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2008/08/31/Sun ガタケット100に参加。
夜も明けきらぬうちに東京を出発し、越後川SAで朝食にした。
朝食セットもあるけど朝からカツカレーとか、小千谷そばとか、わっぱめしとか。
「イタリアン」とか。
ちなみに、新潟でいう「イタリアン」とは、やきそばにミートソースをかけたモノのこと。
味は……
……混ぜる意味わかんなぁい。
そしていよいよガタケット100開催。
感涙にむせびながら、開催の挨拶に臨む代表。
感動とともに開場――と、思ったら、まだ早かった。
<アムロ>ここは、どこだ?
<シャア>(略)ガタケット100が開かれるんだよ(うろ覚え)
<アムロ>(略)こんなにうれしいことはない……!
「ガタケット100、開催いたします。」
開場宣言から声が聞けるとは思わなかった。
初参加ガタケットは、記念イベントとあってものすごい人出。
うわさの「正午の時報ゴッッドシグマ みんなで手拍子」も体験した。
お祭り騒ぎは楽しい。
……右隣がいつもどおりIさんのスペースなのはいいとして、左隣にコミケットがいるのは何の罰ゲームだとは思いつつも。
「ぽっぽ焼き」なる新潟名物の屋台が会場外に出ていて、Iさんが買ってきた。
「1000円分と言ったらこんなにあった」
と、30本。
細長い黒糖蒸しパン、といったところか。
独特のもちもち感がある。
3人で10本ずつ……食べきれる……? と思ったが、案外食べきってしまうものだった。
写真は1本を比較の500円玉とともに。この下に29本入った包みがある。
トークライブ1回目は屋外ピーカンの炎天下。
音声は即売会場内にも流されているが、池田さんの声がちょっと聞き取りづらい。
どうやらこの1回目の方が声優になったきっかけ、過去の仕事のエピソードなどなどフリートークメインだったようで、こちらを生で見られなかったのはちょっと残念。
サークル参加だから仕方ないのだが。
そして、トークライブ第二部の模様はこちらへジャンプ。
2008/08/29/Fri エリザベスカラー、来る。
ココアさんの舐めはげが治らない。
毛皮はきれいなもので、ただのお手入れしすぎと思っていたが、長引いて化膿するのも心配なので、ついに病院へ連れて行った。
熱を出したり、涙目になったり、かりんさんよりはるかに通院回数が多いが、相変わらず臆病なココアさんは、終始ぶるぶる震えている。
体を縮めて逃げ腰なので、足の傷を診てもらうのも一苦労。
今日の体重はそれでも 4.92kg、手足が細く骨の目立つ痩せ型なのに、そんなにあるのか。
傷口の表組織と毛を採って検査してもらったところ、寄生虫も菌もないとのことで、やはり舐めすぎらしい。
とはいえ、このままではいつまでも舐め続けて治らないので、エリザベスカラーを着け、抗生物質とステロイド剤で治すことになった。
(ステロイド剤には賛否両論あるが、長期にわたって投与し続けることが副作用の原因で、短期間にガツンと使う分にはヒトでも猫でも問題ないと考えている)
初カラーのココアさん。
ただでさえ臆病で神経質なのに、顔に大きな異物。
泳ぐように手で掻き、取ろうとするが、取れるはずもなく、あちこちぶつけつつうろつき。
こんなものにも慣れるものだろうかと心配になるが、装着して4時間、なんとか食べ物を口にしたので、少し安心する。
2008/08/28/Thu 貴重な写真。
ここのところ甘えっ子なココアさん、ちょっと甘えたくなったがヒトはPCにかじりついていて、かまってくれないと判断したらしい。
それで代わりに、寝ているかりんさんの首根っこを抱いて舐め始めた。
うとうとかりんさんも、気持ちよく撫でられて、そのまま仲良く寝ていたようだ……
この二匹、仲が悪いというわけではないが、微妙なライバルっぽい緊張感がある。
だから、寄り添った図は大変珍しい。
デジカメだと、起動音でココアさんが飛び起きてかしこまってしまうので(だから彼女の寝姿を撮るのは大変難しい)、起動に音の出ない携帯電話のカメラで、撮影に成功した。
が、ケータイのカメラは、起動は静かだが、シャッター音がやたら大きい。
撮ったとたんにかりんさんが目を覚まし、自分が触っているココアさんの顔にびっくりしたようだ。
「なんであんたがここにーーーー」
という顔で飛び起きて、いつもの微妙な距離感に戻ってしまった。
せっかくの多頭飼い、いつも仲良しならいいのに、とも思うが、こういう間抜けたシーンもなかなか。
2008/08/27/Wed せ、世界配信……
ワールドコンは、一応「世界レベルの」イベントなので、その開催がTVや新聞でニュースになるのも恒例のことだが。
今年は岸和田で、「TVのワールドコンレポートに映ってた」と数人から聞かされた。
正確には、ネット配信されたTV映像。
ついさっき、それを見たのだが……
映ってる。同行者と二人、ばっちり正面から撮られてる。
あうあう。
救いは、.swfファイルに何かかましているらしく、簡単には保存できないようになってるということか。
でも、は、早く消して……orz
2008/08/26/Tue 呆けてられない。
さっさと大会の荷物を片付けて、次に移らねばならない。
今週末は新潟へ。
これで8月がやっと、というか、もう、というか、終わる。
あ、コミティアの申し込みしなきゃ……
ヲタク活動は終わりのないマラソンだ。
2008/08/25/Mon プラス1日、なんとか帰宅。
二日間、いつもよりみっしりスケジュールの大会を無事終えて、打ち上げも振り切って、東京へすぐさま帰るはずだった。
寄り道せずに新大阪みどりの窓口、すんなりと最終ののぞみの指定をゲット。
しかし、直後に「遅延」の情報が入る。
というより既に遅延し続けており、ついに止まったというアナウンス。
なぜ何も言わない、みどりの窓口。
その上、JRの出す情報は、いつもながら「再開のめどは立っておりません」の一本やり、まるで当てにならない。
1) このまま指定ののぞみを待つ
2) 来た列車の自由席に飛び乗る
3) 梅田駅に戻って高速バス
4) どこか宿を取って情報を見極め、明日切符を買いなおす
のぞみの発車予定時刻を過ぎてなお1時間逡巡した後、切符を払い戻しに行った。
その窓口で、高速バスはもう満席であると知らされる。
この日はスーパーコミックシティ関西の開催日であった事を思い出した。
難波まで戻って23時、古なじみのビジネスホテルに飛び込む。
深夜になったが、久しぶりの難波千日前から道頓堀の界隈を、散策することにした。
夫婦善哉で有名な法善寺の不動明王に翌日の武運を願ったり、
太鼓を残して太郎が旅に出てしまった「くいだおれ」の店前でため息をついたり、
すっかりきれいになってしまった道頓堀のリバーウォークを歩いたり、
ドンキホーテの楕円観覧車を見上げつつ次こそは乗るぞと決意を固めたり、
したのち、「和民」で大阪中の屋台が「これは違う」と言いそうな、いか焼と豚平焼を食べてホテルへ帰る。
あけて今日、朝食の腹ごなしがてらJR難波駅のみどりの窓口まで出向いた。
今日も静岡は断続的な雨で列車はまだ遅れている、新大阪始発は下りの便が届かないことで運休になる可能性がある、山陽から乗り入れる便なら確実に新大阪に入線する、という情報を仕入れる。
人柄か、職場の違いか、新大阪に比べて余裕があるからか、こちらの係員は親切だった。
ジュンク堂にはまりかけたり、道具屋筋にはまりかけたり、
大会会場現地で食べそこねた岸和田名物「かしみん焼き」という、かしわ(鶏)とミンチ(牛脂のこま切り)を具に使ったお好み焼き状の食べ物の店がなぜかここにあるので食べられてラッキー、
と、うっかり観光に走り、すっかり後泊気分で、好転していたらいいねー、と新大阪に出た。
果たして指定を取ったのぞみは、定刻どおり入線、難波駅の窓口担当に感謝しつつ発車。
午前中発の列車はかなり遅れていたようだが、状況はよくなっているようで、初め「120〜150分」とアナウンスされていた遅れが、「100分」「90分」「60分」と短くなっていく。
「120分以上の遅れになったら特急料金が払い戻されて夕べの宿代がチャラになったのに」と言いつつも、途中停車もほとんどない順調な走行にほっとした。
周りの乗客も同様か、みんな余分に飲食物や本など持ち込んで落ち着いている。
結局東京駅着は1時間7分遅れになった。
腹をくくって状況が落ち着くまで待った事は、
いつ発車か、いつ着くか、と、とげとげしい夜行新幹線で消耗せずにすんだ、
前夜きちんとベッドで寝られたので体力が維持できた、、
あらかじめ情報を集める時間と余裕ができた事で冷静になれた、
ついでに岸和田名物はじめ、ちょこっと後泊観光ができた、
と、選択としてはよかった気がする。
当初予定より16時間半遅れて自宅着、ヒトはポジティブになる事で災難も楽しめるが、一番の心配は猫だ。
シッターさんが最後に世話をしてから30時間、予想通り猫のご飯皿はきれいに空っぽだった。
ご飯を山盛りにして、おもちゃを振って、変わりない猫の寝顔にやっと日常に返る。
2008/08/24/Sun 二日目、楽しく大会終了。
朝から雨。
岸和田城を眺めながら朝ごはんできたらいいね、と言っていたが、諦めてさっさと会場入りする。
二日目の今日は、間近に迫っただんじり祭りの決起集会兼新しい地車(だんじりの山車)の入魂式が、同じ会場のホールで開かれる。
SFファンとは目つきも体型もまるで違う若い衆が続々と集まり、やがて勇壮な太鼓が4階にまで響いてきた。
SFファンでも地元の者は、あの音を聞くと「ああっ、行かねばっ!」と、うずうずしてしまうらしい。
相変わらず、外を出歩く暇も、企画を見に行く暇さえない、「高い金払って何しに来ているの」とよく言われる時刊新聞社だが、ネタの方から来てくださることがある。
今回も、岸和田名物『だんじり』の形をしたまんじゅうやおかきを差し入れとしていただいたり。
アニメ顔の着ぐるみの「なっちゃん」が、わざわざ大道芸を披露しに来てくれたり。
なっちゃんはジャグラーで、ディアボロ(おわんを二つ繋げた形のコマを、2本の棒に通した紐で回して操る芸)に挑戦したが、着ぐるみの視界は狭すぎるようで、なかなか成功しない。
代わりに風船で、プードルやくま(しかも指輪仕様)やホットドッグを、手袋をしているにもかかわらずすばやく鮮やかに作り上げていった。
拍手。
なぜか毎年のように担当が巡ってくる最終号は、毎年恒例、星雲賞など各賞の発表号。
例年通り「今大会の活動を終了いたします」の文字を入れて、急いで印刷、閉会へ向けて最後のプログラムが進行する大ホールへ、手に手に新聞を抱えて数人で向かう。
大会閉会式の時間が読めないのでいつもあせる時間だが、今回は各賞発表の後に、ゆっくりと星雲賞授賞式が行われていて、久しぶりに閉会式を見ることができた。
星雲賞の今年の副賞は、特注とかいう、大振りの、お好み焼き用の「へら」だった……
あれ、暗黒星雲賞じゃないのか……(暗黒星雲賞の副賞は毎年「何か変なもの」とされている)
星雲賞って、海外の短編と長編部門があって、世界SF大会(来年はモントリオール)で授賞式をちゃんとやるんだよな……
輪島塗のお盆とか、火星の土地の権利書とか、副賞に感心されることもしばしばなのに、来年は「へら」なのか……
閉会式から吐き出される参加者に向かって、今大会最後の「時刊新聞でーす」の声を張り上げ、全ての新聞を配り終えたら、全員で「ありがとうございました!」で締めくくる。
いつもの終了の儀式のようなものだが、感慨にふけるまもなく、編集ブースを片付けて帰らねばならない。
会場備品の返却時間が迫っているので、大急ぎ。
全て片付けたら、淡路島(多分)の彼方へちょうど沈んでいく夕日が、全てをねぎらってくれたようだった。
……と思いたかったが、大会はまだ終わらない。
「家に帰るまでが大会です。」というカットを、最終号に貼ったのは私だ。(25日へ続く)
2008/08/23/Sat 1日目、何とか終了。
朝から雨。しかも脈打つように強くなったり止みかけたりする雨。
日本の空はほんとに亜熱帯化している。
そんな中、時刊新聞社も無事業務開始。
でも、まもなくそこを抜け出して、隣のモールのケーキ屋に向かう。
用件は、注文していた某社員の誕生日ケーキ。
「バースデーケーキ 3日前までに予約」と書いてあるのを、前日に飛び込みで、しかもウェディング用生ケーキのような大きさで注文したが、お店の人はいい人で、朝からケーキに入れる名前や年(笑)などいろいろと確認しつつ作ってくれたようで。
#本人は主役になるのが嫌いでジタバタしてたけれど、楽しい誕生日になりました。
#ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
#そして、今後も何かできればいいなと。
例年通りばたばた走り回ったり、原稿にかじりついたりの1日だったが、やはり集中力が落ちていると感じるのは、ふと作業の間が空いた時、そのまま一服気分でほっこりしてしまう時。
前ならタテノリのまま突っ走ったろうにと、事あるごとに年を感じる今日この頃。
今年はホールで開催する大会にしては珍しく、夜9時を過ぎてもプログラムが進行している。
それでも8時を回ると、大会外の企画や夕食で、外に出てしまう人も多い。
全面ガラスの窓外に広がる暗闇と、静まり返った通路に、妙にまったりした、夜通し企画の明け方のような空気が流れる。
ちょっと好きな空気だ。
そろそろ片付けて、駅前で小宴会でも――と思った矢先に、大スコールが来た。
4階とは思えないほど大きな音を立てる雨と、廊下の片面一杯に広がるガラス窓の向こうを左右に走る稲妻。
本当に、今日の雨は、脈打つようにくるくる変わるのだった。
これから外へ出なきゃならないのにー、と重い気分でのろのろ片付けているうちに小雨になって行ったので、不幸中の幸いだったが。
2008/08/22/Fri 岸和田入り。
日本SF大会、今年はだんじり祭りを前にざわざわしている大阪府岸和田市で行われる、DAICON7。
前日セッティングに、浪切ホールへ入る。
き、きれいなんだけど、最近の建物はバブリーなデザインコンセプトから抜け出せていないというか、もうちょっとシンプルでもいいんじゃないかとか、それはいいとしても地下駐車場へ入る道に、意味不明なクランクがいくつもあるのはどういうわけか、とか。
しかし、すぐそばにダイソーまで入っているショッピングセンターやホームセンターがあるので資材調達には事欠かないとか(2日きりの大会でそんなに必要はないだろうけど)、ある意味では恵まれた立地。
ショッピングセンターのエレベータの中に、大会のポスターを見つけて、ちょっと固まる。
これを見てくる人は、どんな人だろう。
そんなところで、今年も苦心惨憺のレイアウトやら、すっかり恒例になってしまったLANセッティングやら(電源コードが足りなくて、早くもショッピングセンターのお世話になった)をなんとか済ませる。
そしてわれらがリソグラフは、今年もさらに進化した最新鋭機。
高速モードがさらに早くなり1分間に180枚、USBケーブルでPCと繋いで、直接印刷できたり、LANでプリンターも繋いで1枚ならプリンター、印刷ならリソと使い分けられたり、カラー写真のデータもきれいに網掛けして出力してくれたり、と、とても凄くなっているらしい。
ヒトの方が使いきれるか心配だが、とにかく明日から2日間、「耐久テスト」とも呼ばれる酷使に投入される。
がんばれ、リソグラフRZ777(と、RZ630)。
2008/08/21/Thu 出発。
時刊新聞社社員のひとりの車に便乗して、6人で大阪へ。
まだ新作シールは影も形もない。
明日の晩までに完成できるかなー。
2008/08/20/Wed やっぱり呆けている。
冬の申込書作成を、カットと振り込み以外済ませた。
夏の返金があるのでこれを、忘れないうちに、つまりこの申し込みで使ってしまいたい。
が、探せど探せど払出証書が見つからない。
旅行前に住所氏名を書いて、「帰ったらすぐ使うからわかりやすい所へ」置いた記憶があるのに。
同じコトを正月にもやらかしている、この学習能力のなさはどうよ。
まだ旅行荷物とコミケ荷物が散乱する居間を、片付けつつ、捜索する。
床がきれいになったころ、何度も見直したはずのウォールポケットの底から無事発見。
が、しかし。
必要部分は切り離したものの、まだあと4ヶ月間は捨てられない申込書冊子本体が、今度は行方不明に。
これまた探せど見つからない。
払出証書の捜索直前に短冊を本体から切り離したのだから、妙な所へは置かないはずなのに。
あの大きな冊子は目に付くはずなのにと、纏めたばかりの本や紙の束を何度もひっくり返す。
まさかと思いつつ、玄関の紙ゴミ置き場を、雑然と突っ込んだ新聞紙や空き箱をまとめ片付けながら、ひっくり返す。
…………あった…………
ご丁寧にホッチキス針まで抜いて、居間を片付けつつ放り込んだ不要紙の中に混ぜていた。
多分、頭のどこかが前回の冊子と勘違いしていたんだろう。
幸いもう書き終えているから、見つからずとも惨事には至らなかったが、この判断力の低下はやばい。
思いがけず整頓された居間に、これはお掃除の神様の仕向けたことかといぶかしみつつ、しかしこのやり口は心臓に悪いのでやめてくださいと手を合わせつつ、前回の轍を踏まぬよう、注意を払って書類を確認。
まだ一番苦手なカットが完成していない。
あー、朝日が昇った……
2008/08/17/Sun 3日目。
めちゃくちゃ涼しい上に、風通しの良い西のシャッター付近と、いい条件が重なったため、1日目とは打って変わって快適な1日だった。
頭も(多分)しっかりしてたし。
しかし、涼しすぎて汗もかかず、しかも夕立でいっそう涼しくなった中を恒例の打ち上げ焼肉店に入ったところで、冷房の直撃を受けて弱りかける。
焼肉の火でなんとか持ち直したと思われたが、そこでいい気になって火を消したところにデザートのアイスなぞ食べてしまったので、さらに冷房に弱り、そのまま凍え半分で帰宅。
そして、夏だというのに、空調なしで窓を締め切った部屋で、長袖を着て毛布に包まっている。
なんだか極端すぎる。
猫はいつも通り、帰るなりご飯を要求して付きまとい、満たされると寝室へ同居人と寝に行ってしまった。
うーーーーむ。
2008/08/16/Sat 中日。
ちゅうにち、ではない(いや、その読みでも同じ意味になるけど)、なかび。
同居人は通院、猫も私も病院に行くネタを持っているが、雲行きの怪しさに見合わせる。
昨日から3日間、コミケと同日程で、富岡八幡宮の三年に一度の大祭が行われているが、それよりは体力温存、と家で過ごす。
予想以上の天候の悪化に外出しなくて正解と思いつつも、昔なら突撃していたんだろうなーと寂しくも思う。
2008/08/15/Fri 1日目。
開催中、繰り返し他人と交わすのは、年取った、暑さが堪える、体力がなくなった、と老化を嘆く会話ばかり。
ちょっと朦朧としてもいたかもしれない。
昔なら、テンションの底上げで何とかなっていたはずなのだが。
とにかく、汗を流して寝る。
というか帰宅して20分、同居人はもう沈没している。
2008/08/06/Wed 5日はまだ終わらない。
午後1時半、乗り継ぎの L.A. に到着。
日本は既に日が変わって6日だが、 L.A. は時差16時間、まだ5日だ。
精神的にも、実に長い1日になった。
案の定、L.A.到着は遅れた。
が、乗り継ぎ便までは2時間近くあるし大丈夫と思っていたのに、まず入国審査が(例によって)長蛇の列。
次に手荷物引取りが遅れに遅れる。
さらに乗り継ぎ便のチケットカウンターが恐ろしく遠く、最近の新しい空港ならトラムか新交通システムで移動する距離を、荷物を引きずって歩く。
チケットカウンターは、最近e-チケットだのイージーチェックインだの、いろいろサービスが増えているが、そのせいでカウンターの使い分けが却って煩雑になり、広いロビーを右往左往する羽目になる。
手荷物検査は厳しく、靴まで脱いでチェックされるのに、係員が少なくゲートがひとつしか機能していないので、また列を成している。
そして、出発ゲートは一番遠い端。
これらマーフィーの呪いとしか思えない条件の積み重ねで、結局ゲートに着いたのは予定時刻30分後、当然、飛行機は行ってしまっていた。
昔ならもう少し待ってくれたかもしれないが、空港が混雑する一方の昨今、乗り継ぎ便が玉突き式に遅延を被っている余裕はない。
加えてコンピュータで乗客管理が楽に、正確にできるようになったので、乗りそこねた客は少しの手続きで次の便の空きを待つリストに載せられる。
そんなわけで、次の便のゲートで待機していたわけだが、名前を呼ばれることもなく、便は満席になって出発してしまった。
待機のままの客らは、また次の便のゲートへ移動する。
この便になんとかもぐりこんで、かろうじてL.A.で1日足止めは免れた。
出発は午後9時、2時間のフライトで午前様にはならないですみそうだね、と言っていたが、時差を忘れていた。
1時間進んで、到着は12時を1、2分回った時刻に。
デンバーの手荷物受け取りは玄関口に近い棟で、LAXと違い、地下鉄で移動できる。
そして、コンベアに乗って出てきた荷物が……段ボール箱が二つ、大破していた。
クレームをつけるも、壊れ物注意の処理をしなかったこちらにも非があるということで、別の段ボール箱をもらって中身を移し替えるに留まった。
シンガポールの国際線では無事だったのに……
そうして時間が過ぎる間、深夜というのに、引き取り手を待つ荷物がいつまでもコンベアを回り続け、やがて止まったコンベアから降ろされて、通路に並べられた。
迷子なのか、取りこぼされたのか、気になる……
そして、とにかくやっと宿にチェックイン。
それからデンバー観光の情報収集(遅い!!)。
先は短いのに、やるコトだらけでまた寝不足になりそう。
とりあえず、リポGを10本持ってきてよかった。
2008/08/05/Tue 時間切れ。
土壇場で雑然とした私事が押し寄せてきて、結局入稿を諦めての旅行出発。
なんか、もういろいろとぐだぐだのままで。
旅行準備もぐだぐだ。
相変わらず時計の電池を交換し忘れて、また空港で買う羽目になったり、同行者は携帯電話のローミングデスクを訪ね歩いてロビーを彷徨ったり、アーミーナイフを預け荷物に入れ忘れて出国ゲートに向かってしまってあわてて郵便局へ引き返して自宅へ送ったり、それを見送って先に手荷物検査を通った私は眠気覚ましのドリンク剤をバッグに入れていたことをすっかり失念していて、その場で飲み干すことになったり。
昼の突発豪雨の影響か、機材が届かず、届いても夏休みとあってめったやたらに多いちびっ子客にもたついたか、最終的に離陸が丸1時間遅れたり。(乗換えがあるので遅れは怖い)
こんなに子供だらけの機内は、始めてみた気がする。
私の前の座席なんぞ、3席とも子供。(お母さんはさらにもう一人の子とともに通路を挟んだ席に。)
機内では子供は、大人に後でゆっくり食事をさせるために先に食事が運ばれるが、子供の数が多すぎて、大人客全体の食事の準備が遅くなった気がする。
これだけちびっ子だらけだと、普通ならさぞかし喧しいだろうが、エンジン音にかき消されてさほど気にならない。
加えて夜のフライトなので、ひとしきり満腹して機内が暗くなった後はみんなあっさりお休みに。
夜の便の思わぬメリットかも。
ところで、ななめ前の金髪の女の子が持っている、「虫歯菌のコスプレをしたA・オリゼー(三ツ又付き)」のぬいぐるみが気になる。
いや、あるのは知っているが、どこを観光して来たの、お嬢さん……
2008/08/01/Fri 8月に入ってしまった。
まさかここまできてまだ原稿をいじっっている羽目になるとは、ちょっと予想外だった。
成田の郵便局の場所は把握しているから、最悪出発日の昼まで……
いや、それより前に仕上げたいけど。
最大の難関、表紙(一枚絵苦手……)が立ちはだかってるけど。