睡眠時間が減るはずなのに、変だ……

読む本が多すぎる。
ほぼ毎日、アマゾン(含マーケットプレイス)から本が届く日々。
今日は「スイス・ベネルクス史」、昨日は「ドゥーフ 日本回想録」、明日は「講談社オランダ語辞典」。
あー、山手線を5周くらいぐるぐる乗りっ放しながら、本読んでいたい。

でもとりあえず寝る。
樹液シート2枚ずつ足の裏に貼ってから。

2013/03/14/Thu    ローマのペテロはアルゼンチン人。

新法王が超スピードで決定した。
法王名はフランチェスコ1世ってことで、アシジか、イエズスか、と思ったら、イエズス会の方ですか。
イエズス会って大手だけど……教皇の騎士、(対プロテスタント)防波堤、とよく言われて、戦う修道会とか宣教師ゲリラというイメージがある超アクティブな会派だ。
(戦国時代の日本に熱心にゲリラしすぎて、鎖国に至った原因――おや、タイムリー)
な……なんか、アリエナイと思っていた、マラキ予言の最後の一文通りの
(2月12日日記参照)

「大いなる試練のうちに羊たちを司牧する」っぽいビジョンが浮かんできたぞ。

それはいいけど、「体力に限界を感じ」て座を降りた前法王と、9歳しか違わないのか。
9年後はまたコンクラーヴェか、それとも「恐るべき審判が人々に下され」終わりか。


書かなかったから意味ないけど、内輪での予想が当たった形になった。

・予言を意識してとは言わないけど、ローマ出身者の線は薄いねぇ
・ましてや「ペテロ」を名乗ることはないだろう
・国際化、多様化はずっと重視されていて、ポーランド、ドイツとイタリアから離れつつある
・濱尾枢機卿がご存命だったら候補くらいには挙がったかなあ
・日本は信者少なすぎる、ムリゲ
・まだいきなり黒人や東洋人というのも抵抗がありそうだ (人種差別の意味はない)
・カトリックの多い白人(含混血)の国というと、南米
・ラテン系移民だね、ある意味ゲルマン人より抵抗なさそうw (人種差別の意味はない)
・(世界要覧南米編を見る)おおお、ほとんどカトリックの国ばっかで候補絞れないw
・枢機卿のリストは上がってないのか?
・とりあえず大国でブラジル、コロンビア、アルゼンチン?

という感じ。

イタリア系の方だそうなので、地球を半周してある意味またイタリアに近づいたと言えなくもない。

2013/03/12/Tue    充実レシピ。

手軽なレシピ集が見たいと言ったら、このページを薦められた。
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/family/recipe/menu/today/index.html
海上自衛隊だ。
前にも和食レシピで検索したら引っかかったっけ。

確かに和洋中華と多彩で数は多すぎず少なすぎず、内容は懲りすぎず、見やすい。
カレーだけ別枠で、しかも充実してるのが大変自衛隊らしくてイイ。

2013/03/11/Mon    肉を食え。

なんだか、医者から再三肉を勧め続けられている。
確かに最近はあまり食べていない。
魚っぽいものを少々、時々鶏肉、さらに時々豚肉。
牛肉とかほとんど食べなくなった。

血液検査は優良そのものだし、一応元気だし、むしろいいと思ってたんだけど。
ベルツの人力車夫の実験でも、肉より米のほうが持久力が保てると結果が出たけど。
でも、加齢で皮膚もたるんだり乾いたりしているから、ちょっとその辺を補えたらいいかも。
とりあえず店内の石窯で焼いたパンがおいしいフォルクスにでも行ってくるか……

――と言いつつ、今日もチョコとポテトをむさぼりつつ、オランダの歴史の勉強。
ジャガビーうめぇ。
出島で商売していた200年間、どこかと戦争をしていない時の方がはるかに少なかったんだな。
というか、ヨーロッパは古代から第二次大戦が終わるくらいまでずっと戦国時代のようだ。
いまさらだけど、拡大鏡で覗き込むように1国を中心に詳しくみていくと、しみじみそう思う。

2013/03/09/Sat    見るトリップ。

太陽系惑星の軌道を描いた動画。
he helical model - our solar system is a vortex

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0jHsq36_NTU



さらに銀河の中を走る太陽系。
The helical model - our Galaxy is a vortex

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=C4V-ooITrws



頭ではわかっていたつもりのものも、こんな風に視覚化されるとやはり気持ちいいトリップ感が楽しめる。

これもすごい。
スケール遊びはよくやったが、つながるとおもしろい。
ニュートリノより小さいほうに延々スケールだけが続いていると思ったら、最後に量子の泡と宇宙ひもが出てきたところが、トリップ感最高。。
Scale of Universe
http://scaleofuniverse.com/

2013/03/06/Wed    赤ちゃん堤と猫堤。

幕末に黒船が来て開港を迫られて、技術力の差に慌てまくった幕府は、オランダに軍艦を注文する。
その船ヤーパン号(日本で咸臨丸と命名)が作られた造船所は、キンデルダイクという場所だった。
キンデル kinder は子供(または赤ん坊)、ダイク dijk は堤防。
なんとなく、船が生まれる造船所だからつけた地名かと思っていた。

司馬遼太郎さんの「街道をゆく オランダ紀行」(朝日文芸文庫)を読んだら、そうではなく、赤ん坊が丸い板に乗せられて流れ着いた、という伝説があったそうな。
その板には猫が1匹一緒にいて、赤ちゃんが寝返りを打って傾くのをあちらこちらとバランスをとって赤ちゃんを守っていたとか。
なんだか、ほのぼのメルヘン。

猫はオランダ語でカット kat といい、ほど近くにカッテンダイク Kattendijk という地名もある。
この地名に由来するカッテンディーケ Kattendijke という名を持つ人が、完成した咸臨丸を日本に回航してきた。
つまり赤ちゃん堤で生まれた船を、猫堤さんが連れてきたというわけで。
なんというメルヘンな史実。

ただ、この猫堤さんは、メルヘンどころか結構破天荒な人だったようだ(日本人の価値観的に)。
船は夜半に長崎に着いた。
猫堤さんは「世界に二つとない美しい港」と感動する。
反面、夜中には何も起こらないと安心しきっている日本人の目を覚まそうと考えた。
そして、暗闇の中で、大砲を2発放った。
町は大騒ぎになり、周囲山のの見張り小屋の明かりが一斉に灯り、猫堤さんはさらに美しいその光景に見惚れた――
(参考:日経BP社「オランダ 栄光の”17世紀”を行く」)

紅毛人も黒船で押しかけためりけん並みじゃん、と言いたくなる話だが、この猫堤さんことウィレム・ヨハン・コルネリス・リデル・ホイセン・ファン・カッテンディーケ氏は、日本の海軍の育ての親と言える人だ。
19世紀のオランダ関係もいろいろ面白い。
まだしばらく、この辺の時代から帰ってこれそうにない。

2013/03/05/Tue    諏訪湖。

CSはなんでこんなに横溝正史が好きなんだろう。
今回は日本映画専門チャンネル、77年の横溝正史シリーズ「犬神家の一族」。
なんでと言いつつも、流れているとつい見てしまう。

正直、物語的には可も不可もない作品と思っているのだが、モデルが諏訪の町や当地の財閥片倉家なので、主に背景を楽しんでいる。

このTVシリーズで印象的なのが、オレンジ色の夕景とともに流れる茶木みやこさんのEDテーマ「まぼろしの人」だと思う。
いつもながらきれいだなー、と見ていて、この夕景の湖が諏訪湖だと気がついた。
ロケ地の上諏訪から撮った岡谷方面に沈む夕陽か。
諏訪には結構縁とこだわりがあるのに、こんなことに気づくのに35年もかかるとか。

と、見ながら考えていたら、また諏訪に行きたくなった。
初めて行って、全面結氷した湖の上を歩いたのが今頃だった。
片倉館で風呂入って、北澤美術館でドーム(ガレより好き)のランプ見て、諏訪湖を見つつお茶して、湖畔の定宿でワカサギ食べて「真澄」飲みたい。

2013/03/04/Mon    1人8役とか。

勤務に入るときに、指定された担当の他に2つ、様子を見てくれと言われた。
言われた。確かに。
人手がない日は、兼任は日常茶飯事だ。

始まってみたら、この時間はあっち、次はこっち、と呼ばれる呼ばれる。
行く先々で、ここもかい?と言われ、ここも!?と言われ、終いにはどこにでもいるねぇ!と言われ。
(いちいち放送で指名されるから全体に丸わかり)
終業時に数えてみたら、8つくらいの担当を右往左往していた。
(厳密にはそれ以上だけど手を出しても当然な程度だから数えない)

個人攻撃的なレベルで荒い人使いされた気がする。
すき間扱いか、すぐやる課か、それともなんか試されているのか。
スキル評価期間はとっくに終わったぞ。
とりあえず、自分の能力的には死ぬほど充実させられた。
暇をもてあますよりいいけど。

この冬は、駆けずり回った日はカップ甘酒で休憩するのがマイブーム。
弁当にしたひなちらしと桜餅も(゚д゚)ウマー。
推定気温1〜10℃(場所による)の職場、早くあったかくなれー。